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2018年04月21日

嫉妬の剣 レビュー感想 嫉妬と愛(ネタバレ)

ほぼファーストインプレッションで書き切ってるけど、クリアした感想は……








終盤のストーリーが駆け足かな?






結構唐突に「これが最終決戦よ!」って言われて驚いた




リードミーにはED分岐イベントが中盤、プレイタイム5時間とあるけど、実際には分岐イベントで既に終盤、3時間〜で終わるでしょう。











▼分岐イベント以降は好感度もほぼ関係なくなるし、選択肢やスチルもEDまで無いので(サブイベにはある模様)、前半が面白さのピークだったかな




ちょっとHなシーンも、後半には無い














▼でも、総評するとなかなかによく出来たRPGでした





中盤からは戦闘の難易度も上がり、ボスはかなりの歯応えに。

HPが高く長時間かけてガリガリ削る戦闘になるので、もっと簡単でもいいと思う。




ザコも強いので、逃げるのに失敗すると2ターンでゲームオーバー。

しかも通路が狭く、回避できないところが多い。











▼嫉妬という斬新な設定により、ヒロインズの好感度を上げ下げすることで難易度が変わるのも面白かった。





好感度を上げると技の威力が増すのはありがちだけど、好感度を下げると増すのは結構画期的じゃないかな。





リア充破壊爆弾、リア充殲滅爆弾という攻撃をしてくるボスがいるんだけど、これもヒロインズの好感度が上がると威力を増すんだよね。



つまり好感度が上がると、難易度も上がる。




これも新しい










▼でも、このゲームタイトル「嫉妬の剣」がクセモノで、これ、伝説の武器的な奴だと思えば、キャレスの嫉妬攻撃の名前なんだよね。しかも奥義でもなんでもない。





そのくらい、このゲームはキャレスをメインヒロインとしているのに、明らかに一番空気なんですよ






何せキャレスだけ、敵勢力に宿敵が居ないヒロインなんだよね




だから他のヒロインが因縁の相手と対峙する見せ場も、キャレスだけ無し







名家を逃げ出し犯罪組織に入った兄ジーターを、フルボッコにするロッティ…



村人たちを生贄にし、村を滅ぼしたかつての同胞を諭すマリア…












だがキャレス、出番、無し!!!











シナリオ構造的におかしい…

ましてやメインヒロインなのに、何故だろうね…





もしかしたらパートナーヒロインに選ぶと、シナリオも変わるのかしら…









▼そして折角、嫉妬システムが面白いのに、ストーリーとマッチしてないんだよね。



ストーリー上でヒロインが別のヒロインに嫉妬するようなシーンが殆ど無いので、嫉妬をテーマにしたストーリーに見えない。




なんでも本作はもともとダブルヒロインで、三角関係モノだったらしい。



そこにロッティを後付けして現在の形になったそうだが、その改変によるミスマッチじゃないかなあ…





ラスボスが、嫉妬の感情を収集していたアクマ……というオチは面白かっただけにね。








▼そんな感じで、嫉妬という要素は面白いので、ストーリーと設定をもっと練って欲しかった。



人間がエルフを人身売買してた事とか、背景として存在しているだけで、ストーリーらしいストーリーが無いからね。







最後に勝つのは嫉妬か、それとも……というアオリほどの話じゃなかった





主人公も嫉妬攻撃がパワーアップした愛の攻撃を使えるようになるが、折角ヒロインと一緒に習得するなら、サクラ大戦みたいな合体技のほうが盛り上がった(実際、合体技を覚えるような流れだった)






ジュテームの再登場シーンも、真に心を通わせるようなシーンというには、かなり弱かった

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▼パートナーヒロインに選んだのはマリア。キャラクター性がかなり面白い。


天然キャラは色々あるが、嫉妬の感情が理解できない…まではベタだけど、他のヒロインとの幸せまで願い、最後の最後に嫉妬の感情を理解するというのは、結構新しい切り口なのでは

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評価C+
65点



良作だけど練りこみ不足なので、もっとクオリティを上げられたんじゃないでしょうか。



嫉妬システムは可能性を感じます




ED後を描いたゲームを作るかもしれないとのことで、期待。






2018年04月19日

嫉妬の剣 ファーストインプレッション 女の嫉妬は怖い

▼クリア前につきファーストインプレッション(クリア後のレビュー感想は後々書く予定)






▼嫉妬をテーマにしたRPGということで、プレイ前はいわゆるバカゲーだと思ってたんですよ


ネタ的なね、マジメではなく、ギャグを中心にしたゲームなんだろうと






だがそれを、いい意味で裏切ってくれた








▼まだクリアしていませんが、意外や意外、ストーリーが結構面白いんですよ







正直ストーリーには全く期待していなかったので、思わぬ収穫















▼山村でのどかに暮らす主人公オスカーが、突如現れた敵の侵略に村を追われるところから始まる、超王道




ヒロインのキャレスや村人を逃がし、たった一人で敵軍に立ち向うも歯が立たず、川に突き落とされる




流されて瀕死のところをもう1人のヒロイン、マリアに助けられ…





と、王道に次ぐ王道





この後更にもう1人のヒロイン、ロッティを助け、ヒロイントリオが揃い踏みする




そして4人で旅をし、大きな運命の渦に巻き込まれていく…





今時ここまでストレートなシナリオは珍しい。







攻撃を一切受け付けない無敵の召喚獣に何故か主人公だけはダメージを与えられたり、敵の大ボスにマリアのいた集落を滅ぼした因縁の相手がいたり、細部まで王道















▼ヒロインの好感度が会話イベントで上下するが、非常に多くのパターンがあり、わざと好感度を下げる選択肢を選ぶと、通常出ない選択肢が出たり、小ネタを探す楽しみもある




プレゼントを渡しても好感度が上下するが、これもヒロインによってちゃんと個別のセリフが用意されている。




宿屋では夜まで休息するコマンドと銭湯に入るコマンドがあり、これも固有のイベントがある。




何気に作りこみや執筆量が凄い。











▼ここまで読んで気付いた人も多いだろうけど、面白いのがコレ、PS時代に流行った恋愛RPGなんだよね。




恋愛RPGといっても、テイルズみたいにシナリオの恋愛要素が強かったり、グローランサーみたいな好感度要素、マルチエンドのあるRPGじゃなくて、恋愛そのものがテーマになったRPGのこと。



もちろん大体のゲームは男は主人公一人だけで、仲間は全員女の子。



こういうの、今時ないよね。



当時はブルーブレイカー、ソナタ、サウザントアームズなど、恋愛そのものをテーマやシステムにしたRPGが多かったんですよ。





R25は今この文章を読んで、あ、そんなクソゲーあったなと思い出した事でしょう








ギャルゲー全盛期だった影響ですかね。他のジャンルとギャルゲーをミックスしたゲームが、量産されてた時代。



ネクストキング(対戦ボード)、虹色町の奇跡(クイズ)、ドキドキプリティリーグ(女子野球育成)とか、羅列するとキリがないくらい出てた









▼勿論見た目通りのギャグ要素も多く、ロリコン犯罪者の名前がジェーシーとジェイケイだったり、笑えるようなシーンも多い










▼主人公とヒロインの絵だけは自作で、シンプルでよく見る絵柄だが、枚数も多い。

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(胸の紋章が無い…作画ミス?)





他のキャラは全て素材なので、画風にギャップがあるかな















▼ゲームバランスはツクールをそのまま流用してそうだが、レベル上げをしないとややキツイくらいの印象かな。


シンボルエンカウントなので敵を避けることが比較的簡単で、テンポ良く、サクサク進むのがいいね。



でも鬱陶しいのは、やたら攻撃が外れるんですよ。



作中でも攻撃が外れるというセリフがあるけど、これはイライラする。戦闘のテンポも崩れるし













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非常にトータルバランスが良く、今のところ、2018年のRPGで一番面白いです。




引き続き攻略していきます

2018年04月16日

HOLY NIGHT レビュー感想 あとからあとから湧いてくる不思議な感情を抑えきれずに(ネタバレ)


 遠いむかし。
 友だちに呪文をかけられた。

「クリスマスを一人で過ごすなんて、世界の終わりだよ」

 毎年なんとか世界の終わりを防いできたけど、
 社会的に孤立してきたので、今年はなんだか無理そう。
 そんな折、バイト先のお客さんにクリスマスに誘われて―――
















▼ウィンドウズ95時代のゲームっぽいなあ、というのが第一印象。


グラフィックセンスとか、切替の演出もその時代のゲーム風。









▼キャラクターの絵が1,2色で、独特の雰囲気がある。


衣装もシーンによってちゃんと変わる



音楽も相俟って独特の雰囲気がある










▼高校時代のトラウマにより、クリスマスを独りで過せなくなった女性の物語





その所為で、常にマスクを着けてる。






これもう半分歌い手だろ










▼退廃的なテイストで、ありがちなリア充爆発しろノベルに見えて実は前向きなストーリーで、イイ意味で裏切ってくれた。EDは爽やかな読了感




とはいえ後ろ暗いシーンも結構ある。だが、職業差別とまではいかないが、フリーターのコンビニ店員という設定を生かしたシーンがあり、面白かった。




文章表現も上手いです。なかなかに読ませる








▼乙女ゲーチックで、攻略キャラは同僚のオリベと、突然クリスマスに一緒に過さないかと誘ってきたマナザキ。



どちらも選ばないボッチエンドもある。




後日談までエンディングを全て見たが、どのシナリオも非常に面白かった。




OMAKEではオリベが悪魔という予想外の設定に驚くが、「下級生」とか、それこそウィンドウズ95時代のゲームはどれもこういう超展開が多かった


マナザキが心を読める能力者というのも、マナザキEDに納得できて寧ろスッキリした





一番良かったのはボッチエンドからの後日談かな。ボッチエンドであってバッドエンドではない、主人公が過去を払拭し成長するというのが実に良かった。



主人公が笑顔を見せるのも、グランドフィナーレなのもこれだけ。




そして新しい物語に続く。



この後の三角関係はどうなるんだろうね。


悪魔の力でマナザキの好意を主人公に向けたオリベだが、その所為で負けたらマヌケだよね。














▼日本語の誤用や誤字脱字などが多かったのは残念。



おぼろげ、かな?

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キャラクターによってテキストカラーが変化するのはいいのだが、が色違い

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まずは無料で相談!【キャリアスタート】












評価B+
75点



かなりの良作、おすすめです。乙女ゲーだがベタベタの恋愛でもないし、男でも楽しめた。




キャラクターはオリベがお気に入り。店長との会話シーンに笑っちゃう。



店長はなんて名前の悪魔なのかしら…






保全-HOZEN- レビュー感想 古き良き暇潰しゲーム

意味なんて無いよ!それがいったい何だって言うんですか!!

正直なところ、何をどうやって紹介したらいいものか悩んでいます。
そもそもこれはゲームなのか自信がありません。
「時間をドブに捨ててやるぜ!」っていう感じで遊んでもらえれば幸いです。

■ジャンル:逆に何のジャンルに属するのか知りたい
■プレイ時間:5分程度








ということなんだけど、一昔前に、いわゆるゲーム中のミニゲームのようなゲームだけを集めた、ミニゲーム集ゲームが流行ったことがあって、その時代のゲームっぽくって懐かしいね




テイストとしては、かのピエール瀧の迷作、「バイトヘル2000」に近い






本当にただ特定のことを繰り返すだけ



ゲーム性、一切なし






本作も実は出来るのは鬼クリックのみで、クリックによってのみ場面展開していく



ボイスありで、EDもまさかのボーカル。もしかしたら作者自ら歌ってるのかもしれない。






これといったオチもないシュールゲーだけど、な〜んかニクめない、ユニークなゲームなんだよなあ〜




オッサンの整髪だけではなく、突然鼻掃除も始めたり、ねーよ(笑)って感じで笑っちゃう





絵も面白いしね。それにたぶん、全部自作

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評価D
55点


2〜3分でクリア出来るので暇潰しにオススメです。




「板前名探偵すしおか」シリーズの作者なので、同作のファンにもいいのでは。



ただこれはせいぜい1〜2回しかできないゲームなので、次回作では「土俵に上がってくる女性に塩を撒いて追い払い国技の伝統を守るゲーム」のように、スコア要素のある、中毒性の高いミニゲームにも挑戦して欲しいです。









2018年04月15日

今日も、嫁は元気に異星人です! レビュー感想 ダークマター

▼突然遭遇した美少女(といっても21歳だが)宇宙人にいきなり求婚される!!


妹まで登場して、ドタバタ同棲三角関係!!






という王道ラブコメディ







だがこのパターンはギャルゲーにありがちなので、百合ゲーでは珍しいかも











▼絵は今時稀有な、非萌え系。


ネオロマンス、レディコミ風でヒロインコンビはどちらも可愛い。




妹のんぶーがお気に入り。星に関する会話がなかなかロマンチック

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▼ストーリーは、ヒロインをどちらか選ばないといけない、選ばないほうは牢獄に入れられてしまう、親の決めた相手と結婚させられそうになる、などのお約束だが、コンプまで60分あるプレイタイムも、テンポのいい展開で、最後まで飽きさせない。




ヒロインエンド2つに、姉妹丼エンド1つ。

EDの、スタッフロールがテレビ番組風に右から流れてくる演出が面白い(ツールの機能?)。








▼選択肢が意外に多く、ストーリーがちゃんと分岐するのが良いですね。



こういうゲームは、ルートから外れた選択肢を選ぶと即バッドエンドではい終わり、ってパターンが多いが、妹ルートも、姉妹丼ルートもちゃんとシナリオを書いているのが好印象。



ボイスコの喋りもスムーズで、ギャグも結構笑えます











▼バグがかなり多い。


ヒロインが宇宙人なのでネーミングが「んぷー」と「んぶー」なのだが、ゴチャゴチャになってるシーンが多い。多分ボイスコも間違えてる(笑)

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他にも主人公が分身の術を使ったり。
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(いや、お前が待てよ)










エラーから強制シャットダウン、動作のおかしい部分もかなり残ってた。














【第二新卒エージェントneo】
















評価C
60点


面白かったです。


主人公も男性的なキャラクターで描かれてて、百合ゲーとはいえかなりライトな描写なんで、割と万人向けじゃないでしょうか。




しかし、んぶーは何故主人公に求婚したのか謎でしたね。姉への対抗心と思ったけど、違う気が。一目惚れ?


2018年04月14日

もしRPGで最初に王様がくれるお金が大金だったら レビュー感想 これって言うほど金が関係してるか?

RPGで、魔王討伐を依頼してきた王族の癖に、何故か軍資金をケチる王様が、もし大金をくれたら…


というゲーム。



フリゲらしい、面白いアイディアですね。








まずは最強装備をしようと思って武器屋に行ったら、弱い初期装備しか売ってないんですよ。



疑問に思ってたら、店員に後ろのは飾りだと言われる(笑)

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他にも軍勢を雇って魔王城に突撃したり、金を使ったギミックで笑わせます。






でも通してプレイすると、金というテーマからズレた要素が多いんですよね。



例えば前記の武器屋のセリフにしても、金を題材にしたゲームなのに「このあたりは敵が弱い」とか、設定とまるで関係ないセリフ。




「この辺りは賃金が安くて高額な武器は売れないから置いてないんだよ」
のほうが世界観にマッチするんでは



その他のEDも、金があまり関係ないものまであったり。








絵は自作してる模様。


なんかものごっつ、どこかで見たことがある連中が登場し、笑わせてきます
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大学中退、中卒、高卒の就職なら、第二新卒エージェントneo










評価C
60点


コンセプトにズレはありますが、なかなかに笑えるバカゲーでした。






余談:「ポポロクロイス物語」で背景の剣を調べたら白騎士の武器が入手できたのはビックリしたね



あれもただの背景、飾りだと思ってたからね。

2018年04月13日

土俵に上がってくる女性に塩を撒いて追い払い国技の伝統を守るゲーム レビュー感想 伝統は命より重い…っ!

タイトル画面のやけに壮大なBGMにいきなり笑う。




かの名作「つっぱり大相撲」を連想するような相撲ゲー








土俵に上がってくる女性に塩を撒いて追い払うだけのシンプルなゲームだが、相撲が題材のゲームで、主人公が力士ではなく行司というのがかなり斬新なゲームデザイン


さっきまでピンピンしてた市長が唐突に倒れたり、女性の方は土俵から降りて下さい!という合成音声が入ってたり、クスっと笑えるバカゲーだが、何気にグラフィックの描き込みが凄い。




動画サイトの雰囲気もよく出来てる



だが難易度もファミコンのように高いので、何気にプレイヤーを選ぶかも


多分、初回プレイは即ゲームオーバーになる












評価C+
60点


ワンプレイが数秒からなので、サクっと遊べました。


しかしこのサークルは、毎度、時事ネタゲーへの仕事の早さが凄い。しかも結構風刺的で、ブラックなんですよね。











【第二新卒エージェントneo】

2018年04月12日

散歩 レビュー感想 深夜営業の店が閉店する時のような、謎の哀愁

ゲーム性を一切カットし、ただ画面上を目指すだけという、潔いゲーム。





プレイ前は、ストーリーや設定のほぼない、いわゆる雰囲気ゲーかと思ったんですよ。「ゆめにっき」のような特殊な風景を見せるゲームかと



実際そういう印象を持つプレイヤーが多いでしょう。





しかしやってみると、プレイ後10秒で出オチではあるもののストーリー性があることが分かり(「ゆめにっき」にストーリーが無いといってるのではないですよ)、徐々に真相に迫っていく王道展開が実に見事。


エンディングにはセリフもあって、ちょっと映画的な演出。ツールで出来ることを、最大限利用してる。








お気に入りは防空壕(かな?)で男性のシルエットに追いかけられるシーン。

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評価C
60点


面白かったです。


余談だけど、実は画面下に戻れますね。まあループになるだけですが。

2018年04月10日

【悲報】栗原美幸と善福寺川、まさかのプロ市民ゲーだった

▼以前配布されたテスト版を修正した、進捗版をプレイしました。



ふりーむでは公開出来なかったらしい。









▼本作は「しぇいむ☆おん」の栗原美幸をメインヒロインにした二次創作同人ゲーム


続編的ポジションである「げっと☆おん」の凛も登場


昔のゲームだが、今遊んでもかなり面白いので、未プレイの人は、「しぇいむ☆おん」からやってみてもいいかもしれませんね

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▼そのような理由で、スタッフが別人のようなので、キャラクターをちゃんと立てられているかどうか。原作のストーリーを正しく理解した上でリスペクトがあるかどうかというのを重要視してたけど、キャラクターの性格に関しては割と違和感が無かった







ヒロインの美幸より先に登場し、いきなり飛ばしてる凛

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(苦学生っぽかったのに、ライバル店の常連客とか、どっから金を出してるんだろう…)










相変わらずの変人で、主人公の「同じ大学の後輩か。信じたくないな」「隣に座ってほしくない」ってセリフは笑っちゃうね。









でも、「げっと☆おん」でのオラつきっぷりに比べると、かなり落ち着いた
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ライターも違うが設定も違うので(ヒロインではなくサブキャラ、相手も隼人ではなく隆也)、多少キャラが違っても、そこまで違和感はないかな








こんなのでも、かつては死にそうになってたね

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▼絵は、画風の違う2作のキャラクターが登場するが、違和感なく統一されてる。


でもこのシリーズのお約束なのか、相変わらずスチルではキャラが完全に別人なので、シンプルな絵だけに違和感が酷い





「げっと☆おん」なんて、この萌え絵が突然、

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コレだからね。いきなりリアル(?)になって笑っちゃった。
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そういえば美幸の立ち絵、手の組み方が「しぇいむ☆おん」と逆で、握り締めたようなポーズになってるのね。















▼ストーリーは全体的に暗い。


2人の仲に亀裂が入るほどでもないし、喧嘩を経てより仲良くなることは確かだが、中途半端に暗くて重い
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美幸がイジめられているが、その描写が陰湿


更には、主人公が大学生だから高校までは干渉出来ないし、何も出来ない無力感がクローズアップされている



何せ彼女なのに、相談すらされていない




フランケンやのりのに、美幸に信用されてないとバッサリ斬られるシーンは、悲しすぎてワロタ

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(のりの、「美幸」なんて呼び方は普段してないが、あれはおふざけなのかしら。美幸も主人公の呼び方が「タカヤ」だったり「隆也さん」だったりで統一されてないし、ただのミス?)








この要素、本作では最重要のはずなんだけど、何やら随分フワっと、簡単に流されてしまったな





完成版はストーリーを修正、ボリュームアップするだろうけど、これじゃ主人公はただ気付かず、流されただけって話だからね。完全に蚊帳の外



のりのが解決しちゃって、あっさりとそれがモノローグされるだけ。え?これでED?って思っちゃった



主人公が美幸をナンパしたって扱いになってるが、あれも礼を言おうとしただけだと思ってたんだが…解釈の違いなのかな。















▼まあそれはいいとして、かなり不自然なのは、このゲーム、やたらと政治批判が多いんですよ




杉並区や市町のあり方について物申すセリフが、とても多い(ふりーむでダメだったなら、もしかしてそれが原因では)。




モブが老人だらけで、「もう区なんて信じられるか!」とまで発言
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上級市民なんて言葉も平然と出てくる。原作の世界観ではないでしょ





これ、炎上した「クロエの流儀」のように、可愛い女の子(と老人)に作者が言いたくても言えない事を言わせる…という思想が垣間見える…






エンディングまで、オリンピックガー!この街の将来ガー!って…
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どうなるのだろう…って…



言う必要あったか?




普通に恋愛のシーンでいいでしょ。なんで余計な事ばかり言って、普通に喋れないの?





会話の流れも不自然で、「ところで」の繰り返しでやたらとこの話に持っていくが、そっちのほうが唐突だと

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▼タイトルは「栗原美幸と善福寺川」だけど、これだと善福寺川(というか土地)のほうが主役というべき内容だし、わざわざ「しぇいむ☆おん」の二次創作ゲーにした以上は必要ない要素なのでは…(やりたければ、他でやればいいわけで)



かっぱ探しよりも、そっちがメインになっている。つまり、かっぱ探しという建前で、区内の行く先々で、謎の行政批判を繰り返している事に、酷く違和感があるのですよ(ましてや美幸は足が悪かったのに)





かっぱ探しは本作のメインテーマにも関わらず蔑ろにされているので、最低限、かっぱの正体に関する考察と何らかのアンサーがないと、題材にした意味すら有りません。



社会に関する話も、「しぇいむ☆おん」でフランケンが地域社会、人間社会という言葉を使っていたが、本作は明らかに悪い意味で方向性が違いますよ



「しぇいむ☆おん」は不器用な人間でも人に親切にすれば良い事があるね、人と人とのつながりは大事だねって話だったが、今作はただの行政への批判になってて、ストーリー性も全く無かった




美幸とのりのの関係や、区画整理の設定まで変な改変がされてしまった




以上のことから、原作へのリスペクトは無いと見ます。
















mineo Aプラン シングルタイプ 1GB










評価D
50点



結構期待度が高かったが、今のところ微妙でした。

ラブコメとギャグは面白いんだけど、纏まりが無く、チグハグです。表記ゆれが多いのも、演出ではなくただのミスなのかも…と。

シーンが切り替わるたびに音楽が途切れるのも、煩わしいですね。


完成版に期待します。

2018年04月09日

ただ君に愛されたかった レビュー感想 こいついつも包丁携帯してんな

▽あらすじ 一つの後悔を背負ったまま、主人公の宇佐見は、進んだ先の生活である少女に出会う。
それは、間違いだったのだろうか。
そして僕は、どこから間違えたのだろうか。








3人のヒロイン、まこと、やよい、ふわりルートに分岐するヤンデレゲー。




絵が可愛いですね、まこととやよいが好み。





ストーリーはヤンデレゲーの定番だが、ヒロイン全員がヤンデレ化した理由に、過去の主人公が、間接的に関わってる…というパターンはヤンデレでは珍しいかも。


でもストーリーの掘り下げがプレイ時間(コンプ45分くらい)の都合上か浅くて、メインヒロインのふわり以外は、この部分がかなり雑に終わってしまったのが残念



まさか、ふわりにあった回想シーンが、まこととやよいには全く無いとは…




扱いの差が激しい。




しかもそんな主人公とつるぎの過去すらも、かなり御座なりに流されただけで終わってしまう。


ストーリーはなんとも中途半端。










評価D
50点



ヤンデレ好きなら楽しめるかも。


ただやはり、それだけのゲームという感じで、ヤンデレじゃなくてメンヘラ








最近、ツンデレの派生の、本来の意味であるヤンデレラブコメが減りましたね。


ヤンデレって、あくまで、病んで、デレたヒロインに束縛されたり愛されたり…というラブコメだったのに、恋愛要素もゴッソリ抜け落ちて、とりあえずレイプ目のヒロインに刺し殺されとけばヤンデレやろみたいな安易な風潮になってる…




病んでデレたヒロインとラブラブイチャコラ




病んだヒロインに何度も殺されそうになりながらも、最後は命からがらの愛をつかむ……というトラッドなヤンデレゲーがやりたい
・゚・(ノД`;)・゚・





今にして思えば、止マナイ雨ニ病ミナガラ(ヤマヤミ)が人気だったのは、ヤンデレゲーたるポイントを、全て押さえてたから




開発中止のまま長年放置状態なので、いつか完成版が出れば…と

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ヤンデレは、いつの間にか本当の意味での王道(本来の意味)が消えてしまったジャンルですね。










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