「ご案内しますのでお車でお待ち下さい」との事。
しばらくして席に案内されましたが、お店の雰囲気もメニューも、結構変わっていました。
メニューは若干整理されていました。店内の壁には、震災後、沿岸部で行った炊き出しの様子がを撮った写真が掲示され、中央のスクリーンにもスライドでその様子が映し出されています。
津波の大きさを物語る悲惨な写真も中にはありましたが、そのほとんどは、ラーメンを美味しそうにすする人達の笑顔・笑顔・笑顔・・・。あたたかい食べ物は人を笑顔にするんですね。そんな事を思いながら写真を見ていたら、また涙腺が・・・
今回いただいたのは「つけ麺」あつもりで。
相変わらずの灰色極太麺は強靱な歯応え。ツルツル・スルスルとはいかず、しっかり咀嚼。刻み海苔がまぶしてあるだけでなく、香油に絡めてあるので、つけだれにつけず、このままいただいても味があるし、麺本来の味を楽しむこともできます。
つけだれの方は、こちらも相変わらず海老の旨味全開。酸っぱさと油は控えめ。それほど濃いタレではなく、魚介系の旨味をしっかり味わえます。
小エビ・刻み葱に加えて、ゴロゴロチャーシューと細メンマも隠れていました。
割りスープは、昆布と鰹で出汁を取っているそうです。確かに、つけだれ自体は薄まっても、旨味が薄まる印象はありません。いろいろ考えてるなぁ。
並・中・大盛が同額で、以前いただいた時は中でもいけたので、今回も中盛りをいただいたのですが、結構キビシかったです。「以前」のようには、なかなかいかないものです。衰えを自覚すべきですね(笑
久々の訪問であるにも関わらず、おかみさんはしっかり覚えていて下さいました。ホント、この方の接客には頭が下がります。確かに、立町に店があったときからのつきあいではあるけど。
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