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2016年05月23日

お刺身が大好きだった母に拷問

他界した母はお刺身が大好きだった。
特にカツオが大好きでした。
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舌が肥えていないので、スーパーで購入したもので
十分満足していた。
父と一緒に出前寿司を注文して食べていたことを
思い出します。

「おいしい〜」と言っている母の姿が目に浮かびます。

母の患った病気は「非小細胞肺がん」、既にステージ4まで
進行していた母の肺は、両肺が細かい腫瘍で散りばめられていました。

肺がん治療は抗がん剤投与のみ、
ペメトレキセド(アリムタ)+ カルボプラチンを投与。
全6クール・・・約5か月かかりました。

がんの治療中・・・母は二つの理由でお刺身を食べることが
出来なかった。

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一つ目は副作用症状
味覚の変化、舌の痺れ、口内炎、様々な症状で
食べたいと思って食べても、美味しく感じなかったり、
食べる気がしなくなったりと、食事を阻害する要因が
沢山あり、そのたびに苦しめられた。

二つ目は制限
抗がん剤と投与して10日目から15日目の
6日間は免疫力が低下してしまう関係で、マスクの着用は
もちろんの事、食事の制限まで発生した。
中でも、生もの禁止が効いた。
食中毒などの症状対策として、前もって生ものの摂取
を制限されたのです。

そんな時に限ってお刺身が食べたいとなる・・・
これは心理的な問題も重なっていた。
ないものねだりみたいなものだったのかもしれません。
それでも、食べたいと欲した時に、その食材を用意して
あげられないということは、看病している家族としても
辛いものがありました。

どんどんやせ細っていく母を目の前にして、
食事を美味しく感じさせてあげたい、
お腹いっぱい食べさせてあげたい、
・・・これ以上痩せないでほしい・・・

母への想いは心の中でしか叫ぶことが出来ない
悲痛なものとなっていました。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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