この場所は、今までも何回かお店が変わっていて、あまり立地に恵まれているとは言い難い印象があります。
それでも一利起さんは長く継続して営業をなさっているので、何がいけないのか、よくわかりません。
が、しょっちゅうお店の変わる場所です。
工事している頃に通ったことがあるので、「我が家」というラーメン屋さんができるのは知っていたのですが、どうやらオープンしたようなので、行ってみました。
仙台には、いわゆる「横浜家系モドキ」はあっても、正式に「横浜家系」を銘打ったラーメン屋はなかったので、ちょっと期待もありました。まぁ、横浜家系自体が、ブームは去った感はありますが(笑
駐車場は台数がないにもかからず、駐めることが出来たのはラッキーだったと思います。
新しいお店だしお昼時なので、店内はほぼ満席。
いただいたのは「らーめん」690円。
味の濃さ、麺の茹で加減、油の量を、それぞれ指定できるのですが、注文時には特に何も訊かれませんでした。初めてなので全部普通でよかったのですが、麺も太麺と極太麺が選べるにもかかわらず、これも注文時の説明はなし。
他のお客さんのメニューを見ると、太麺もそれほど太くはないようでしたので、インパクトを狙って極太麺でお願いしました。
極太麺は7分ほど茹で時間がかかるとのこと。
「横浜家系ってどんなんだろう」と期待したものの・・・「家系モドキ」とそれほど変わりませんね
極太麺はねじれが入っていて、結構な歯応えでした。強靱な麺でインパクト大。狙い通りでした。
量は、少なめに感じました。極太麺にしたからでしょうか?
味濃いめ、油多め、ニンニク追加で、結構パンチの効いたラーメンになりそうです。
チャーシューが、最初から「ほぐしチャーシュー」みたいな、バラバラのチャーシューだったのが「」
メニュー表では普通の1枚もののチャーシューなんだけど?
例え箸で持つとほぐれてしまうくらい柔らかいチャーシューだったとしても、自分で食べようとしてほぐれてしまうのと、提供された時からすでにほぐれいているのとでは、受ける印象が違います。
他のお客さんの、いわゆる「全部乗せ」は普通のチャーシューだったので、使っているチャーシューが違うのかもしれませんけど。
店員さんは、みんな元気がよく、丁寧です。
が、何故か「雑」な印象を受けました。
開店して間もないので、まだ周知徹底されていないからかもしれませんが、マニュアル通りの対応というか、心がこもっていないような印象を受けました。
このへんの感じ方はそれぞれですので何とも言えませんが、前日にうかがった「本竈」やその前に行った「かいじ」「とがし」とは、肌で感じる空気が違いました。
いずれ時間が解決してくれる問題かもしれませんけどね。
本当の事を言えば、「みずさわ屋」に行ったものの、相変わらずの行列だったので、こちらにうかがったのでした。
この界隈はラーメン店がひしめく激戦区です。
さらにちょっと足をのばせば「麺屋 恵比寿」という超有名店もあります。
ここで生き残るには、もうひとひねり欲しいような気もします。
せっかく「横浜家系」を看板に掲げているのですから、頑張って欲しいと思います。
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