今回は、警備で培えるスキルについて
転職で役に立つものはないか、という
話がテーマです。
結論から言えば、ポンコツとの
向き会い方を知っている。
責任者は言うに及ばず、何らかの
形で後進を指導するなら、経験した
人はいると思います。
これが警備以外の仕事ならどうなるか。
警備なら最悪干すという、処遇も
可能ですが
そうでないなら、過剰に相手を詰める
鬼畜な行為に出る人がいます。
言われれば言われるほど委縮してしまうし、
言われ過ぎて緊張し、思考が停止して
さらなるミスを招く。
ストレス発散で、部下に当たっている
ようにしか見えない。大人のイジメ。
これを読んでいる皆さんは、ポンコツ
部下を干すということはしないはずです。
なんとかして使えないか。できる事を
見つけて業務に貢献できないか。
責任者なら、このミッションを避けて
通れない。
これ、途方もなく忍耐の要る行です。
ストレス発散で、相手を詰めた方が
どんなに溜飲が下がることか。
この忍耐の行が、転職でも武器になる。
ただ、どうやってアピールするか。
警備に限らず、労働集約型の仕事を
知っている雇い先なら、現場を回す
ことの大変さが分るでしょう。
僕は持っていませんが、指導教育
責任者という資格からも分かるように
指導して育てるというミッションを
こなしてきた。これをアピールする。
新規現場の立ち上げなど、絶好の
アピールです。立ち上げの修羅場は
警備に限ったものではありません。
現場が立ち上がっても、ポンコツ隊員で
機能不全になるところをカバーした。
大体、警備隊に1人はいるものです。
酷いケースになると、2ポスト分
面倒を見なくちゃいけない現場もあり。
そこまで行かなくても、ブラック部下に
煮え湯を飲まされることもあるわけです。
部下の落ち度を尻拭い。
これらの体験は、職務経歴書に明記
せずとも、面接で具体的なエピソードを
語らずとも、醸し出せるのでは。
もっとも、有効にアピールできるなら
表現した方がいいです。但し相手が
警備業務の大変さを知っているなら。
ちなみに、僕が今の職場に転職する際
面接で、聞かれたのは施設警備2級
検定と
カテゴリ「暗中模索編」で職業訓練に
行っていた時、取得した資格(2電工・
危険物乙四・2級ボイラー)でした。
施設警備2級検定は、何をする資格
ですかと聞かれ、現場で隊員の指導を
行うリーダーです、と答えました。
現場で警備員を使う仕事ですが、
過去の仕事上のアピールはしません
でした。それでも伝わったようです。
どんな部下でも見捨てないで指導する。
責任者ならではの苦労ですが、警備から
転職で、役に立ったりします。
もちろん程度次第で、指導の範疇を
超えて、クライアント側に被害が及ぶ
可能性大なら、会社人事が動くべき。
しかし会社人事は、大きな事案でも
起こさない限り、動きたくないのが
本音の様です。
但し大きな事案になれば、途中契約
解除、下手をすれば損害賠償まで
行く恐れがあります。
そこをぎりぎり踏みとどまり、水際で
食い止める責任者。ゴールキーパーの
如しです。
または、リードを守り切り試合に勝つ
守護神たる野球のクローザーか。
そう、戦で言えばポンコツを含め
全員を安全に撤退させる「殿」
(しんがり)なのです。
戦で殿は、誰だってしたくない。
自らが組織の為に犠牲になるの
ですから。
警備の責任者は、その犠牲を自ら
買って出るような役割なのです。
面接では、自分は殿を務めて
きました、そんな顔をしていれば
よろしい。明言しなくても。
ポンコツと向き合い、なんとか使え
ないかと葛藤し、トラブルにならない
かとヒヤヒヤする。
そんな冷や汗をかいてきた貴方は、
もっと堂々としていいのです。
ポンコツと向き合ってきた忍耐は、
いつかどこかで報われるもの。
そう信じて、転職に臨みましょう。
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