2014年12月18日
豚肉の栄養素の効能とカロリーを抑える食べ方
豚の肉は良質なタンパク源であり、ビタミンB1をがたっぷり含まれています。牛肉よりも低カロリーでヘルシーさらに捨てるところがないと言われるほど様々な部位が食材とされています。価格も安価なものが多く家計にも優しい食材です(*^^*)
豚肉の栄養の効能
ビタミンB1
水溶性のビタミンで、熱に弱い。調理で損失しやすいのでアリシンを含む素材と組み合わせることで吸収効率をアップさせるます。糖質からのエネルギー生産、粘膜や皮膚の健康維持に関連する効能が有り、そのため不足するとエネルギー生産がうまくいかず食欲不振・疲れやすい・だるいなどの症状が出てしまいます。疲労回復に良いとされるのはこのためです。尚、過剰摂取の心配はほとんどありません。ご飯やラーメンなど炭水化物大好きな方にぜひ摂取して欲しい栄養素です。
ビタミンB2
水溶性のビタミンで、糖質・脂質・タンパク質をエネルギー変換し、皮膚や粘膜の健康を維持してくれる効能があります。熱には強いが光に弱いので保存の容器には気をつけましょう。不足すると、成長・発育の阻害、皮膚や粘膜に炎症が起きるので、口角炎・口内炎アドの症状が出ることがある。過剰摂取の心配は無いとされています。
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豚肉の部位・ヒレ肉
最もきめが細かく柔らかい。脂肪は非常に少なくあっさりしている。厚めに切りとんかつ、ソテーに
・ロース肉
背中の中央にある肉。柔らかく味が良い。厚い脂肪はコクを出す。ヒレと同じくとんかつ、ソテー向き。
・バラ肉
三枚肉とも言われ、うまみがある。煮込みや炒め物に向いており、和洋中に幅広く使用される。
豚肉のカロリーを抑える食べ方
・豚バラやロースよりも脂身の少ないモモやヒレ、ロースを選ぶ。
・豚ロースの場合、脂肪をとり除くとカロリーを1/3に大幅カットできます。
・ひき肉やバラ肉よりもブロックなどの塊を選びます。噛むことに時間がかかるので満腹感が得られ、消化吸収がゆっくり進み体脂肪になりにくくなります。
豚肉の調理のポイント
・玉ねぎ、ニラ、ニンニクと一緒に調理すれば、アリシンが豚肉に含まれているビタミンB1の吸収をアップさせてくれます。
・中までしっかり火を通す。
*アリシン:ネギやニンニクなどのニオイの元。強力な抗酸化作用、発ガン抑制、殺菌・抗菌作用、抗血栓作用がある。コレステロール値を下げてくれる。
生で食べることのできる豚肉
SPFポークといわれる厳重な管理体制で飼育されたブタがいます。このSPFポークを使うことで豚肉のタタキやレアステーキを食べることができるお店はあります。しかし、ある特定の菌の無害化はできていますが、E型肝炎の危険性は消えたわけではありません。
美味しい豚肉の選び方
・ツヤと弾力があり、淡いピンクのものを選ぶ
・トレイや袋に肉汁が出てしまっているものは避けましょう
・脂は白いものが良い
豚肉の保存方法
通常の冷蔵保存では2〜4日。ラップでしっかり包み空気を遮断し、パーシャルでの保存でしたら一週間程保存できます。豚肉は牛肉より傷みやすく、時間が経ってしまうとくすんだピンク色になってしまいます。
豚肉と相性の良い食材
ほうれん草・白菜・ニンニク(硫化アリルがビタミンB1の効果を持続させる)・ニラ(ビタミンB1吸収の促進)。
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