今日もお天気最高〜w キャンプ場に出発ですw
さて、昨日の日経新聞に気になる記事が。
非化石化電源(原子力・再エネ)44%義務化
30年度、電力小売りに
要約すると、2030年度に電力会社に対してCo2を発生させない電源、つまり、再生可能エネルギーと、原子力発電というモノの比率を44%にすることを義務化する、とのことですw
確か経産省が定める2030年度における再エネ比率は22〜24%、原発比率は20〜22%ですので、単純にコレを合計した感じですが、義務化する、という点が今回のミソのようです。
ご存知の方も多いと思いますが、現時点での実績値としての再エネ比率は15%、原発比率は2%の合計17%ですので、コレを後12年かけて44%に持っていきましょう、というお話ですねw
原発にはこのままスタックしてもらう予定なので、再エネがけん引して40%以上の数値を叩きだす必要がございますので、我々再エネ発電家は引き続き緊張感持って、1Kwでも多く発電し、需要家の皆さんに買っていただいて、日本の、いや世界のゼロエミッションに貢献していく必要がありますね。皆さん、頑張りましょうw
さて、この記事を読んでちょっと引っかかったのが、原発って本当にゼロエミッションなのでしょうか?
あんな巨大な設備を作るのにどれだけのエネルギーが掛かるんでしょうか?大型トラック何台分で資材を運ぶんでしょうか?運んだんでしょうか?もちろん、トラックは排ガスをガンガン撒き散らかしますよねw
それと、廃炉の部分も、ダンプカー何台分の廃材が出るんでしょうか?こちらも排ガスまみれのはずですw
また、核のゴミ箱も、なーんにも決まってませんよね。全国に約60か所も散らばっている使用済み核燃料を処理するゴミ箱を作るのに一体どのくらいのCo2を撒き散らかす予定なのでしょうか?地下何百メートルにゴミを保管する必要があり、相当に大規模な処理施設になるはずですw さらに言えば、そのゴミが無害化するのに10万年かかります。この処理施設を10万年も維持管理していくことになるのですが、そのエネルギーは一体どのくらいになるんでしょうか?1年間のエネルギーを見積もったとして、ソレかける10万年分です。皆さん、いいですか、10万年分ですよ、10万年分w
最後にもう一点。ゼロエミッションの大きな目的は地球温暖化の防止、と理解しています。地球の気温が上がり、海水温度も上がり、氷山が解け、海面上昇、異常気象、生態系の崩壊といった現象を極力防ぎましょう、という取り組みです。
でも、でもですね。原発って、海をガンガン温めているって、皆さん、ご存知でしょうか?
超高温になった原発を冷やすのは海水です。超絶に沸騰しまくった原子炉を毎日毎日、海の水で冷やして稼働させているということで、海をガンガンガンガン温めているということは、小学生でも容易に想像できますw
現に、稼働中の原発の周りの海域は冬でも熱帯魚が生息したり、巨大なアワビが出現する等、生態系も破壊されているというお話はよく耳にしますよねw
うーん、コレ、本当にゼロエミッション電源と言えるんでしょうか?
賢明なる読者の皆さんに置かれましては、原発というモノは一体何なのか、冷静に見ていただけていると思いますが、もう、経産省をはじめとして、政府は言うコトやるコトめちゃくちゃですw
皆さん、立ち上がりましょう!
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恐ろしい年数がかかるんですね…
東電の方の寿命は、きっと10万年以上あるんでしょうね。ちゃんと最後まで管理してもらわないといけないですからね
太陽光発電、私も2機目に挑戦します
微力ながら日本を安全な電力で支えます^ ^