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2018年05月27日

○○Heart(マルマルハート) プレイ日記1 アルト編、マリカ・ディスコン編、西原愛海編 ラブコメというより日常モノ

春樹先輩っ♪
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完全に一致














▼というわけでマルハトをプレイしています。





ヒロインルートごとのシナリオレビュー感想。





そういえばこの形式でギャルゲーの記事を書くのは、随分久しぶりですね…



ネタバレがあるけど、ネタバレでどうこうなるタイプのストーリーではないです。(後述)












▼アルトルート




マルチまがい



マルチもどきでもある










何故最初にマルチ…じゃなくてアルトからかというと、懐かしの初代プレステ版トゥーハートで最初に攻略したのが、マルチだったのですよ。




その流れを今こそ継承(?)して、アルトから。







出会った頃の印象がお互いにお固かったので、それこそ藤田浩之(トーハト主人公)とマルチのような関係かな?と思ったんだけど、このアルト。意外や意外。






かなりの畜生ロボなんですよ









もうね、主人公を、殴る蹴る。






そのサマはもう、まさに汚いマルチ








作中でロボット三原則が無いとは言うものの、まさかここまで暴力的なロボだとは思わなかった…



ロボ子ヒロインって大抵は淑女的だから、こういうタイプは結構斬新だね。








そして主人公が冒頭からアルトに好意的で、恋人になりたいと思ってるのもかなりライトな展開。ロボットだからとか、全然思い悩まない




アルトはアルトで、作為的に主人公と友達になろうと画策してたり、妙に人間臭い







マルチのような、人間とロボットの違いとは?というようなSF哲学になると思ったので、最後も何の課題も出さずあっさりとくっついたことに拍子抜け。







日常シーンの連続で、いつストーリーが動くんだ?と思ってたら動く前に終わってしまった






シナリオのクオリティがどうこうより、そういう作風だと解釈した。








でもラストはなかなか綺麗に纏めたんじゃないかと

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(回りくどい文章やな)






初回ということでやや長く、90分くらい。ちょっとダレた




評価C
60点



















▼マリカルート


ハーフの転校生で家が金持ちと、これまた露骨にレミィを元ネタにしたヒロイン。





でもレミィのような電波ではなく、妙に優しいのが好感触
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折角仲良くなったのに国に帰ってしまう…

途方に暮れる主人公。という、レミィをパロディしたストーリー




途中出場ということでストーリーが非常に短く、15分くらいで終了。





恋愛要素は薄く、ラブコメというより日常モノっぽい




もうちょっと見たかったかなあ…







こちらもエンディングはなかなか可愛い終わり方で、ストーリーが恋愛なのではなく、エンディングから恋愛で、ああ、ここから2人は付き合うんだな…と思わせる

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yasashiisekai_No-0000.jpg










ハールキっ♪

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kanzenniicchi.png








完全に一致(してねえよ)







評価C
60点











▼西原愛海ルート




トーハト2のこのみっぽい、キャラデザが一番ありがちなツインテ後輩。




この3本のシナリオで一番恋愛要素が高い。というか、ここまでプレイしてやっとラブコメらしいラブコメをプレイ出来た





不器用で素直になれない少年少女が徐々に歩み寄り、仲違いや波乱もあるのが、他との違い。





お互いを好きと言ったり、キスしたり…


ラブコメの定番は全部押さえてるね。エンディングもニヤニヤしちゃう。

yasashiisekai_No-0004.jpg







そしてなんと、愛海だけ立ち絵(衣装)が4種類もあるという、謎の優遇ぶり。(パンチラもあるしね)




シナリオも途中出場にも拘わらずマリカの数倍のボリュームで、クリアまで60分くらい。




この謎の優遇はなんなのだろうか?というより、マリカが冷遇なのだろうか



シナリオはメインライター1人にボランティアスタッフが混じってるらしいが…






しかし、母子家庭という設定は全く意味がなかったな。



自分だけお弁当を持ってきてないシーンであっ…(察し)と貧乏だと読んだんだけど、一軒家に住んでるし、寧ろ富裕層っぽくって、母子家庭なのに料理も出来なければ部活熱心という謎設定。



母親も娘に服やシューズを買い与え、昼間から暇そうにしている。ホームワークで高収入の仕事に就いてるんだろうか…




バスケシーンも、スラムダンクのパロディはともかく、ライターがバスケ知らないのかな?というシーンの連続…(後半なんて学園要素0で、バスケバスケだったのに…)



単に設定が甘いだけかな?




とはいえ今のところ、一番面白かった。


評価C
65点













▼ここまでの評価としては、王道ラブコメだった本家トゥハートと違って、かなり日常モノに寄せてるんですよ(シュールを売りにした日常系とはまた別)








キスシリーズよりも更に日常寄りで、悲劇などのストーリーが大きく動くシーンが全く無く、本当にただ雑談と日常シーンのみで展開する。





ヒロインは多いけど、横のつながりが濃かったトゥハートシリーズと違い、ほぼ全員他人で、他のヒロインがシナリオに絡むシーンも殆ど無い。



なので、トゥハートのような青春群像劇っぽさもない。



もっといえばオマージュにも拘わらずトゥハートっぽさもない







プレイする人間はエヴァリースサガにロマサガを期待するが如く、マルハトにトーハトを期待するだろうから、ここが評価を大きく分けるだろうけど、私は意外にも気に入りました。





プレイすればするほどハマる。シナリオは単純だけど、ギャグはクスっと来るしね



今後もコンプまで遊ぶでしょう









▼では逆に、明確にダメな要素は何かというと、演出の異常な弱さ




まず吃驚したのが、このゲーム、なんとBGMがたったの一種類だけなんですよ。




一応、主人公が事故死しそうになるような緊迫シーンもあるにはあるんだけど、それでも何故かのんびりした音楽が流れてる





主人公、死にそうだったのに








前記の、マリカが国に帰ってしまうシーンでも、そう。








これは明確なミステイクで、なんと3人クリアしても、使われてる音楽は最初のたったの1曲のみ(ED除)

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こうなると、他の音楽はむしろどこで使われてるんだ!?と気になっちゃうね









バッドエンドでは高島 渉というボイスコが下手な歌(歌唱力的ではなく、ギャグ的な下手さ)を歌ってるんだけど、それ含めてもたったの3曲という異常な少なさ




ファミコンのADVでさえ曲数は結構あるので、これには愕然とした









▼そして絵と画像が全く違うシーンが、かなり多いんですよ。


夜なのに背景が昼間



公園なのに高台


ハイネックなのにブラウス


制服なのにジャージ…







羅列するとキリないくらい。




愛海とのデートシーンで、私服がスチルでいきなり制服になるし(学園シーンの使い回し)、笑ってしまった。


ここまで立ち絵があるならスチルも描くべきでしたね…








作画も数人で描いてるのか、やや不安定。


頒布版ジャケットの顔とも、また別人

yasashiisekai_No-0000.jpg






でもそれは一般ゲームにもいえることなので、違和感を覚えるほどじゃなかった。それに基本上手いしね














▼トゥハートをオマージュしつつもかなり違う方向性だけど、今のところかなり面白いです。






恋愛要素が薄い事や、主人公が時代劇みたいな口調(徒然チルドレンの本山みたいな)であることなどはプレイヤーを確実に選ぶが、おすすめの良作ですね。


フリゲでいうと、夏色エンジェルとかが好きな人は、ハマるんじゃないでしょうか。





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