長い間読んでいなかったのですが、アニメ第四期をきっかけに、漫画の方も、将軍暗殺編、最新刊まで読みました。あまりにも心に響くものがあったので、二度も読んでしまいました。
本格的な作品の核をもいえるクライマックス長編に突入しましたね。
私の下手な感想ごときでは収まらない、感想を書くにも言葉が思い浮かばない、そんな心に響く作品でした。
フィクションを混ぜつつも史実に忠実な部分もあり、お庭番衆の務め、侍とは何か、将軍の務め、色々と考えさせられる深い作品でした。個人的には、かなり重い内容です。うん、重い・・・でもドロドロしてはいないと思うんです。あの時代の忍者や、それぞれの立場の侍達の生き様がみれたような気がして、フィクションとはいえ、歴史にも興味を持ちました。
アメリカ人は忍者、侍が好きと聞きますが、彼らが想像している忍者や愛読している作品に出てくる忍者や侍はちょっと、違うんじゃないかないと。外国の友人と話していると、侍や忍者について変な勘違いをしている人達もいるのは確かです。私も昔の時代に生きてたわけじゃないので、知りませんが…
少なくとも、忍者、侍を知りたかったら、「銀魂」の将軍暗殺編を読め!と、友人には伝えたい!
あんな下ネタ満載のギャグを描く作者が、こんなシリアスな話もかけるとは、驚き…
長文、乱文失礼しました。
ここでは、私が心にぐっときた作中の名言を紹介します…
「いつか飲める日がくるといいな・・・
将来の事など案ずる事もない
将軍などいらなくなった安寧な国で
ただの兄として・・・
妹の入れた茶を飲める日が・・・」
<将軍茂々><56巻・光と影の将軍>
「ここでただの茂々として、そなたらと共に過ごした時を余は忘れぬ
そなたらから教わった事、余は忘れぬ」
<将軍茂々><57巻・傷>
「お庭番衆の務めとは将軍を護る事ではない
将軍の務めを護る事だ
そして将軍の務めとはその身を賭しても民と国を護る事だ」
<将軍茂々><57巻・傷>
「いつかそち達がお庭番衆になる時がきたら
いつか余が将軍になる時がきたら
共に戦えるといいな・・・この国が為に
その日を・・・楽しみにしている」
<将軍茂々><57巻・傷>
「覚悟はできている
とうの昔に顔も命も捨てた
影になる為だけに生きてきた
あの時・・・あの方に拾ってもらった、この命・・・
あの方の為に使わせてくれ」
<影丸><57巻・傷>
「主君だの王だのの為に死ぬ奴ぁ
ただのバカ者だが・・・
茂々・・・ただのダチ公のために死ぬ奴ぁ
そいつはもっと大バカ者だろう・・・」
<服部全蔵><57巻・傷>
「私は・・・何故・・・
将軍になどになってしまったのだ
私にとっては全蔵も・・・
そして、そち達も・・・
護るべき大切な民だというのに」
<将軍茂々><57巻・侍と忍>
「将軍、アイツは・・・
アンタのダチ公は死んだりなんかしねぇよ・・・
何故ならアイツにゃ
俺のダチ公がついてっからだ
将軍、アンタは・・・
こんな所で死んだりしねぇよ
何故なら・・・アンタにゃ・・・
俺達ダチ公がついてっからだ」
<坂田銀時><57巻・侍と忍>
「生きて帰るのよ
将軍と一緒に、私達と一緒に
あの江戸に・・・
みんなで一緒に帰るの
それが・・・お庭番衆である前に
将軍である前に・・・
友達が果たすべき、務めよ」
<猿飛あやめ><57巻・侍と忍>
「てめぇらしか・・・いねぇんだ
こいつが真選組の最初で
最後の依頼だ
万事屋
将軍様を頼む」
<近藤勇><57巻・依頼>
「承った
振り返るな・・・
前をみろ
俺たちゃ見ている方向はバラバラでも
帰るべき場所は・・・
同じだ」
<坂田銀時><57巻・帰る場所>
「ようやく会えたな・・・
私のお庭番衆」
<将軍茂々><57巻・万事を護り者達>
「銀魂・将軍暗殺編」は、56巻、57巻、58巻です。
その後、ストーリーは続きますが単行本ではまだ、未発売です。ジャンプでは、読めます。
↓↓↓ ↓↓↓
価格:432円 |
価格:432円 |
価格:432円 |