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2016年11月15日

上司の義理母の現在の状況が、母の他界前に酷似している

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すい臓がん・・・としか聞いていない。

上司・・・しかも上司の奥さんの母親だ・・・
あまり詳しく聞きづらいものがある。

すい臓がんで、数か月前から入退院を繰り返しているようでした。
すい臓がんの治療自体は何年も続けてこられているそうで、
お医者さんからの告知は、いい意味で外れているらしい。

余命といっても、データ上のものですからね・・・
稀に、脅かすようなものの言い方をする医師がいるようですが、
個人的には、患者さんに希望を抱かせる言葉を選択してほしい。

ここ数日は眠ってばかりの状態が続いているようです。
起きている時は良く話す方らしいのですが
その回数も日に日に減って・・・
今では目を開けて、一言話したと思うと
またすぐに寝てしまう・・・の繰り返しだとか・・・。

痛みに関しては、薬でうまく散らせているようだが
それがモルヒネなのかどうかも聞けなかった。

私の母の最期・・・当時は最期がそんなにも近づいているとは
思いもしていなかったのですが、
当時の母は意識が飛んでしまうことが日に日に多くなり、
今の自分の状況がわからないといったことも多々ありました。

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母の事が心配で会社を早退した日、帰宅した私に対して
母が、「何も出来なくなった・・・」と嘆いた。

意識がもうろうとしていたのか、
その日の夕方、母は私の顔を見るなり
「会社に行かなくていいの?」と言った。

・・・涙が出そうになった。
母が他界するほんの3日前の事だった・・・。

そういう一言二言を言い残して、すぐに寝てしまう。
肺がんだった母の鼻には、チューブがつながっていた。
酸素ボンベから酸素を供給していた。
5リットル・・・自宅用の酸素ボンベとしては最高値だ。

病院施設だと15リットルまでの供給量があった。

意識が飛んでいる合間に、一瞬の会話・・・
その繰り返しだった時。
そういう時は母が息苦しさを訴えることは殆どなかった。

ただただ意識が飛び続けた・・・その当時、意識が飛ぶ・・
と表現していたのは、
母は横になって寝ることが出来なかったからだった。

肺がんは、肺の機能を極度に低下させ、
仰向けでも、腹ばいでも、横向きでも、
肺の収縮に重力という負荷が掛かることで
呼吸が苦しくなるそうだ。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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