以前、「黒らーめん」「白らーめん」を看板メニューにしていた時は、さほど魅力を感じなかったのですが、現在の「とりそば」「味噌らーめん」を看板メニューに据えてからは、結構、お気に入りのお店となりました。
とは言え、場所柄なかなかおうかがいすることもできず、週末は限定メニューも評判ですが、一度も食べた事がありません。
久々の訪問となった今回は、辛味噌らーめんをいただきました。
極厚の板メンマは健在。ホロホロのチャーシューも美味しいです。ふわ葱、針唐辛子に加えて、味噌らーめんの定番とも言うべき炒めモヤシも、すでに一手間・一味加えられていて、いかにも「くろく」らしい仕上がりになっています。
麺は、白い中太のストレート麺。弾力があるもののザックリした噛み応え。スープとの相性も良く、するするいける麺でした。
そのスープですが、辛味噌の期待を大きく裏切られました。こちらの辛味噌は、いわゆるよくある辛味噌ではなく、スパイシーな辛味です。表現が適切ではないかもしれませんが、いわゆるカレーラーメン的な辛味。これは一本取られました。
期待を裏切られたからといって、落胆ではありません。むしろ、面白い
味噌らーめんに、この辛味を合わせるか?「とがし」の「赤(カラメ)」が、スパイシーな辛味になったように、「くろく」の辛味噌もカレーチックな辛味でした。最近の流行なのか、試行錯誤の賜物なのか?
さすが「くろく」、あなどれません
ところで、以前いただいた味噌らーめんは、スープが天下一品ラーメンをも凌ぐほどドロドロの固形一歩手前くらいの粘度だったと思ったのですが、今回の辛味噌らーめんはサラサラした普通の粘度のラーメンでした。
味噌らーめんと辛味噌らーめんはスープ自体が違うのかお尋ねしたところ、改良の結果、現在の姿になったとの事。
正直、あのドロドロのスープも好きだったんだけど・・・
ちょっと個性的すぎたのでしょうか?残念です。
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