2018年09月15日

インチキネット

私が学生時代だった頃、新聞やテレビのニュースは、正しい真実を伝えているものと信じていた。
そのうち、新聞にも編集方針の差があって、新聞の種類によって、同じ事実でも、賛否が正反対になることもあるということを知った。さらに、テレビ局でも同じであって、局によって、あるいは、コメンテーターによって、自分の主張を好き勝手に放送していることも知った。

インターネットが普及して、何もかもがインターネットで調べられる時代になった。
若手の教員のみならず、誰もがスマフォを手放さず、分からないことがあると、すぐにスマフォをタッチして調べている。これに、SNS系や電話が加わるわけで、若者にとって、スマフォをはじめとする情報機器は、絶対に手放せないものになっている。

ところが、まずはSNSを中心に、インターネット上でフェイクニュースが流れるようになった。誰かが、間違った情報を流し、それを見た他の人が、拡散してしまうという現象である。

しかし以前は、「新聞やテレビなどのメディアで報道されていないから、真実ではないのかな。」などと、予想することができたが、今はその判断も怪しい。今やは、メディアが、自社の主張にそぐわない報道をしなくなっているのである。いわゆる黙殺である。報道しなければ、その時日は事実はなかったことにもつながるy。

現在、圧倒的多数の国民がテレビやニュースで社会の出来事を認知している。しかし、それが意図的に操作されていたら、先の大戦中のプロパガンダや、共産主義社会のそれと同じ状態になりつつある、ということだ。

この流れは、アメリカから日本に入ってきたと思われる。先の大統領選において、ほとんどのアメリカの新聞社とテレビ局はトランプにソッポを向いた。言ってみれば不支持である。だから、支持率を操作し、世論を誘導しようとした(らしい)。しかし、インターネット上では、圧倒的な支持を得て、実際、トランプは大統領に当選している。各社メディアは、越えてはならない一線を越えてしまったということだ。

その傾向は日本でも当てはまるが、日本はアメリカより、テレビや新聞社の力が強く、インターネット依存率が低いため、まだ、アメリカのようにはなっていない。

しかし、昨今は、ネット上でも情報操作がなされるようになってきた。どうも、検索サイトが、思想が会わない、都合の悪い情報のページを、あえて上位に載せない操作をしているようだ。SNS系でも、自社の主張と合わなければ、あるとき突然、アカウントを停止されたりする。

こうなると、世の中、もう何が真実で何が真実でないか、正しい情報はなんであるのかは、まったくわからなくなる。

真に正しい情報が、ネットで提供されても、検索操作されれば、ほとんど日の目を見ることはない。
合わせて、逆の情報が上位ヒットすれば、世論はそちらに流れていく。いよいよネット上でも情報操作が始まってきたというわけだ。

学校では、総合学習の調べ学習の一環として、インターネット検索を行う。さすがにネット情報を参考文献にすることはなかろうが、真実か否かがわからない以上、とても安心して見られたものじゃない。大手サイトだから安心ということも崩れた今、真実を探し出すにはどうしたらいいのだろうかと思う。

幸い彼らの興味は、ニュースよりも面白い動画だのゲーム情報だが、知らず知らずのうちに、いずれ、思想が誘導さていくかも知れない。

まさにインターネットならぬ、インチキネットである。
真の正しさは、どこにあるのだろうか。

と言いつつ、私もこうしてインターネットを利用しているのだが…。
posted by 丹澤三郎 at 13:25 | Comment(0) | 教育問題
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