『HUNTER x HUNTER(ハンターxハンター)』
〜幻影旅団の過去
〜幻影旅団の過去
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幻影旅団の過去編がヤバい泣ける...
クロロがなぜああなったのか...
パクノダはなぜあの時クロロを助けたのか...
旅団はどうやって結成されたのか...
昔からあった全ての伏線が今繋がっていく...
とってつけた後付け設定ではなく、作者は最初っから幻影旅団の過去の設定をしていたのだ。
流星街という特殊な場所...
そこで捨てられた、またはそこで生まれた子供たちの生活...
外の世界を知らないからなのか、幼い子供達は、流星街のような場所でも、純粋に真っすぐ生きてた。
前から一番好きなキャラがクロロだったけど本当に深いキャラだ。あの二重人格も理由があったなんて。
ネオンと話してた時の穏やかな好青年が本来の彼なんだろうなと思うと泣ける。
あの涙は、本当のクロロの素の涙だったのだ。
幼少期のクロロは頭がとても良かったが、性格もとても良く、優しく謙虚で穏やかで、何よりとても仲間思いだった。
パクノダがなぜ、団長の意に反して、クロロを何故生かしたかったのか、すごく共感できたし泣ける。
二重人格というか多重人格っぽいクロロだけど、サイコパス系な多重人格ではなく、あえて、クロロは色んな役を演じなければいけなかった理由が、過去編にある...
クロロは、極悪非道の悪人を演じきったのだ...
本来のクロロは、心優しい少年だった...
毎日、教会に花をもっていくような優しい少年で、常に人の為に考えて動き、とても思いやりがある少年だった。その上、クロロは、ものすごく賢かったし、とても努力家で、物覚えもすごく良かった。
学校もいけず、捨てられたもので構成されている流星街で、捨てられたものをかき集めて、コツコツを勉強をしてた。
演劇で、キャラを演じている時は、クールになったり、強くなったり、熱血系になったりするが、本当のクロロは、ただの心優しい仲間想いの少年...
みんなの前で話をするのも、緊張してしまうような少年だった。
しかし、大事な大事な友達の為なら、緊張してても、しっかりと自分の想いを伝える事ができる少年で、流星街のみんなは、そんなクロロを慕っていたのだ。カリスマ性は昔からあった。
自分ひとりではできないけど、みんな力を借りれば、すごい事を成し遂げる事ができるのを幼い頃からしっていた。
幼い友人サラサが残忍に殺害されたという残酷な出来事、幻影旅団ができたキッカケ、リーダーになった経緯..... 幻影旅団ってとっても深いな。
私は、元々、幼馴染系のストーリーに弱い。
新メンバーをのぞいて幻影旅団がもともとは幼馴染で構成されているので、昔から幻影旅団に興味があったし、好きだったな。特にクロロ。前から謎あるキャラだった。イケメンなのはもちろん。
まさか中身もイケメンだったとはね。しかも、ただのイケメンだけじゃなく、超イケメン。
まあ、極悪人でもあるんだけど。極悪人をあえて演じている。
そのギャップがなんとも....たまらないわ。
性悪説と性善説。私は人それぞれという意見だな。
元々は良い人で、しかし環境や経験が、その人を極悪人にしてしまう事もある。
クロロの場合は、性善説に当てはまるだろう。
しかし、ツェリードニヒのような奴は、性悪説に当てはまると思う。
過去に関する詳しいことはわからんが、人体解体とか、拷問を楽しんでいる事とか、それに目つきがヤバいから、おそらく作者は、彼は根っこから腐っているように描くと思う。
あと、疑問が残るのはクロロの出生かな。彼の親?は流星街出身なのか?それとも赤子のクロロが捨てられたのか?なぜクロロは捨てられたのか?見た目も性格も最高なんだが、育ちがとてもいいおぼっちゃま風でもあり、頭もとても良い。どこかの王族の落とし子なのか、見た目から言うと実はゾルデイック家の血筋なのか、色々と深いキャラだ。
ゾルデイック家のキルアの母キキョウは、流星街出身だ。
クロロとは、黒髪&出身地が同じという事以外に似ている点はないが...
もしかして、姉弟か、息子なのではないのか...という可能性も今のところ否定はできない。
そして、カルトの「兄さんを取り戻す」発言。普通に考えたら、キルア。もしくは、アルカの可能性もある。けど、彼女は幻影旅団に入っている。もしかして、取り戻したい兄は、公式で明らかになっていない兄で、クロロなのではないか?
まだ詳しい事はわからないが、クロロとゾル家は、なにか繋がりがあると思う。
今後の展開に期待したい。
ちなみに、私は、Hunter X Hunterは旧アニメの方が好きだ。
あのひと昔前の暗いノスタルジックな画質が好き。
好きなエピソードは、ヨークシンシテイ。幻影旅団が出てくる章でもある。
好きなEDは、「太陽は夜も輝く」。
幻影旅団の過去を知った今、あのヨークシンシティ編をもう一度観てみるのも一興だろう。