と思いきや、木曜日は三福のセカンドブランド「はっちゃけ」の日でした。
はっちゃけ自体、いただいた事がないので、そのまま入店する事にしました。
「濃いらーめん」「濃いつけ麺」の看板があり、ちょっと腰が引けてしまいます。最近、ガツン系のラーメン屋さんが多いので、そっち系なのかなぁ、と少々警戒。と言うのも、量が多すぎたり、脂が強かったりして、食後に胃もたれ・胸焼けを起こす事があったものですから。
「濃いらーめん」800円をいただきました。私の心配は杞憂でしたね。
確かに「濃い」らーめんでしたが、そこはさすが三福。濃さの中にも三福の仕事らしい繊細さ、上品さがうかがい知れます。三福同様、無化調なのでしょうか、くどさや嫌味を全く感じない「濃い」スープです。
メニューには「トンコツと鶏と魚介を使って」と書いてありましたが、絶妙のバランスでブレンドされており、何か一つが突出することなく、見事にまとまっています。
麺の量は並盛りが180g、大盛が240gで、同じ値段で食べられます。丸くて白い中太のストレート麺は、適度な弾力があり、ガツン系の固すぎて租借に苦労するようなものではなく、丁度いい茹で加減だと思います。
チャーシューは厚切りのトロ肉チャーシューが2枚。こちらも食べ応えがあります。
いかんせん、丼が、径が小さく底の深い、ほぼ半球に近い形をしているので、レンゲですくおうと思うと、のみづらい形です。せっかく「飲み干せる濃いスープ」なのですから、もうちょっと丼も工夫していただいた方がよかったかな。
それと、「濃い」と言ってもすいすい食べれるラーメンなので、太麺ともあいまって大盛でもペロリといけそうです。私は自粛して並で丁度いいくらいでしたが、ほとんどのお客さんがらーめん・つけ麺共に大盛を注文していました。
週一営業とはいえ、手を抜かない、妥協しないラーメン作りの姿勢を垣間見ました。
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