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2022年04月26日

M先生

しばらく、といっても10日ほど実家に連絡していなかった。
先々週の土曜と日曜に架けたが出なかった。たぶん姉と買い物か外食かだったのだろう。そうしていると電話をするタイミングを逃していた。
昨日の会社からの帰り道に電話。
父親が出た。様子を聞くと少しは歩くのがラクになったという。杖なしでも歩ける距離が増えたという。
本人にとっては杖なしで歩く量が一つの数値目標なのだろう。それで歩く筋肉が維持できると思えばいいことか。

この前の電話で言うのを忘れていたけどと続く。
M先生が死んだという。M先生は近所の医師。いつも両親が行っている医院だ。
実は子供の頃、このM先生の父親にいつも診てもらっていた。
昨年、父親が腎臓に石ができ、それに加えて痴呆のようになった時に帰省して姉と一緒にM医院に行った。M先生は痛みでパニックになってそういう痴呆のようになると言う。
そんなことがあるのかと半信半疑だったが、今思えばそうだったのだ。父親それに加えて膝関節痛で起き上がることさえできなくなった。

その帰省している数日間でM先生は2回家に来てくれた。
様子はどうかと心配して見に来てくれたのだ。そんなことしてくれる医師もいるのだ。本当に心から感謝した。
3月の下旬、M先生は自宅でもある医院で亡くなっていたという。前日まで元気だったらしい。
心からご冥福をお祈りしたい。

身体の様子。
左足首が相変わらずグラグラしているか。右足裏の痺れは全体的にマシ。足裏にゴロゴロ感を感じる。痺れが強いとこのゴロゴロ感すら感じない。
右下腿の痺れは相変わらずか。ただ押してそれほど痛い箇所は多くない。いつもは押さずにいられない感覚になる。モモ裏は先週のパルスで月曜は張っていたが今は張っていない。いつもモモ裏を掴むように揉むと痛いのだが、痛みはない。お尻の痛みも感じていない。
両手の痺れは少し強い。肘から先。これは気圧の関係か。最近また気圧の影響を感じている。
両肩が張っている。なんか新たに筋肉が付くときの感覚。左肩の働いていない筋肉に鍼を打ったので左だけなら解るのだが。左右は均等に働こうとするとセンセイが言っていた。左肩の稼働が良くなったからであれば嬉しいが。

明日から出張。翌日はFBで知り合った人たちと奈良観光。
29日から実家に帰って4日に帰京。
posted by shigenon at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月25日

神がかりな事は信じないが

土曜日のジムは鍼の時間が早いのでそれぞれ1セットだけ。
荷重が重く感じるのは木曜に筋トレをしているからか。筋肉の疲労具合で感じ方が変わるのだろう。
鍼でのパルス。改めて先週のパルスで効果があったことを伝える。と同時に足裏の外側の痺れが強いこと。それ以外は大きな不具合を感じない週だった。

改めて感心することが、打って欲しい所に打ってくれるのだ。なんか印が付いているの?とさえ思う。
それがいわゆる経絡と呼ばれるツボの部分だったら解る。そうでない骨と骨の間の奥が疼いていることが多い。爪を立てて押したくなる箇所。そういう所に何も言っていないのに打つ。
その打った後に打つ箇所も感心する。最初に打ったがため少し響く箇所がある。そこを見逃さず打ってくれる。
打つ前に人差し指で少し触れるのだが、その触れられた時に電気のような痺れを感じることがある。
それはその箇所に響いているからなのだろうが、5ミリとズレずにそこに触れる。

健常な時に行っていた整骨院。
何人かの施術師がいたが、名前は忘れてしまったが驚くセンセイがいた。裸足でそのセンセイのお腹に足を付けて腰を動かしたりしてくれるのだが、そのお腹に付けている足裏がだんだん熱くなってくるのだ。最初は温かいお腹だな程度、それが熱いくらいに感じる。
これは自分だけ感じているのかなと思った。
そこには元居酒屋Sのマスターや従業員のYちゃんも行っていた。
同じ事を言うのだ。

自分はとても現実的な人間だ、神がかりな事とかは信じない。何か理屈があるものだ。
一生懸命に治療をしているとそこに熱が溜まるということもあるのかもしれない。また神経の流れが解っていればここに打てば次にここに反応するということも経験で解るのかもしれない。
念とかも神がかりなことではなく伝えようとする気持ちが何らかの作用を及ぼすのだろう。

土曜日は沖縄から帰ってきたAさん、Mちゃん、元居酒屋Kのマスターなどが集まった。
前回は12月に集まったから4か月ぶりか。みんな元気だ。Aさん、Kマスターはもう72歳だしMちゃんも70歳だ。
15時から18時まで中華の呑み・食べ放題、それからカラオケ、そして最後はバーへ。
家に帰ると0時近くだった。
惰眠を貪り、昼寝もして日曜は掃除機をかけるくらいのことしかしなかった。

土曜の鍼のパルスはモモ裏がピクピク。2日経ちそこが少し張っている。いい感じだ。
足裏・甲の外側の痺れが強いと言って多く打ってもらったのだが、これも少し痺れが引いている。
水曜・木曜と出張でそのまま帰省。心はもう連休だ。
posted by shigenon at 08:48| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月22日

本来の痺れを想う

先週のパルス効果。パルス後右足裏の内側の痺れがほぼ消えた。
もちろんその状態が継続すれば良いが、そんな期待はよく裏切られる。ただかなり緩和している、今も。足裏の内側が緩和したから外側の痺れが強く感じる。
お尻の1本の鍼が足裏まで響いたわけだ。そのお尻の神経は足の裏内側が出口だったのか。なら、足裏の外側が出口のお尻のポイントもあるのだろう。

昨日のジム、荷重が軽く感じる日だった。
重く感じる日軽く感じる日、これが何で起きるのかは理解できていない。身体の疲れなのか。
左腕の働いていない筋肉への鍼刺激の効果、昨日はジムで触って確認をした。
働いていない筋肉は三角筋の外側から上腕三頭筋にかけて。それとその逆の内側。小指から肘までの腕頭骨筋の一部。
その辺りの筋が少し張っている。触りながら動かすと少し膨らんだような気がする。筋肉は3週間くらいで付くのだ。筋トレマシンで刺激が入らない部分をどう継続して刺激するかが課題だ。
気が付いた時に普段使わない方向に手を動かしてエアー筋トレをやろう。

いつもならお尻が痛くなるのだが、今週は一度も痛くなっていない。
今、押してみる。強く押さないと痛みは感じない。ちょっと前に書いた、坐骨神経痛がなければ本来の頚髄損傷による右脚の痺れはどうなのだろうという件。
今朝はお尻も痛くないし、歩きながら考える。もしかしたら今の状態くらいなのだろうか。
大腿に痺れは無い。モモ裏の若干の痺れは坐骨神経痛だろう。下腿の前部と外側の痺れが強い。しかし膝裏の下腿三頭筋の起点の部分も痛い。足裏外側・甲の痺れ。
やはり坐骨神経痛の影響がまだ大きいのだろうか。それを片付けないと本来の痺れをやっつけられないのだ。

今日は金曜日。またいつも通り居酒屋Qだ。
明日は沖縄のAさんが帰京しているので昔の友が集まる。Mちゃんからは15時集合と来ていた。それで鍼の時間も早くしてもらった。Aさんの脳梗塞の具合はどうなのだろうか心配だ。
posted by shigenon at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月21日

感覚神経と運動神経の連携強化

火曜日はゴルフに行った。
何の予定もしていなかった。月曜の夜に突然T君から電話があって誘われたのだ。彼とはこのブログでも何度も書いているが、受傷前から3年ほど前までほとんど毎日呑んでいたのだ。
少し疎遠になってはいるが、最近はバーに行った時に会った。しばらく止めていたゴルフを復活したと話していたのだ。
K君も誘ったという。K君は大手IT系企業に勤め、元々居酒屋Sで知り合った友人。色々と転勤していたが、今は会社を辞めて川口にマンションを買ったと聞いていた。
火曜日は元々昼から有休を取ってジムと散髪に行く予定だった。じゃあ行こう、左腕の筋肉がどう変わったかも見られるチャンスだ。

前日の深夜までの雨はあがり快晴だった。
朝から焼酎ロック2杯。これもいつも通りだ。K君がクラブを忘れてきたという。そんなところのあるK君なのだ。
左腕の働いていない筋が動いているかを感じなければいけないのだが全く忘れていた。最近のゴルフの時に書いているが、ふつうの受傷前の振り方で打てるようになった。左手が振り切れない状態の時は右手主導という特殊なでスウィングをしていたのだ。ふつうにスウィングできなくてそうしていた。それを思わないということは、左腕に何の負荷も感じていないということなのだろう。
力弱いながらもちゃんとクラブは振れ、とりあえず100は切れたからヨシとしよう。

この日は洋食屋で知り合ったお客さんの誕生日だった。
先々週も先週も合った女性。最初はママがこっちへおいでよと二人席の自分の前に呼んだのでワインを振る舞って一緒に呑んでいた。先週はカウンターで一緒に呑み、誕生日だと聞いてスケジュールアプリに入れていた。下心はない、たぶん。
それを全く忘れていた。日曜日にスケジュールを開いて気づいた。
それくらい先週の火曜日は酔っていたのか。いや、それよりも記憶が消えているという自分が悲しい。
この日は着ていったフーディさえ忘れて帰っている。
いつもはT君とそのまま呑みに行くのだが、終わって別れる。受傷した日もゴルフ後に一緒に呑みにいかずに別れたのだったなと思い出す。

日曜日にスケジュールを見たので、プレゼントとしてワインは買っていた。
ママの誕生日にも送ったキャンティ。
他の何度か合っている常連さんも来て一緒に呑んだ。ワインは1本くらいの量でやめた方がいいと解ったので、ワインをどんどん周りに注いだ。そんな火曜を過ごした。
不思議なもので、そこで過ごしている時間は痺れや痛みは全く感じていない。なんか元通りの生活だ。

昨日は穏やかに過ごした。
ゴルフ後にいつも歩きが良くなったことを思い出す。しかし今はその良くなった状態で歩けているのだ、特段変わることはない。ゴルフ後に何が変わるのかなと、今ブログを書きながら足を意識するが、やはり足首が柔らかい。足がアンジュレーションのある柔らかな芝を歩くことの効果。感覚神経と運動神経の連携が強化されるのか。
左腕の三角筋は軽く、心地よく張っている。ゴルフのスウィングで振るという動作の中では手の返しがある。ふだんの生活や筋トレでは使わない筋肉の使い方。刺激が入ったという実感がある。

さあ木曜日。
今日はジムで左腕のどこにどう刺激が入って張っているかチェックしよう。
posted by shigenon at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月18日

尻から足裏へ

いつもの週末。金曜日は居酒屋Q➝土曜日の朝からジム➝鍼➝居酒屋Q➝日曜日は家でグズグズ。
筋トレマシンの荷重はもう2年くらい変えていないか。重く感じたり軽く感じる時もあるのだが、それを極端に感じるマシンが3つ。
チェストプレス。健常な時からもそうだった。その頃は30キロなのだが、調子がいいともう一つ荷重を増やした。今は25キロだ。でもたまに軽く感じて30キロにする。
これは健常な時からそうだった。

これに反して、いつもの荷重が辛くなるマシンがある。
レッグプレス。60キロを20回×2やるが、15回くらいでやめたくなる時がある。
レッグカール。35キロを12回×2。ゆっくりやらないと意味がないのだが、勢いで脚を下げる時がある。
脚のマシンは受傷してから始めた。特にレッグカールで左脚などは荷重をなしでも曲げられなかったのだ。左脚は麻痺側、反応も鈍く筋肉もやせ細っていた。

脚のマシンが重く感じるのは何故なのか。脚そのものの筋肉というより腰を起点とした体幹のバランスのような気がするのだが。つまりはうまく身体が使えていないといったことなのかと。
チェストプレスが軽く感じる理由は不明だ。重く感じるのでなく軽く感じる時があるのだ。
この土曜日は不思議とレッグカールが軽く感じた。
この週は左腕がずっと張っていた。左肩や腕の鍼の効果で左手がいつもより使えているのではという気がする。あくまでも気がするだけだが。でもそれじゃないと張っている説明がつかない。

土曜の鍼では驚きがあった。
いつものように仰向けスタート。右脚を終わらせ左脚の鍼。左下腿の横。前脛骨筋なのか長趾伸筋なのか。一時は10センチ以上入れていた箇所。そこへの鍼が響いた。一瞬で足の親指まで雷のような電撃だった。鍼では何度も神経に響くのだが、これは強烈だった。脚が飛びあがりセンセイを蹴りそうになるくらいだった。
そして右横向きでお尻。坐骨神経痛は右だ。最初の1本、梨状筋にかなり深く。

これが響いた。といっても左脚の鍼ほどではない、ピリッと足裏まで刺激が入った。
お尻は厚みがあるので響くことはあまりない。よほど深く打たないといけないだろうし、その狙う精度も難しいのだろう。
そしてパルス。足裏まで響いた鍼に電気を送ると、右脚全体が大きく動き足裏の内側がパルスに合わせてビリビリと痺れる。かなり大きく脚は動いている。痛くはない。
梨状筋の鍼1本が足裏に響く。頭の中で坐骨神経の図を思い返す。足の裏は出口なのだ、全ての坐骨神経を通っているのか一部なのか思いを巡らす。10数分のパルス、どういう結果になるか。

驚いた。右足裏の内側の痺れがほぼ消えた。パルスに合わせてビリッビリッと感じていた箇所。
太ももや下腿は特に変化は感じない、そのパルスで刺激を感じていた足裏だけ痺れが消えた。
どういう理屈なのだろうか。鍼で響くというのは神経への刺激。パルスはその刺激の増幅と考えていいのだろうか。
もちろん神経を刺激することで変化は起きるのだろうが、失礼ながらどういう変化が起きるまでは解ってやっている訳ではないだろう。何か良い変化が起きればくらいだと思うのだが。

今現在、2日経って右足裏の痺れは緩和された状態。パルス終了直後よりは痺れがあるか。でもその前よりは格段に痺れは弱い。
パルスを始めた最初の時は梨状筋の鍼が右下腿に響き、右下腿の痺れが緩和した記憶がある。
このように効果がすぐに出ると嬉しいものだ。それが続けばなおの事だ。
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2022年04月15日

寝る姿勢

温かくなったというより暑くなったと思えば冷え込む。
昨日はそんな寒い雨の日。だが震えるほどの寒さはない。一昨日はずっと家で歩いていないので昨日の朝はなんとなく歩きもおぼつかない。
安定した状態ではない。坐骨神経痛の痛みの箇所が目まぐるしく変わる。
痛いからといって歩けないことはない。力を入れる時に痛みを感じて、それを我慢しているだけだ。

前にも書いたが、家の中で足を引きずっていても外に出たらちゃんと歩いている。
こう書いていて朝の地下鉄通路でその日の歩きを評価していた頃を思い出した。そんな前ではない、去年の11月くらいまでだったか。
1歩1歩足を繰り出すたびに頭の中で今の踏み出しや着地とかはどうかと考えていた。
右下腿の強い痺れがなくなり、それから何も考えずに足を繰り出すことに慣れてきた。全く何も考えずに歩いている訳ではないが、1歩1歩を思うことはなくなった。

その頃の強い右下腿の痺れと今と比べてどうなのだろう。やはりその頃はもっと無感覚に近いほどの強い痺れだったか。
モモ裏やモモ横もその当時は痛くなっていたが今とは感覚が違った。
ただその頃はこれほどお尻が痛くならなかった。お尻が痛かったのは前の鍼のセンセイの頃だからもう3年前か。
過去の症状は忘れてしまう。それは今も症状があるから。忘れて今と向き合うしかないのだ。

朝の通勤が終わり、会社でメールチェックやブログを書いて9時過ぎにタバコを吸いにタバコロードを歩く。
朝一番にどこか痛みを抱えた歩きであっても、会社で1時間半座って過ごすと歩き方が変わる。これが不思議だ。少し動いてさらに身体が落ち着いたら動きが良くなるということなのだろうか。
そうやって1日のエンジンがかかる。
帰りの道ではかなりラクに歩いている。そしてお風呂に入るころには、たまにだが、痛みを感じない時もある。
しかし寝て起きるとお尻やモモが痛い。この繰り返しだ。

少し感じているのが寝る姿勢が悪いのではないか。
いつも痺れている右脚を下にして横向きに寝る。何か荷重をかけるとラクなのだ。それがいいのか悪いのか。たまに右を下にすることに疲れて左側を下にするが、すぐに目覚める。
横向きは身体が歪む原因になるのではないか。
正しい寝る姿勢を調べてみよう。
posted by shigenon at 08:52| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月14日

会社をサボる

火曜日は客先から早くに直帰しジム。
左肩と腕を意識して筋トレ。意識するだけだ、動きは変わらない。何か意識するのとしないのでは効果が違うのは経験済み。
ただ何かやる気がしない。そんな時はやらなくていい。マシンを3つ端折った。
そしてこの前から行っている洋食屋へ。

軽く呑みたいのだが。飲み物メニューでコストを考えるとワイン1本を注文する方が良い。
1本空かなくても置いておいてくれるというが空けてしまう。この日もビール、そして白ワイン。昼にラーメン大盛を食べたので腹は減っていない。
このラーメン屋にはもう10年行っているがとても美味しい。受傷して入院してすぐにテレビのラーメン特集で紹介されているのを見て、退院して食べたいという気持ちがリハビリにも影響したのは間違いない。

ワイン1本が空くころになって先週も会ったお客さんが来た。若い女性だ。
先週はワイン1本を振る舞って一緒に呑んだ。
そうなれば仕方ない、ワインをもう1本。そして彼女に注ぐ。
この日はママが先週誕生日と言っていたのでワインをプレゼントに持って行っていた。そのワインもママは開けていた。
そんなこんなで気が付けば23時くらいになっていた。家路はフラフラだ。やはり酔うと力が入らないのだ。ほんとの酔っぱらいみたいな歩き方になる。酔っていてもちゃんと歩ける自分だったのだ、こんな風な歩き方になるのは頚髄損傷の影響なのだと頭の中で訴えながら帰った。

翌日、目が覚めると8時半だった。5時50分のアラームは鳴ったのだろうか。
頭が痛い。とてもじゃないが起き上がれない。
急ぎの仕事はない、もう今日はサボろう。そう決めてもう一度寝た。
昼に起き上がるも頭は痛い。ラーメンを食べてまた横になる。
半病人のように1日を過ごした。英会話の予約をしていることを思い出して15時くらいから動き始めたが。
さすがに昨日は吞まなかった。呑まなければ寝られないと思っていたが8時間半目覚めることなく熟睡した。

酔っぱらって歩くことが困難になる仕組みを調べてみた。脳のアルコール濃度が高くなると大脳皮質の活動が低下し抑えられていた大脳辺縁系(本能や感情をつかさどる)の活動が活発になるという。これで色んな本能がむき出しになるのだろう。
そして小脳まで麻痺が拡がると運動失調になるらしい。
またビタミンB1が欠乏し運動障害が起きるらしい。
酔った自分に起きていることなのだろうが、前はもう少しちゃんと歩けたのだ。受傷による影響か。

いや、それは違うのか。
事実、酒は少し弱くなっている。ほんの少しだ。呑む気満々でも身体がついていかないことは感じているのだ。だから“酔い”の反応である感情や運動の影響が早く・強く出たりすることがあるのかもしれない。
ただ一方で、昔はどんなに呑んでも歩行に影響を及ぼすようなことはなかったという自信もあるのだが。
酔って身体を動かそうとして思いどおりに動かず千鳥足になる。動きをコントロールできない。
足を着いて、次の足を出すという命令をしながらちゃんと着地できていない。脳の命令が脚に伝わり…あれ、うまくいかないと考えながらフラフラと帰ったのだ。

大都市でここまで呑んだらいけないということが解った。これが新宿だったら駅まで歩けないだろう。
大都市は危険がいっぱいだ。
酒は強いという自信を捨てよう。調子に乗らないようにしないといけない。
二日酔いになった日はそうやって反省する。
posted by shigenon at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月12日

手の平への3本

忘れていた。退院記念日を。4月10日だったのだ。満7年。
そのころと比べてどうか。後で読み返そう。
鍼では脚を打った後に腕に打つ。行き始めた当初から両手の痺れはセンセイに伝えていた。なので手にも打つ。手の平と甲だ。

退院してしばらく家で療養後仕事に復帰して客先に行く。ほぼ半年のブランクだ。
歩くことに難があっても座っていると見た目は普通だ、。痩せてカッコ良くなったとも言われた。
見た目から“元通り”を目指しているのだが、“いや、痛さと痺れが大変なんですよ”と言いたい。そうしないと闘っている自分の慰めにならなかった。
手の痺れをいう時に「テーブルを10回たたいて氷水に30秒漬けた状態です」とよく言っていた。
まさに的確な表現だと自分で感心していた。

今はどうかというと、慣れたのだろうか痺れに。それとも緩和したのだろうか。
確かに「テーブル10回、氷水30秒」の痺れと言われればそうかなとも思うし、もっとラクなような気がする。
たぶん感覚が変わったのだろう。慣れたのだ。
前は痺れていることとモノを掴むとかの基本的動作にも難があった。今は普通に使える手だ。

話を戻して鍼。
当初から手の平、親指の下の辺りに打ってくれる。その時は痛くなかった。ふつうはこの場所には痛いから打たないですとセンセイは言っていた。ふつうの人に打たないことをたくさんしてもらっているのだ、それは痺れて感覚が鈍いからこそできることか。
手の平の鍼は心地よかった。痺れている手の平への刺激は必要だ。

いつからだろう、それが痛く感じるようになったのは。
去年の秋ごろか。手の平に打つ瞬間に目を閉じるようになった。いや、センセイ手の平はもう痺れていませんからいいですと言いたくなる。実際は痺れているが。
遠回しに言ったことがある。「前は痺れが強かったから痛くなかったけど痛みを感じるようになりました、やはり手の平は痛いですね」と。
「そうですか、手の平は痛いからあまり打たないんです、患者さんが来なくなっちゃう」と笑いながら言う。
やんわり手の平の鍼を拒絶しているのだが伝わらない。ただ手の平の鍼を止めるのも不安なのだが。

その手の平の鍼、ふだんは親指の下と小指側の2本なのだが、先週は一番痛い親指の下に3本。
え〜、しかも痛い。少し深いのだ。
センセイはその日の状態で打つべき箇所を見極める力がある。それはこれまで書いた通り。何か手の平を見て打たないといけないと思ったのだろう。初めてだ、手の平に3本は。
鍼で痛いと思うのは首と手の平。そこを打つ時だけはグッとガマンしているのだ。

巧緻運動障害。細かな動きに難がある。それに加えて痺れ。
それが使える手になったのは手の平の鍼のおかげだと思うようにしよう。
posted by shigenon at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月11日

スキップ

金曜日は居酒屋Q。
いつものように過ごすのだが、何か楽しくない。いや楽しくないというより何かこの状態に飽きてきたのか。おいしい料理、酒があれば幸せ感いっぱいで過ごせる自分なのだが。
慣れ親しんだ状態が続くと何かその状態に嫌気がさしてくるのは自分の性分でもある。何か刺激が欲しいのか。それともそこの幸せ感がいつまで続くのかという危機感を持つのか。
春だ、メンタルに変調をきたしている兆候なのか。自分は総じて強いメンタルを持ってはいると思ってはいるが、たまにこのように感じる時がある。

これも余裕が出てきたからか。自分はもっと違う不安と戦っているのだ。
身体の症状が上下のブレがあるものの安定してきたからなのだろうか。歳を重ねることに色んなことへの対処能力は上達している。多少のことで崩れない自分がいる。
そんなに強くなかった、でも強くなるよう目指してきた。身体も心も。

土曜の鍼ではさらに左肩・腕のあまり働いていない筋への鍼をしてもらった。
左肩や腕は少し筋肉が張っていた。これまでと同じような生活をしてそうなるのはその前の週の左肩への鍼が何らかの影響を及ぼしているのは間違いないのだろう。
左手で2リットルのペットボトルを持ってコップに注ぐ。この動きができるようになりたい。これができ辛いのは、小指側の手首から肩まで筋肉が細く筋肉が付いていない感じがあるからか。そこへ肩から手首まで鍼。
これで重いボトルを左手でも注げるようになれるだろうか。

センセイに複合的な動きが難しいという話をした。
前々回書いたようなこと。そしたら「スキップは出来ますか?」と言われた。これは確か2年くらい前も言われた気がする。その時にどう答えたっけ。想像だけで全く無理だと答えたような。
帰り道、スキップをやってみた。これは要注意だ。人が誰も通っていない時にやらないといけない。
変なオジサンが陽気に誘われてスキップをしていると見られたくない。そして転びでもすれば悲劇だ。
人がいないことを確認してスキップ。何年ぶりだろうか。

何となく跳べる。脚の各筋肉をかなり使う。
スムーズではない、3・4歩しか無理か。軽快でない、足裏を引きずるような跳躍。左足の着地がダメだ、足先が下がっている。くるぶしにネジがあるとしたら緩んでいるようなグラグラ感。
そのうちに左足の着地で足を捻りそうなので止めた。
この左足先が下がるのはふつうに歩いていてもよく起きた。もう克服したと思っていたが。
その後ふつうに歩く。左足先は下がらない。歩くような軽い動きでは大丈夫なのだ。

スキップでは上体はどのように使うのだったのだろう。もっとやってみたい。
何か悔しい。スキップを確実に習得したい。しかしどこでいつやるか。
深夜に白髪のオジサンがスキップをしていたら間違いなく通報する。角から鉢合わせになったら軽くキャーくらい言われるだろう。公園内をスキップして回ったら母親は子供を連れて避難するだろう。
スキップは大人がやるにはハードルが高い動きなのだ。
posted by shigenon at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2022年04月08日

筋肉が気持ちいい

昨日は早く帰ってジム。
いつもと違うのは左肩への意識。働いていない筋肉への鍼で少し筋肉が働いているような気がしている。あとは徐々に強い刺激を与えたい。
ちょうど去年の今頃『筋肉の付かない箇所』というタイトルで書いている。
この時にもう少し真剣に筋肉の付いていない箇所への対策を考えたらよかったのだろう。

ジムのマシンが変わったのが2年前。マシンが変わると効く筋肉も少し変わる。これだけでもこれまで付いていなかった箇所に筋肉は付いた。
それでも付かない筋肉は“死んだ筋肉”なのだろうかという残念な思いもよぎっていたのだ。
鍼で刺激して“生き返る”ことくらいしか思いつきやしない。
今週、その鍼の刺激で何となく筋肉が張った感覚になったことは生き返ったのだろうか。

筋肉の基本的な知識なしに想像で書くが、筋肉は筋線維の集合体だろう、筋線維の束みたいに考えればいいのだろうか。
太い筋肉や細い筋肉というのは、そこの筋肉が何束で作られるとか決まっているのだろうか。10束で構成される筋と40束で構成される筋なのか。
筋トレで筋肉が付く仕組みは理解している。筋トレで筋線維が壊れて補修作用で太くなるのだったか。
それを考えると鍼も同じようなものか。鍼は細胞を傷つけてその修復する作用で効果を得られる。

働いていない筋肉は“死んだ筋肉”なのだろうか。そうは思いたくない。
筋肉を動かす神経信号が届いていないのだ。理屈で考えればそうなのだろう。そこに鍼を打って神経信号が生き返るかといったらそれは無茶な考えか。ただ何らかの修復作用は働くのだろう。
その動かない筋だけへの刺激ではいけないのだろう。
動かないのには何か理由がある。信号が途中までは正常に届いて徐々に弱くなって届いていないのかもしれない。水道管のイメージ。
だから先週の鍼でセンセイは働いていない部分だけでなく周りにも打ったのだろうか。

ジム後は近所の洋食屋。誕生日に知り合った店だ。
結局ワイン1本呑む。4時過ぎに一度目覚めるが軽く頭がフラっとする。今日は起きる時間を1時間遅らせた。
朝、左肩から腕はなんか気持ちいい。筋肉が気持ちいい感覚。働いていない筋肉が復活してきたのだろうか、見た目の変化はないが。
今日は金曜日。居酒屋Qに行こう。TGIF!
posted by shigenon at 10:27| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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