『宇宙兄弟』
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『宇宙兄弟』!好きな漫画の一つ。
毎回新刊が出るたびに追ってるのではなく、それなりに、ストーリーが溜まったら、コミックで、いっきに読むスタイルで読んでますので、最近、久しぶりに、宇宙への興味が再熱したので、最新刊まで、読んだ!
出てくるキャラ達が良い人達ばかりで、人間関係が素敵で、ほっこりする。
(映画やドラマや漫画でも、ドロドロな人間関係や争いが多いからね。)
作者の小山宙哉氏は、別に元宇宙飛行士でもNASA職員でもない、ずっと漫画家している人なんだけど、ストーリーがリアルで美しい。
タイトル通りに、宇宙とういう壮大な世界を題材にした作品で、主人公は、宇宙に魅せられた兄弟・南波六太&日々人。彼らが、仲間と共に困難を乗り越えて、絆を深め、宇宙の壮大さ、神秘さ、美しさ、そして感動を読者に伝えてくれる。泣ける場面はいくつもある。美しい場面だけじゃなく、もちろん、宇宙の過酷さ、宇宙飛行士のトラブルなども描かれているのでリアリティーがある。
この世界は本当に広く、地球はちっぽけで、私はちっぽけで、私の一生では、絶対に全ての謎は解き明かせないとわかっていても、宇宙に魅せられてしまう。そう思うと、自分が抱えている小さな問題もふっとんでしまいそうな感じ。
地球みたいな星は、きっと宇宙のどこかにあると思うな。
いや、地球以上に凄い星はきっとある。宇宙人も、きっといるのだろう。
むしろ、いない方がおかしい。
でも、この漫画は別に、Xファイルのように、宇宙人や未確認生物を探求する物語ではなく(研究の一環として探求しているんだろうけど)、メインのストーリーは、あくまでも、コツコツとした地道な、宇宙開発で、兄弟がその仕事に必死に打ち込んでいるというリアルな様だ。
この兄弟は本当に素敵だし素晴らしい。
私のお気に入りキャラは、弟の日々人。カッコいいし、ちょっとクールだし、出てくるとドキドキする。
兄の六太は、見た目はさえないサラリーマンな感じだけど、彼も有能な宇宙飛行士。なにより面白くてイイ人で、もちろん彼の事も好きだ。出てくると安心感がある。
現在、39巻まで発売されている。
今のところ、SFにありがちな、宇宙人や怪奇現象とかは出てこないけど、リアルな宇宙開発について興味ある人にはおススメの漫画。