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2016年12月16日

酔っぱらった父の”無呼吸”が怖かった話。

私が幼少の頃、
そのもっと前から、父はアルコール依存症だった。
何度か記事にさせていただいているが
父は入退院を繰り返してきた・・・

アルコール依存症は怖い。
当時の記憶で、一番怖かったのは
やっぱり幻覚症状だった。

見えないものが見えることは当たり前。
勘違い妄想は日常茶飯事。
父の場合、暴力行為だけが無かった。
それは幸いであった。

当時、アルコール依存症という言葉は知らなかった。
私が子供の頃はアルコール中毒・・・
通称「アル中」と呼んでいた。

意味も大して理解できていないまま
いたずらに「アル中」という言葉を使った記憶がある。
使っている感覚はお笑い用語に近いものがあった。

しかし、その反面で自分の父親が「アル中」だという事実は
隠し通した。
恥しい・・・その一言だった。

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妻である母親に当たり散らした後、
ギターを弾き始める癖があったことも覚えている。

気分が荒れている日はギターの演奏が激しかった。
ギターの玄が今にも切れそうな勢いで演奏していた。
そして演奏に飽きると、ギターを置いて眠りにつく。

そんな父親が酔って寝ている光景は
ほぼ毎日見ていたと思う。

そしてその傍らで、テレビを観たり
時には宿題をしたりもしていた。

父が眠っている方が色々とはかどった。

しかし、父は寝ても尚うるさかった。
それは・・・「いびき」だった。
酔っているほどに激しい「いびき」は
集中力が欠けている時ほど苦痛に感じた。

その父の「いびき」のリズムと音量が
気になって気になって仕方が無くなると
勉強も、テレビの音声も入って来にくくなった。
それほどに不快な音響だった。

その父の「いびき」が止まることがあった。
いびきが鳴り止むのではなく、一時停止するのだ。

もうお分かりだろうか・・・
「無呼吸症候群」である。
当時はそんな用語知りませんからね・・・
ただただその現実が怖かったですよ。

数秒〜十数秒、呼吸が停止する父親。
子供だった私は、なぜ呼吸が止まるのか不思議だった。
停止時間があまりに長いと、耳がダンボになり
父親の呼吸に集中した。

無呼吸症候群の人が脳疾患のリスクが高いと知ったのは
ごくごく最近の事。
脳梗塞で左半身麻痺となった父が
無呼吸症候群だったという事実が
その情報と重なったことにも頷けた。

父は・・・父の脳梗塞は、なるべくしてなった・・・
そうとしか言いようがないくらいに、
父の生活習慣はいろんな場面で脳梗塞のリスクを
跳ね上げたいた。

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