その一方で、一部のマニアに絶大な支持を受けながら現在営業を停止している「味一品」のスタッフがその味を再現している、という事でも有名なお店。
正直、「味一品」はあまり私の中では評価は高くありません。
が、あれから数年経ちましたし、それを再確認するためにも食べてみようと思いました。
駐車場はありませんので、近所の時間貸し駐車場を利用せざるを得ません。でも、駐車券や、駐車場所の写メを見せると、次回から使える100円の割引券がもらえます。う〜ん、「次回から使える」というところがミソですね(笑
券売機制で、一瞬戸惑いますが、よく見ると「最強こってり」「あっさり地鶏醤油」「芳醇味噌」毎に、縦割りでバリーエーション単位の並びとなっていることがわかります。
今回いただいたのは「味一品」を再現したと言われる「最強こってり」。
店内は薄暗く、落ち着いた雰囲気で、カウンター8席程度、テーブル5席程度。
自分で好きな味に調整して食べて下さい、という「味一品」スタイルは健在で、辛味噌やら醤油ダレやら、酢、おろしニンニクが用意されています。
味を変えずにそのままスープをすすると、確かに、間違いなくこれは味一品のスープ!
今風に言うなら「ベジタポ」にひけをとらない、ドロドロで粘度の高いスープ。確かに「最強」かも(笑
右半分に醤油ダレ、左半分に辛味噌、と分けて食べても差し支えないくらいのドロドロっぷり。
実際、そうやって食べてみましたけどね〜。で、最後に左右をかき混ぜていただきました。
今にして思えば、こういう楽しみ方も「アリ」なのかもね。ラーメンって、結局決まった型がない料理なんだから。店側で完成された料理として出されるモノばかりがラーメンでなくてもいいのかも。そう思えるようになったんだから、あの頃に比べて私の意識もずいぶん変わったのかな。
麺はもちもちの黄色い中太ストレート麺。
トッピングは薄切りのチャーシュー3枚にキクラゲ、薄くスライスしたタマネギ。このトッピングも絶妙ですね。タマネギは薄くスライスしてあるので、スープの熱で火が通り、生臭くなくなっています。これが普通にスリム葱や長葱だったら、スープに負けてしまいます。メンマをやめてキクラゲが入るあたりも、スープと麺とのバランスを考えてのことでしょうか。
量的には普通か若干少なめなので、サービスのミニライスはもらっておいた方がいいと思います。このミニライス、本当にミニです(笑
でも最後の〆に、こってりスープのラーメンライスはなかなかオツなものです。
こってりスープのせいかなのか、ラーメンライスのせいなのか、結構腹持ちもいいようです。
あっさり地鶏醤油も気になりますし、壱萬屋2号店と言うくらいですから味噌ラーメンも気になります。
【このカテゴリーの最新記事】