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ビール1杯飲むと体内はどうなる?

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仕事を終えての一杯は最高! 疲れも吹き飛びますよね。でも、ビールを飲んだあと、からだになにが起きているのかをご存知ですか?『Yahoo Health』が、ビールを飲んでからからだに起きる変化について伝えています。

国立アルコール乱用・依存症研究所のジョージ・クーブ博士の解説と一緒に、ビールがからだに及ぼす影響を、1時間以内にすぐに起きる変化と、長期間にわたってビールを飲むと起きる変化に分けて見てみましょう。

まずは、ビールを飲んで1時間以内に起きる変化から。

■1:脳に影響してどんどん飲みたくなる

ほんのちょっとビールを舐めるだけでも、気分をよくさせるホルモンであるドーパミンが出ます。そのため、もっと飲みたいと思ってしまうのです。1杯飲んだら、どんどん飲みたくなってしまうのも納得です。

■2:血糖値が下がっておつまみが欲しくなる

ビールを飲むと血糖値は少し下がります。するとふらふらして、スナックや甘いものがほしくなります。

■3:利尿効果のせいでトイレが近くなる

アルコールはコーヒーと同じく抗利尿ホルモンを阻害する働きがあり、トイレに行きたくなります。

■4:抑制が効かなくなる

たった1杯ビールを飲むだけで、間違いなく抑制が効かなくなります。クーブ博士は「1杯飲んだら、おしゃべりになって、人とのふれあいを持ちたくなります。たとえば、お近づきになってみたいと思っていた同僚のところに行きたくなるとか。だから、お酒は潤滑油と呼ばれるんですね」と語っています。

■5:体より先に心に酔いが回ってくる

お酒を飲むと抑制が効かない状態になって、大胆な行動に出てしまうことがありますよね。クーブ博士によれば、ビールはからだよりも先に、心に影響を与えるそうです。

■6:女性は男性より感情的になる

アルコールの影響が出るかどうかは、性別や体重などのいくつかの要素が関連しています。一般的に、アルコールは男性よりも女性の方が影響が出やすいといわれています。

おもに体内水分量と体脂肪率の影響から、女性の方が男性よりも感情的になりやすいといえます。

女性は男性よりも体内水分量が少なく、同じ量を飲んだ場合では30〜40%感情的になりやすいのです。女性のみなさんは要注意です。

次は、ビールを飲み続けると長期的に起きる変化です。

■1:白内障になりにくくなる

なんと、ビールが酸化防止剤の注入を促し、白内障のリスクが減るといいます。

■2:腎臓結石になりにくくなる

驚くべきことに、腎臓結石の回数は減る可能性があります。アメリカで発表された疫病に関する論文誌(American Journal of Epidemiology)によれば、1日に1本ビールを飲んでいる人は腎臓結石のリスクが40%減少したということです。

■3:心臓病になりにくくなる

ワインは心臓の健康によい影響があると話題になりますが、アメリカ化学会がビールの効果についても示唆しています。

心臓の動脈の病気を持った男性たちに約340mlのビールを1ヶ月間毎日飲んでもらったところ、心臓病のリスクを軽減する可能性があったというのです。これは、ビールの抗酸化効果や抗炎症効果のおかげではないかと考えられています。


ビールが健康にもいいなんて、お酒好きには意外な朗報です。体のなかで起きていることに思いを馳せながらビールを飲めば、いつもとはちょっと違った味わいを楽しめるかもしれません。




虫歯を放置は危険!口の中にできる【舌癌(ぜつがん)】とは?

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舌癌(ぜつがん)とはその名の通り、舌にできる癌をいいますが、原因についてはさまざまな因子が絡んでいます。しかし、中には自ら気をつけることで予防し、リスクを下げられるものもあります。それが虫歯です。虫歯が必ず癌を引き起こすわけではありませんが、虫歯も癌を引き起こす原因の一つになりえるのです。

虫歯は、小さい虫歯の間に治療をうければそれほど問題はありませんが、大きな虫歯になると穴が開いていたり歯の一部が欠けてしまいます。特に下の奥歯は大きな虫歯になることが多く、また舌の縁とこすれやすい場所です。食事や会話のたびに舌は細かく動くため、虫歯とこすれる力が一回一回は弱くても一日何度も擦れ、それが何年も重なると大きなダメージを引き起こします。


何度も擦れることで表面の細胞が変化し、がん細胞になる可能性もあります。同様に歯磨きの磨き残しなどで歯の表面がざらざらしている場合にも注意が必要です。磨き残しについては定期的に清掃をうけることで予防を心がけましょう。

また虫歯のある口腔内は決して清潔とはいえません。細菌が多いことで身体にほかのさまざまな病を引き起こし、免疫力が低下すると、結果、がん細胞への抵抗性を弱めてしまいます。


歯科検診で舌癌を見つけることができる!?
一番大切なのは早期発見です。仮に舌癌が発症した場合にも段階によりかなり予後は変化します。舌癌は内臓の癌と比較して会話や食事など社会生活にかなりの影響を与えます。広範囲の手術を行うと、場合によっては見た目でも気づかれてしまいます。


しかし、現在治療は進歩しているため、早期発見によりほとんど日常生活に影響がない治療法も行われています。歯医者に行くことを敬遠し虫歯が大きくなってしまう方もいますが、虫歯の治療や定期健診の際に異常がみつかり、早期発見となる方もいらっしゃいます。そのためにも、歯科医の定期的な受診と、早めの治療をお勧めします。




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