今回は僕の経験を基に、杜撰な
労務管理を行う警備会社は避けましょう
という話です。特に地場中小警備会社。
杜撰とは、物事の行いがいい加減な様を
意味します。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社での出来事。
同カテゴリのB社で、僕は隊長のパワハラに
耐えかね、地場中小警備会社C社に転職するも
そこも地獄の一丁目。
僕が配属されたのは、地元商業施設の
駐車場管理室。3畳ほどの小さな詰所
でした。
自己愛的人格障害の隊員が、上記現場を
支配しており、来る隊員来る隊員
モラルハラスメントの餌食に。
僕は三か月余りで緊急脱出よろしく
辞めたのは、上記が第一の原因です。
しかし、それ以外の第二の原因も
あったのです。それを紹介します。
駐車場監視室の勤務シフトは、早出・
中出・遅出の3つ。
早出:8時〜20時
中出:11時〜20時
遅出:11時〜24時
早出と遅出がメインで、中出は土日祝の
臨時増員のようなもの。
遅出は公共交通機関が使えないので、
バイクなどの手段が要ります。
僕が辞める一か月ほど前、同僚の一人が
辞めることに。
彼はバイク通勤で、遅出にも対応して
いました。
C社が新しく配属する隊員は、遅出に対応
できないと言い出した。
彼は県外から引っ越してきて、親戚の家に
身を寄せている。バイクなどの手段を持たない。
アパートを探して引っ越すまで、遅出は
できないというもの。
一方、職場を牛耳る自己愛的人格障害の
隊員は、歩いて通勤できるにもかかわらず
遅出を拒否し、僕に押し付けた。
この時点で、退職を決めました。
いつ新人が、遅出ができるかあてに
ならない。
これまでの経緯から、C社の言う事は
信用できないことは分かり切っています。
面接の時は、某公共施設への配属を言った
にも関わらず、入社直前に話が変わる。
求人票に書かれている、社会保険は誰も
加入しておらず、交通費支給もなし。
後で突っ込むと、社会保険は入社後半年
経過した、希望者のみ。交通費は給与込み。
苦しい言い訳にしか、聞こえません。
さらに、バイク通勤という個人の資産に
フリーライドして、公平な労務管理を
しない。
C社は、遅出ができる隊員を配属するか、
自己愛的人格障害の隊員に、遅出を命じる
べきだったのです。
遅出ばかりになると、体調の維持が困難に
なるのは見えていました。
一方、駐車場警備で立哨している隊員にも
監視室勤務を勧めましたが、誰も希望しない。
バイクで通勤している隊員もいました。
自己愛的人格障害の隊員に、支配されるのは
まっぴら。これが本音でしょう。
個人の事情で、勤務のしわ寄せをくらうなら
バイクを持っている損です。
いわゆるブラック企業あるあるでした。
このように、ブラック企業は個人の
リソースを搾取して、杜撰な労務管理を
行います。
地場中小警備会社で働くなら、労務管理の
チェックは必須。求人票の内容については、
面接時に確認しましょう。
僕がうかつだったのは、最初の話を反故に
してきた時点で、気づくべきだったのです。
約束を守るかどうか、これも要チェック。
この教訓から、使う側が胡散臭いと疑われる
なら、積極的な情報開示はしない。バイクを
持っていても、持っていないと言うのが無難。
これで採用されないなら、その方が良かった
のです。情けない話そんな処世術が、有効に
なってきます。
これは派遣などの非正規労働者も事情は
似ていて、事務方でExcelの技能に長けて
いるとわかると、他の人との負荷格差が。
それでいて、給与は変わらない。
能ある鷹は爪を隠す、が最適解かも。
悔しいのは、個人特有のリソースを用いて
業務に貢献しても、待遇に反映されない。
最後に、労務管理が杜撰な組織は
他の対応も杜撰です。コンプライアンスも
適当でしょう。
面接で、我が社は一流みたいな
大言壮語する会社も要注意です。
求人票について、しっかり突っ込みましょう。
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