癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

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母の気になる症状？があります。
それは、痛いとか苦しいとか気持ちが悪いとかだるいとかではなく
母の反応と言いますか、日常において今までなかったこと、少なくとも
入院前は無かったことです。

母はちょっとしたことで過度に驚きます。

原因はわかりませんが、同じような境遇で似たような症状がある方と
なにか共有できればと思う次第です。

ちなみに、母の病名は「非小細胞肺がん（腺癌）」でステージ4です。

母の受けた治療

脳腫瘍摘出手術
脳に転移があった為まず最初に腫瘍の摘出手術を行いました。
左前頭葉にあった約2.5cmの腫瘍は綺麗に摘出され、術中も問題なく
予定より2時間以上早く終わりました（実質4時間くらい）

頭部放射線治療を受けた母
手術後約2週間で放射線治療を開始しました。
治療方法（照射方法）は「頭部全脳照射」で、部分照射に比べてリスクの高い
治療方法です。総放射線量は30Gy（グレイ）でした。
治療直後から耳鳴りと頭のざわつきが始まったそうです。

抗がん剤治療を受けた母
アリムタ+カルボプラチン療法で全6クール投与を受けました。
3クール目と4クール目でそれぞれ腫瘍の減少が確認され、
抗がん剤が効いていることが確認されました。
5クール目で効果が薄れ、6クール目で癌の増殖を確認、抗がん剤効果が
期待できないと通告。
「アリムタ」のみの続行治療の希望が消えた瞬間でした。
「カルボプラチン」は6回の投与が限界ですが、「アリムタは投与回数無制限」だったのです。

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母の気になる症状
これだけ話を引っ張っておいて、「何だそれ！？」と感じる方が殆どのことでしょう。
しかしながら、母も私たち家族も気になっているのです。
その症状とは、「母がちょっとしたことでビックリすることです」

私が帰宅して「ただいま」と言い部屋のドアを開けると「うわー！！」
洗い物をしている母に話しかけても「うわー！！」
廊下で会った時も「うわー！！」
ほんの一例ですが、ほぼ毎日何かのタイミングで母を驚かせています。
一体母の中で何が起きているのやら・・・？
気になって仕方がありません。

痴呆やボケの初期症状なのだろうかと考えてしまうと不安がつのります。
しかしながら放射線治療のリスクの一つに痴呆の発症が挙げられている
のも事実です。説明も受けました。

放射線治療後はやや難聴になったと感じています。
これは母本人も感じていることです。
この難聴が悪さしているとも思えなくもありません。

開頭手術をした影響で、様々な症状を引き起こされている方々もいらっしゃる
様です。
抗がん剤治療1クール目までは入院治療で、2クール目以降は退院して外来治療
になりました。
退院後、自宅で過ごすことになってからこの症状？に気付いたために、どの治療
の影響のものなのかがわからないのです。

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