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2016年07月25日

母の想い





母が他界して、ある程度の時間が経つと
当時は思いもしなかったようなことや想いがこみあげてくる。

時間が解決してくれることもある・・・
しかし、その時間が気づかせてくれることもある。

母が他界した時は、全てが感情的になり・・そして感傷的にもなり・・・
高ぶった想いからは、いろいろな感情がこみあげてきた。

そして今、母がいないということをようやく実感できそうな状態になってきた。
これは時間のお陰・・・。
想い高ぶっていた心境も、今となっては冷静で落ち着いている。

自分で言うのもなんですが、意外と淡々としている。
それでも感傷に浸ることはある・・・
それは念の前触れもなく突然に・・・。

母はこういう時こんな気苦労をしていた・・・
自分たちに気を遣わせないように、一人我慢していたのだろう・・・

あの時母は一緒に出掛けたかったのだろう・・・

・・・あぁ、こんなことで苦労していたんだ・・・
なぜわかってあげられなかったのだろう・・・
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「いい人生だった!」

母が最期に放った想い・・・
その言葉に感無量と言った想いにもなった。
母の壮絶な最後の死闘を目の前にして
なす術もなかった私にとって、唯一救われた感じがした瞬間だった。

ホントにいい人生だったと心から思ってくれたのか・・・
そんな疑いに近い疑問さえも持つようになった。

時間とともに、私の心も変化し続けている証拠でもある。
ただ、それら心の葛藤がこれからも続くのかと思うと
キリが無いようにも感じている。

母の想い・・・母は人生に何を求めたのか・・・
分かっていたつもりがわかっていなくて、
理解できていたつもりが、誤解だったといったこともあった。

また時が過ぎて、新しい何かに気付くことはこれからもあるのだと
、そう思っています。
こうして、時折鬱な気分になったり・・・を繰り返しています。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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