2016年03月05日
早期発見が難しいすい臓がんを知る
すい臓がん
すい臓がんは、初期段階ではほとんどの場合で自覚症状が無い。
その上、がん自体の進行スピードも早い為に早期発見は勿論、
治療も非常に困難であるという特徴を持つ。
しかもすい臓は体内の深部にある臓器で大きさも小さいために、
早い段階でがんがすい臓外に出やすい為に、周辺臓器・リンパ節などに
転移しやすい上に、再発も起こしやすい特徴までも持っている。
このため、すい臓がんが見つかった段階で
すでに進行がんであるケースが非常に多く、
手術が行えない状態となっていることは少なくない。
実際、すい臓がんの手術可能な割合は約20〜40%と低い。
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5年生存率
ステージI:約60%、
ステージII:約45%、
ステージIII:約25%、
ステージIVa:約10%、
ステージIVb:5%未満
ステージ0の時期に発見できれば、5年生存率は100%
治療方法
すい臓がんの進行度合いによって、治療内容は変わります。
この辺りは他のがんと大きく変わらないと思います。
すい臓がん治療は一般的には、
ステージUまでですと
手術+放射線療法+化学療法
ステージVで放射線療法+化学療法
ステージWになると、化学療法+緩和ケアとなるようです。
ステージW告知を受けた時点で、治療を拒否して
緩和ケアのみで頑張る方も稀にいらっしゃるそうです。
抗がん剤治療に対して良い印象の患者さんばかりでは
ないということの表れなのでしょう・・・。
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確かに膵臓ガンの早期発見は難しいです。2014年の11月頃から食欲がなく、会社から帰ってくるとだるくて起きていられなかったそうです。年があけても食欲は戻らず、胃腸科へ。黄疸を指摘されすぐに市立病院へ。そこで膵臓ガンの専門科のある大学病院へ紹介されました。すでに門脈動脈にガンは巻いておりステージ4a。抗がん剤治療放射線治療で手術に至りました。そして術後4ヶ月の今年2月に肝臓転移が確認されました。再手術は出来ないのでステージ4bです。膵臓ガンの再発率は8〜9割りでしかも1年以内です。ほんとに恐ろしいガンだと思います。心が折れそうになりますが、まだまだ諦めてはいません!
確かに膵臓ガンの早期発見は難しいです。弟は2014年の11月頃から食欲がなく、会社から帰ってくるとだるくて起きていられなかったそうです。年があけて2015年の1月になっても食欲がないので掛かり付けの胃腸科へ。弟は十二指腸潰瘍の経験がありましたのでまたそれがぶり返したのかと。ところが黄疸を指摘されすぐに市立病院へ。そこで膵臓ガンの腫瘍マーカーが測定不能にまで上がっていると言われ肝胆膵の専門科のある大学病院へ。ステージ4aです。門脈 動脈にガンが巻き付いていて手術はすぐには無理。抗がん剤と放射線治療の効果があり、手術可能に。でも今思えばペット検査でも映らないくらいの小さな転移はあったのでしょう。今 膵臓内にはガンはありませんが肝臓や腹膜には転移が認められます。膵臓ガンの再発転移はほぼ8〜9割りです。それも1年以内です。長文になってしまいましたが、みぞおちが痛む 食欲がなく体重が落ちる 白目が何となく黄色いなど自覚症状が出てからでは遅いですがまずは一日も早く病院で膵臓ガンの腫瘍マーカーを測定してもらってください、と多くの人に言いたいです。