2015年04月22日
脳の放射線治療の効果とリスクについて
母(67歳)の病名は「非小細胞肺癌」です。
摘出した脳腫瘍は転移性のものであり、肺癌(肺腫瘍)からの転移ということがわかっている。
ステージW・・・転移した=ステージWだそうです・・・母には告知済で、以下の説明も家族同席。
医師より放射線治療について説明を受けてきました。
脳の治療法については大きく3つに大別される。
・手術
・化学療法
・放射線治療
母は、手術と放射線治療で、手術は完了して放射線治療開始直前である。
現代医療では、化学療法は脳に効きにくい為に、手術と放射線治療が選択されることが多いそうです。
放射線治療の目的について
・目的は病気の治癒及び縮小、または症状の改善があります。
たくさんの放射線を照射すれば、治癒率は高まりますが、重篤な副作用が出たり、場合によっては死亡の
危険性もあります。
許容される副作用の範囲内で安全に放射線治療を遂行するために、照射方法を決めて1回に照射する線量及
び、総線量を決定する。
母の場合 一度の放射線量3Gy(単位:グレイ) × 10回
総線量 = 30Gy(単位:グレイ)
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放射線治療の副作用について
・副作用はたいへん個人差が大きく、全くでない人もいれば、いくつもの症状が出る方もいて様々です。
また、化学療法と併用される方もいますが、この場合、副作用の症状が強く出てしまうことがあります。
急性反応(治療中〜治療終了後6か月まで)
・照射した部分の髪の毛が抜けます・・・一時的なもので再び生えてくることもあります。
(化学療法の併用の有無あるいはその内容によります)
・照射した部分の頭皮がカサカサになり、かゆみが出たりします。
(照射終了後数週間で出現することが多く、症状によっては薬が処方される)
・じっくりと物が考えられなくなる。
・意識障害やけいれん症状が出る場合があります(まれだそうです)
・脳に一時的なむくみができて、神経症状が悪化することがあります。
・吐き気、嘔吐、頭痛等が起きることがあります。
晩期反応(治療終了後6か月以降)
・脱毛がいつまでも続く。
・難聴になる。← 数年先
・白内障。← 数年先
・一時的に頭部の皮膚にむくみが生じる。
・痴呆になる(可能性は5%以下)
・放射線性発癌(被爆により10年から30年後に起こることが多い。頻度では数千人〜数万人に一人)
以上の説明を受け終えて・・・
印象は、あまりにも過酷な治療が始まるのかという一抹の不安と、母がこの治療を受ければ、受けさせなければ・・・という、なんともまとまらない複雑な心境で、医学的な余命を鑑みると治療を受ける意味さえ疑い始めてしまう次第です。
結局のところ、すべては母本人が決めなければならないことですが・・・。
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摘出した脳腫瘍は転移性のものであり、肺癌(肺腫瘍)からの転移ということがわかっている。
ステージW・・・転移した=ステージWだそうです・・・母には告知済で、以下の説明も家族同席。
医師より放射線治療について説明を受けてきました。
脳の治療法については大きく3つに大別される。
・手術
・化学療法
・放射線治療
母は、手術と放射線治療で、手術は完了して放射線治療開始直前である。
現代医療では、化学療法は脳に効きにくい為に、手術と放射線治療が選択されることが多いそうです。
放射線治療の目的について
・目的は病気の治癒及び縮小、または症状の改善があります。
たくさんの放射線を照射すれば、治癒率は高まりますが、重篤な副作用が出たり、場合によっては死亡の
危険性もあります。
許容される副作用の範囲内で安全に放射線治療を遂行するために、照射方法を決めて1回に照射する線量及
び、総線量を決定する。
母の場合 一度の放射線量3Gy(単位:グレイ) × 10回
総線量 = 30Gy(単位:グレイ)
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放射線治療の副作用について
・副作用はたいへん個人差が大きく、全くでない人もいれば、いくつもの症状が出る方もいて様々です。
また、化学療法と併用される方もいますが、この場合、副作用の症状が強く出てしまうことがあります。
急性反応(治療中〜治療終了後6か月まで)
・照射した部分の髪の毛が抜けます・・・一時的なもので再び生えてくることもあります。
(化学療法の併用の有無あるいはその内容によります)
・照射した部分の頭皮がカサカサになり、かゆみが出たりします。
(照射終了後数週間で出現することが多く、症状によっては薬が処方される)
・じっくりと物が考えられなくなる。
・意識障害やけいれん症状が出る場合があります(まれだそうです)
・脳に一時的なむくみができて、神経症状が悪化することがあります。
・吐き気、嘔吐、頭痛等が起きることがあります。
晩期反応(治療終了後6か月以降)
・脱毛がいつまでも続く。
・難聴になる。← 数年先
・白内障。← 数年先
・一時的に頭部の皮膚にむくみが生じる。
・痴呆になる(可能性は5%以下)
・放射線性発癌(被爆により10年から30年後に起こることが多い。頻度では数千人〜数万人に一人)
以上の説明を受け終えて・・・
印象は、あまりにも過酷な治療が始まるのかという一抹の不安と、母がこの治療を受ければ、受けさせなければ・・・という、なんともまとまらない複雑な心境で、医学的な余命を鑑みると治療を受ける意味さえ疑い始めてしまう次第です。
結局のところ、すべては母本人が決めなければならないことですが・・・。
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