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2016年02月05日

母の死・・・訃報のお便りで電話が殺到

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寒中見舞いでお知らせ
母が他界したのは年末・・・年賀状をポストに投函寸前でした。
喪中はがきに切り替える猶予はなく、葬儀屋さんとのやり取りが
精一杯でした。

年を越して、役場が稼働始めると同時に私も各種手続きを始動。
その合間に仏壇を購入、49日法要間に合うように位牌も購入しつつ
、お墓も探してまわりました。

年賀状を頂いた方々には「寒中見舞い」をお送りするということで、
立春前までに済ませることも知りました。

ここまでがすべてバタバタ劇でした。
寒中見舞いがそれぞれ届き始めたことを知ったのは
言うまでもありあせん、それは皆さんからのお電話でした・・・。

2日間に及ぶ止まない電話・・・電話の向こう側から伝わる涙、
電話口の私は、もらい涙なのか自らの涙なのかわからなくなる、
そんな涙を繰り返し繰り返し続けました。


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母の希望で家族葬も、なぜ呼んでくれなかった!?

返す言葉は「すみませんでした」以外は浮かばない。
母の希望とは言え、喪主であり施主であった私が選択した。
希望通りの葬儀を行うと決めて一線を引いたのは、正真正銘この私である。

皆さんの納得がゆくはずもなく、お叱りを受けた。
当然のことである。
母は皆々様のご家族の葬儀通夜には列席し、お焼香もお線香も、
しっかりとお見送りをさせていただいて来た。

自分の時だけ例外・・・それはないだろう!
という方々の言い分は痛いほど伝わった。
自分の選択が間違っていたのかと後悔もしている。

しかし、もう一度あの場面に戻れたとしても
やはり今回と同じ選択をするかもしれない・・・。

遺言を受け継ぐということは、簡単なようで難しい。
そもそもで、本当に本人の意志だったのだろうか?
遠慮をした結果で、そのような遺言を残したのではなかろうか?
そんな疑問を抱き始めると、余計な雑念が消えなくなる。

母よ、俺は正しかったのか?
これで良かったのか?
・・・返事が聞きたい・・・

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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