香花の生命力ってすごい、そんなことを考えていたらなぜか実家を思い出した。: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年11月15日

香花の生命力ってすごい、そんなことを考えていたらなぜか実家を思い出した。

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突然ですが、
香花って本当に長持ちしますね・・・。

9月の始め・・・確か3日だったと思うのですが
その時に自宅敷地内にある香花を仏壇用として
用意しました。

それまでの間は造花でした。
熱い夏の間は、花の持ちが悪いので
仏壇も、お墓も造花にしていたのです。

その仏壇の香花が今でも生き延びています。
香花の生命力・・・すごいと感じました。

もちろん葉が落ちてしまった枝もありました、
その分を一昨日補充したりもしましたが、
それでもなお頑張っている・・・
振っても振っても葉が落ちずに
まだまだ元気だと訴えているようでした。

そう言えば、母は植物が大好きな人だったなぁ。
庭をきれいにして、家の中でも、たくさんのお花を・・・。
・・・懐かしい・・・。

今はもうないが、実家でもそうだった。
むしろ、実家の方が手入れを絶やさなかった気がする。
実家は、おんぼろで平屋の借家だったが、母にとっては
とても住みやすい城だった筈だ。

ああ、出来ることなら・・・あの懐かしい実家で
もう一度生活をさせてあげたかった・・・。

いまでも脳裏に焼き付いているあの実家の光景。
柱の傷一つとっても想い出が詰まっている。
間違いなくあそこは想い出の宝庫だ。

もしも今現在、あの想い出の実家が存在するとしたら、
この世で一番母に逢えそうな場所は・・・と言えば
間違いなくあの実家だ・・・あそこには絶対に母が居る。

あの居間で、仰向けになって寝転がりたい・・・。
そしたら母が返ってきて玄関から入ってくるだろう。
母が台所で夕飯をつくってくれるに違いない。
家族5人で食卓を囲んだ楽しい想い出だってある。

そこでかるたもやったし、トランプもやった。
テレビを観ながらミカンも食べた。
そこにはいつもいつも笑っている母が居た。

朝起きるとそこで母が泣いていたこともあった。
なんでもいい・・・あの空間を今一度感じたい・・・。

「無い物ねだり」とはこのことを言うのだろう。

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posted by satorich at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | （カテゴリなし）

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癌と共に生きる 手術→放射線治療→化学治療

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2016年11月15日

香花の生命力ってすごい、そんなことを考えていたらなぜか実家を思い出した。

癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療