癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

趣味のジョギングをするところは川沿いの土手。

週に3〜4日は走っている。

距離にして6キロほど・・・ゆっくりペースなので

30分以上かけて走っています。

仕事終わりで、帰宅後すぐ出発すると

顔なじみの人達とすれ違います。

すれ違う時、追い抜く時に挨拶していることもあり、

次第に声を掛けてもらえるようになりました。

色々な人が・・・健康維持の為か、ダイエットの為か、

決まった時間に活動しています。

休日になると、顔ぶれは変わります。

未だに、初めて見る人もいます。

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趣味のジョギングを始めて7年・・・

顔ぶれも変わって当然か・・・

自分の母親が他界したことで、

人がいなくなるということにやたら敏感になりました。

いつもの時間に会う人が、ある日を境に姿が見えなくなると

どうしたんだろう・・・と心配になります。

その方の年齢が高齢であればあるほど、その心配は高まります。

犬の散歩をしてる・・・夫婦・・・おばあさん・・・子供、

若い女性・・・中年の女性・・・犬の散歩をしている人は

年齢に関係なく、女性が多いことに気が付く。

手を繋いで歩く老夫婦・・・

手は繋がないが、会話が弾む老夫婦。

一人で歩く年老いた女性・・・

ウォークマンで音楽を聴きながら歩く若い人達。

自転車で颯爽（さっそう）と走っていく高校生。

集団で・・・時には単独で自転車に乗って畑を行き来する

アジア系の若い男女たち・・・。

本当にたくさんの人間模様を見ることが出来る。

母も元気な時は、同じ道を散歩していたことがあった。

色々な人たちと触れ合いながら、母なりに楽しんでいたのだろう。

・・・きっと・・・。

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こうして・・・よくよく考えてみると、

沢山の人とのふれあいの中で生きている。

挨拶をしても返事が返ってこない人もいたが

やがて挨拶が返ってくるようになった。

予想以上に大きなハツラツとした声であいさつを返してくれる

熟年の女性もいる・・・こっちが驚いてしまうが

とても気持ちが晴れ晴れとする。

人と人は、そういった何気ないコミュニケーションで

つながっていて、時に見えない部分で支え合っている。

・・・たぶん・・・そうなんだと思う。

今日のジョギングでそんなことを考えた・・・。

そのタイミングで、秋祭りのシャギリの音が響いて来た。

近所の小さな神社のお祭りだった。

何だか、感動して涙が出ました。

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