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2019年02月04日

歴史教育の大切さ

歴史上には様々な偉人がいる。
左翼教育はではこうした偉人の存在は認めたがらない。人間は、皆平等であり、差があっては困るかららしい。たゆまぬ努力の成果や、磨き上げた徳、などというものは認めたくないわけだ。
だから、「坂本龍馬や吉田松陰が歴史の教科書から消えるかも」、などという報道が現れる。

実際は某団体が提言したのだそうだが、それとは別に、真実かどうかすら極めて怪しい、「従軍慰安婦」、「南京大虐殺」は、残すべきだという主張である。

滅茶苦茶だが、彼らはきっと大真面目なのだろう。
私は、「北朝鮮は夢の国」、という嘘の幻想を信じていた時代に似ているようにも見える。

歴史的偉業を成し遂げた云々ではない。
坂本龍馬や吉田松陰は、その生き方に学ぶべき姿がある。

一番注目すべきは、彼らが私心で生きていたか、ということである。
彼らの生き方を見る限り、公のために生きていたとしか思えないのだ。

現代の考えからみれば、「突拍子もない生き方であり、狂っているとしか思えない」、という人も多いだろう。

しかし、そうした普通でない生き方が、人々に感化を与えている点を見逃してはいけない。

「大局を見極め、小事を捨てた」、彼らの生き方は、決して万人に真似ができるものではないだろう。
しかし、彼らの命は、たとえ若くして散ったとしても、その思い、精神、考え方は、確実に同じく志を持つ者に伝わり、大きなうねりとなって、歴史を変えていったのだ。

「直接的に歴史を変えたわけではないから、偉人ではないし、教科書に載せるべき人物ではない」、という主張には賛同できないし、別の人物であっても、実は名前だけのお飾り、歴史に名を残していない人物が、周到に活躍した結果、その偉業が与えられた場合だってある。

正しい歴史を学ばない国民は滅びに到るという。
歴史上現れる、先人たちの中で偉人と称される人物は、その生き様に『自己犠牲の精神』がある。

こうした考え方が、学びに値するものであり、人類の精神的進歩を生むものと考える。

学齢期の子供たちに伝えるべき日本の遺産であり、その精神性であろう。

戦後、日本が復興し、立ち上がったまではいいが、その後、長く低迷期を迎えている。
この原因も、ゆがんだ歴史教育なのかも知れない。

誇りなき国民は、他国の侵略を受け、滅びていく。
そろそろ日本の誇りを取り戻すべき時が来たのではないだろうか。

日本を中国や北朝鮮のように、国民が逃げ出したくなる国にしてはいけない…。








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