僕が警備員を辞めた理由

今回は、僕のようなブラック人材が
行きつく先はどう定めたらいいか、
ヒントのようなものを語ります。



きっかけは、SNSでの投稿。



職歴がたくさんある、短期離職癖が
ある、空白期間がある、仕事の軸は
定まっていない。



気にしやすい気質の私みたいな似た境遇の
人は、最終的にどの雇用形態のどんな仕事に
落ち着いたのがとても気になる。



というものでした。これに対するレスを
少し紹介します。



初めまして。転職たくさん40代。今パートですが、
やはり派遣に戻ろうかと思っています。飽き性の
私には派遣という働き方がベターな気がしています。




10以上の職歴があります。今は障害分かって、
ビルメンテナンスの会社で契約社員、現場が
たくさんあって1人でもくもくと掃除です。




お客さまとのやりとりはちょっとで
仕事自体は1人マイペースに出来て
私にはピッタリ。



起業やフリーランスへ進んだ人も。



かくいう僕も、最初の転職それも
Uターン転職で失敗し、引きこもりに
近い状態になっていまいました。



ぶっちゃけ、かなりのブラック人材です。
過去記事「引きこもりからの脱出」を
どうぞ。



そんな僕でも警備業界は受け入れて
くれました。就業のハードルが低いと
いう、事情もあったでしょう。



そこで僕は経験を積み、クライアント側
からの評価を得るまでに。



しかし、警備業界にだんだん居場所を
見いだせなくなったのです。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
を最後に、僕は警備業界と決別します。
約１０年、お世話になりましたが。



上記ＳＮＳ投稿を見ても、非正規でも
なんとかなっている、という意見が多数。
正規雇用で活躍している人もいます。



僕のようなブラック人材になると、
正規雇用で働くのは、難しい。
３０代になれば、なおさらでしょう。



しかし、非正規雇用であっても
みんな食いつないでいる。そして
そこそこ満足している。



それはなぜか。



自分に合った居場所を見つけたからに
他なりません。転職は、自分の居場所を
捜す旅なのです。



過去記事「非正規雇用という生き方」で
記したように、非正規ならではのメリット
を活かして、生き延びる。



または、非正規の弱点をある程度カバー
できる環境で、生き残りを計る。



警備も大手でない限り、雇用の不安定
で言えば、非正規と大差ありません。



建前上、正規雇用であっても
入札に負け、干されてしまう可能性も
なくはない。



但し、警備業界でも会社や上司に恵まれ
居場所を見いだせられたらラッキーです。
年金が出るまで、勤められるでしょう。



結論を言えば、ブラック人材になっても
何とかなる。



正規雇用は難しくても、非正規でも
生き延びる道はあるということ。



そのためには自分を知り、自分に合った
居場所をみつける。



僕は警備業界に１０年従事し、居場所を
見いだせなくなり、非正規公務員の職に
就いて、１０年が経とうとしています。



この先、自分の居場所として相応しく
ありつづけるのか。必ずしもそうとは
言い切れない。



だからこそ、別の生き方の実験を続けて
います。本ブログもその活動の一環です。



これまで生きてきて、実感するのは縁の
大事さ。チャンスはチャンスの顔をして
いない。



これはパスだな、と思っても一旦思い
止まって、アプローチしてみる。



僕は警備業界を脱出する時はまさに
そうでした。アルバイト求人に応募した
のがきっかけです。



ブラック人材になってしまうと、世間の
風当りは強いですが、捨てる神あれば
拾う神あり。



必ず、自分の居場所はあるのです。



良くないのは、自暴自棄になって
居場所に気づかなくなってしまうこと。
自分は、運が悪いんだ。



しかしブラック人材になったからと
いって、運まで悪くなったわけじゃない。
自暴自棄は、運を損ねます。



たとえ非正規でも、自分に合っていて
続いており、心身の健康を損ねなければ
成功です。



このロシアンルーレット社会で
生き延びるのだけでも大変なのです。
居場所を見つけた貴方は偉い。

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