癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

とても風の強い一日でした。
妻は洗濯物が乾いたと喜んでいましたが・・・（笑）

今日は来月の奉仕活動の下見をしてきました。

枝木の剪定をするにあたり、道具の整備が気になっていた。
今日は道具の整備と手入れでも・・・と思い、施設を伺った。

ちなみに、父は元気で、私の歩行訓練も楽しそうに受けてくれた。
職員さん達に褒められて、陽気な笑顔になっていたが、
職員さん達から出た言葉は、

＞こんなにいい笑顔が出せるんだね〜、
やっぱり家族の方が来ると違うね〜・・・
でした。

父はいつもは笑っていないんだ・・・。
複雑な気持ちでした。
父にとって楽しい日常は消えているのだろうか・・・。

そんな気持ちを抱きながら
脚立を使い、枝木を見て廻った。

隣りの敷地に枝が入り込み
今すぐにでも切りたかったが
風が強すぎて・・・高所の作業に慣れていない私には
少々危険と判断し、作業を断念した。
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体力を持て余した？！私は帰宅後、
この強風の中、趣味のジョギングをした。
風が強すぎて前にすすめない。
横風に煽られて流される・・・。

人生をマラソンに例えることがあるが、
正にこういうことだ・・・と感じることは多々ある。
今日もそう感じた。

人生追い風の時はとても楽しい。
いろんなことがうまくいく。
向かい風の時は、その真逆。

私にとって母が入院してから他界するまでの1年間、
他界してからの1年間と少々・・・
人生の風はどちらに吹いていたのだろう。
そして今は、どちらに吹いているのだろう。
ひょっとしたら無風状態なのかもしれない。

人生向かい風の時期、
大抵の人は物事が思うように進まないと感じるだろう。

だが、考え方や見方を変えると、その限りではない。
空高く舞い上がる「凧」を思い浮かべて頂きたい。
凧は風が無ければ舞い上がることはできない。
空高く舞い上がるためには、風を正面から受ける必要がある。

空高く舞い上がる凧にとって、向かい風は追い風であり
追い風は向かい風でもある。

人生の環境は皆それぞれ違う。
私にとっての非日常は、他人様にとっては
ごく普通の日常であるかもしれない。

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