鶴が丘の住宅地の中にあります。看板を見落とすと辿り着けない感じ。駐車場は店の前だけでなく、隣の駐車場も何台分か利用可能のようです。今回は訪問の時間帯が早かったので余裕で駐めることができました。
店内は、まさに昭和の蕎麦屋。4人掛けテーブルと、カウンター替わりの大テーブル、さらに奥には座敷もありキャパシティは十分。お冷やではなくお茶が出てくるあたり、さすが蕎麦屋。メニューを見ると蕎麦・うどん、丼物だけでなくラーメンメニューまで完備。ランチやセットメニューもあり、幅広いラインナップです。
その中から今回はワンタン麺をいただきました。700円。
混んでいなかったので、それほど待たずに着丼。トッピングは刻み葱、メンマ、チャーシュー、海苔、ナルト、ワンタン。メンマは胡椒で和えたタイプで、時々このテのメンマにあたりますが正直言って嫌いじゃないです。海苔が小さいのは清水屋と良い勝負かな(笑)。チャーシューが独特で、いわゆる今時のラーメン屋で提供される「低温処理のチャーシュー」みたいな部位と薄さなんだけど、こっちはしっかり熱が入っていて噛み応えのあるタイプ。ワンタンは薄皮の私の好きなタイプなのに肉餡はしっかり入っていて食べ応えは十分。しかも5個くらい入っていたんじゃないかな、とてもお得な感じです。
麺はよくあるウエーブのかかった黄色い細麺。よくあると言っても「はっとり」のようなイメージではなく、いわゆる昔ながらの中華そばを彷彿とさせるタイプ。麺量は普通ですが、ワンタンが多いので全体的なボリューム感は申し分ありません。
スープも、やっぱり蕎麦屋っぽいのかな?どことも似ていません。醤油が強いわけでもなく、出汁が蕎麦っぽいわけでもなく、独特な印象を受けました。出汁は何なんだろう?たぶん出汁が決め手なんだろうな。
奇をてらわず、安心して食べられる中華そばって感じです。普通のラーメンが570円だったら、絶対にワンタン麺700円はお得すぎ。さらに醤油と塩を選べるということは、ひょっとしてワンタン麺も塩を選べるのか?隣のおじさんが食べてる味噌ラーメンも美味そうだった。一時期、一部のラオタで流行った海老天ラーメンもあるし、蕎麦屋らしくカツ丼もそそられます。いろいろ目移りするメニューが多くて、再訪感を強く感じました。
11:00〜 月曜定休
仙台市泉区鶴が丘3丁目1-55
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