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2016年08月09日

連日の猛暑が続く中、母のことを気に掛ける癖が抜けない・・・





37度・・・微熱・・・
これは体温ではなくて気温です。
猛暑、猛暑、猛暑・・・いつまで続くのか・・・

気温37度・・炎天下ですと、体感温度は45度ほどに感じるそうです。
私は工場勤務ですので、屋内作業です。
仕事中に直接日光を浴びることはまずありません。

しかし、工場内は空調設備がない為に
扇風機の風だけが頼りです。
昨日今日は特に暑く、体調管理が難しかったです。

母がいなくなって8か月・・・
しかし、去年の今頃は生きていた母。
自宅で療養していた母に電話を掛けたり
時には掛かってきたり・・・
そんな中で体調を気遣い合っていました。

母は親目線で、息子の私を気遣い・・・
私は私で、病期療養中の母の身体を気遣い・・・
そんなことを毎日毎日繰り返していました。

母は決まって「大丈夫だよ」と言っていた。
辛いこともあったろうに・・・心配を掛けまいと・・・
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仕事中、母を想い出すと
こんなに暑くて大丈夫かなぁ・・・と母を気遣うことがある。
しかし、それはほんの一瞬の出来事で、0コンマ何秒のうちに
現実に戻る。

あぁ・・・母はいないんだ・・・
そんな現実が私の心に突き刺さる瞬間でもある。

そんな時に、ふと思うことがある。
「母が体感することがなくて良かった」・・・と、

このような気温は地元では今までに感じたことが無い・・・
旅先で経験したことはあっても、地元で体感したことはない。
母が生きていたら、ここ数日の暑さをどのように表現しただろうか?

去年の今頃はまだ元気で、夕方になるとウォーキングに出ていた。
しかし、ここ数日は夕方になっても高温状態。
あるくには少々の危険が伴う。
ましてや母は肺がんを患っていた。

蒸し暑さと高温は、健常者でさえも呼吸が苦しく感じる。
そう・・まるでサウナの中で息がしづらい時のように。
そう思うと、母がこの猛暑を体感することが無くて良かった、
そう思ってしまうことがあります。

今はもうこの世にいない母の心配をしてしまうという
「クセ」ともとれるこの心理状態も猛暑も・・・
一体いつまで続くのだろうか・・・?
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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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