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2018年06月13日

雨紡ぎの四葩 レビュー感想 ^v^

恋人にフラれ、傷心旅行をしていた想一。



山で発見した紫陽花の写真を撮っていた時、何かに気づく…



そこで見つけたのは、人間の体の一部だった…








mineo Aプラン デュアルタイプ 1GB








▼まあタイトル画面の通り人間の一部というのは人形でした、というオチで、主人公は田舎町の洋館で、人形の他のパーツを探すことになる。












▼まず特筆すべきポイントとして、メインヒロインのオルタシアが…







「首から上だけの人形」という斬新過ぎる設定







何せ、殆どのシーンでは生首だけ。


一昔前、〇〇と恋愛する系というゲーム、漫画が流行ったけど、それらよりインパクトが強いくらい。



更に大昔の、トマックという鉢植えに生首が突き刺さったギャルゲーを思い出したね。


(本作はその方向性では押し出してない模様だけど)









でもそんなたこルカみたいなヒロインが、最初こそは違和感があるけど、これが妙に可愛く見えてくるんですよ










首しかないのに





なので、かなり画期的な設定のヒロインでありながら、ヒロインという役割をキッチリ果たしてるのが凄いね









▼パーツ探しや、館の住人、客への聞き込みに奔走する主人公







別れた元恋人とも強引に再会し、プレイヤーにストーカー気質を見せつける。









想一…結構やべーやつやんけ…






彼をフった元カノの判断や、住人らの警戒は正しい…








▼松岡修造が「なんとなく生きてるんじゃないですか!?」とブチギレそうなウジウジ主人公とは真逆の爽やかイケメンや洋館の主に片思いする家政婦などが登場(なぜか紫津子が自分を嫌っている理由に気づいてないが、自分の父親に色目使ってりゃそりゃ嫌うよ(笑))














▼パーツを隠した犯人は誰か?というミステリ要素が二転三転し、面白かったです







犯人は平凡な設定で意外にあっけなく犯行を認めるも、そこで事件解決ではなく、解決後が本番。





ストーリーは加速し、事件の真犯人と、ヒロインコンビの正体にはかなり驚かされた




ネタバレはしないけど、非常に切ない結末でした。



宣伝文では陰鬱なゲームとして押し出してるが(暴力、性表現ってのが人形相手だったのはショック。性表現は紫津子がよかった(悲))、終わってみれば泣きゲーかも

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(もうとっくに成人女性なのにツインテ…オルタシアと同じ髪型にしたんやな)









紫津子が泣いているシーンは、初登場がフラッシュバックする、とてもいい演出だったね(スチル差分の使い方が上手い)














mineo Aプラン デュアルタイプ 1GB














評価C
65点






ローゼンメ〇デン?






って初見で思ったんですが、ローゼンメイデンとは、全く違いました。



ギャルゲー+ミステリ+サイコホラー+感動の、かなり作り込まれた一作


絵も美麗で、女性キャラも(巨乳だし)可愛い


ゼンマイの効果音が混じってたり(実際の効果音としてはオルゴールだろうけど)、BGMもマッチしてる。


ムービーや歌まで自作(ただバッドエンドのムービーが、紫津子ENDと同じなのはおかしい。雨が上がらないバッドエンドなのに、映像では雨が上がってるし)



……と、総じて良作ノベルゲームでした。









▼エンディングは、結構感動する人もいるんじゃないでしょうか。



泣きたい人におすすめです。











血染めのナナ -Bloody 7- レビュー感想 王道脱出ホラー

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見知らぬ場所で目を覚ました少女、ナナ


謎の声の主ロベルから、今いる場所は危険地帯だから脱出して欲しいと言われる。


ロベルの声に導かれるまま、脱出を試みるナナだったが…








トレカ通販トレトク










相当怖いガチなホラーゲームを作っている夜雨ドッド◆ドッド工房氏のホラーゲームだが、本作はサイコホラー、脱出謎解きゲームなので(攻略要素あり)、脅かし要素はナシ。

心理的な気持ち悪さ中心。



一応ヘッドフォンを推奨しているけど、スピーカーでもあまり変わらないんじゃないかな。











ナナは脱出していく中で今いる場所はどこなのか、ロベルの正体は誰なのか…そしてナナ自身は何者なのか


という核心に迫っていく。



王道(ネタバレせずとも読めちゃうかも)だが手堅く纏まってました。






エンディングは3つに分岐するが、私のおすすめはエンドC




まあバッドエンドなんだけど、なんだか洋画のように皮肉めいた結末で面白いね。


エンドA、B前の黒幕の台詞もいかにも悪役でイカしてたね

























評価C
60点



面白かったです。


なんとなくエルフェンリートが元ネタかなと思った。











ところでこのナナの絵、自作なんでしょうかね。作者さん、女の子も描けたんですね。




演出が面白くて、最初セーブデータ画面が真っ暗なんですよ。


でもセーブを1つ取るごとに、このナナが表示されていく。


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で、セーブファイル4でナナの肩まで見えるから、

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お、血染めのナナだけにセーブ7でナナのオッパイ見れるやん!!








って思ったら、







また頭なんですよ(半ギレ)

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2018年06月11日

僕と君とのソリロキー レビュー感想 独り言

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ティッシュすげえな














▼ヒキコモリの主人公、「俺」は、幼馴染に叩き起こされる。



幼馴染は家からも主人公を叩き出そうと画策するのだが…







▼幼馴染がLive2Dでニュルニュル動くが、余りにも自然なモーションに驚いた。



一昔前のプロより綺麗じゃないかとさえ思いましたよ。



先輩も可愛かったけど、今回のヒロインもめっちゃ可愛いんですよ。服の質感などもリアル。









▼ベタな幼馴染もののギャルゲーかと思いきや、少しだけ意外な展開を迎える。

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食事が用意されてないことや、幼馴染が主人公と同類であること、えっちと言われたことなどが伏線で、前作「バス停の先輩」を思い起こさせる上手さ





でも本編EDが結構綺麗に終わったので、後日談2つは蛇足かも?















20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】












評価C+
60点





15分くらいで終わる手堅い短編に、高度なグラフィック表現…


面白かったです。



夜底奇劇・星空物語 プレイ日記2(クリアまで)と総評 夜明け

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はあああああああぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(クソでかため息)








どうやら本作に関して、根本的に見込み違いをしていました。







夜底奇劇・星空物語は体験版の宣伝を見た時から、直感的に面白そうだ、って思ったのですよ。



そして実際に体験版をプレイし、非常に気になる終わり方だったので、本編の配信を、たった数日とはいえ、一日千秋の想いで待っていたのです




そしてファーストインプレッションや、レビュー感想でも面白いと絶賛し、「これは凄い良作だ」と評価しましたが…






申し訳ないんですが…





その評価は取り消しとさせて頂きます








全然良作なんかじゃなかったです。余りにも見込み違いでした




いざクリアすると、全く違いました。








このゲーム……






「名作」でした…











うおおおおおおああああああああああん!!!!!(号泣)

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さて、という訳で(急に真顔)プレイ日記2と、総評








エンディングまでのネタバレがあり、ストーリーの核心に触れています



































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▼自分とブライドは完全に相いれない存在に思えた詩織が自分を見失うも、導いてくれる部長が余りにも格好良すぎる…

こら詩織も惚れますわ






「お前を、この夜(このよ)の底から救いたいんだ!!」と、告白にも近い言葉を叫ぶ部長
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詩織も唐突な事を言われたと思ったのか、「こ、この夜…」思わず真顔になって冷静にさせられる









詩織と部長の関係ってなんなのだろう。って思ってたんだけど、詩織にとって部長ってヒーローだったんじゃないかなあ…



お互い恋愛感情か、それに近い感情の。




加藤に襲われた時も「部長…部長…」って、寝取られもののヒロインみたいに、ちょっとアンアン言ってるくらいの勢いでつぶやいてたし…(ここ体験版にはなかったような)





無意識の発言って、その人の最たる本心だしね(まあ他に呼べそうな助けもなかったかもしれないが…)





作中で誰誰がいなかったらこの革命はない、という台詞があるんだけど、部長がいなかったら詩織はとっくにブライドに殺されてるからね。





詩織にとっての救世主が部長だったというのは、よくわかる















▼度々怪しい言動が目立ったマイスだったが、まさか兄であるブライドを裏切り、殺し合いに発展するとはね

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マイスとは詩織としてケリをつけたかったのだが、詩織にとっての宿敵はあくまでブライドであってマイスとはそこまででもないので、この流れの方が自然かもしれない

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本当はお互いを必要としているのに殺し合い。切なかった。



マイスの脆い素顔を知ってしまうと、もう悲しかった。











▼いざ革命という段階で、ブライドを追い詰めるも、剣で部長を貫くアドリク。




元々メンバーではなかったので、裏切るキャラクターとしては一番臭かったかもしれない。関係が薄いだけに、ショックも余りなかった。




裏切りにより、彼とも戦う事になるが…

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殺す前に、マイスによって戦いは終わる…

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「アドリクの息子」というより「双子の親」は登場するのかなあ…くらいに思ってたら、まさかアドリクだったとは。しかもそれが、裏切りによって行われるとはね



このゲームのテーマを「親子」だと前回書いたけど、よりそれがクローズアップされた展開。しかもこの3人は、義理でもなく実の親子






アドリクが邪道に堕ちた息子2人のことも平等に愛してるのが、物凄い父性愛を感じる展開だね。


双子にとっても、おじいちゃんは義理だけど、アドリクは実の父だしね…











▼アドリクと違って最初から詩織を守ってくれた人物なので、部長の死は、ショックだった。

RPGでいうヒロイン死亡でもあるからね…

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好きな女を守って死ぬ…という劇的な死に方じゃなくて、割と流れで逝ってしまうのが妙にリアルだった


アドリクが部長を刺したのも、あの場の流れでしかない。

(中盤にあった、式術では怪我を直せないという台詞は伏線だったのかしら)





あ……これまで守ってくれてた部長はもういないんやな……って泣けてきちゃうね





部長、本当に最後までいい男すぎる。






作中で一番成長した人物は詩織やブライドではなく、部長かもしれない。


最初は本当にただの眼鏡の少年だったのに、勇敢で頼りになる、主人公の相棒へと…


革命軍の戦力としても、かなり強い。





思えば、本当に最初から詩織の心配ばかりしていた。間違いなくこのゲームの良心ですわ

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▼そして頼りになる部長もおらず、遂にラスボスブライドとの一騎打ち。


背景がおじいちゃんと双子の写真になってるのが、最高にアツイ演出だ。


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最後の一撃がお互いの奥義で、カットインが同時に出るのはカッコいいね。






こういうところを見ても思うんだけど、このゲーム、ツクールながらに演出が最高に上手い。


グラフィックだけではなく音楽の使い方も上手で、戦闘音楽がターニングポイントで変わるのは、かなり燃えた











▼革命を終え、これまでともに戦った仲間たちや、殺しあった敵との会話。


加藤に関してはかなり簡素な扱いだったかな。部長の死にも余り触れていないし。

これについてはもっと上手くやれたんじゃないかと。



髪の毛で隠れた目がブライドによって抉られている…と分かるシーンで、てっきり詩織を殺す命令に背いたからやられたのだと思えば、全然関係ない任務失敗だったんだね。ちょっと拍子抜けした(笑)

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▼更生したマイスとも、もっと、ちゃんと話したかったかなあ。



そしてミユアが記憶喪失になるが…


なるほど、おめでとうございます…


ミユアさん……




あなたが私や仲間たちに塩酸をかけたこと、忘れてませんよ(威圧)







この程度では、悲劇というほどでもないかなあ。てっきり全身に大やけどを負ったとか、失明したくらいを想像してた。









だって、こっちは仲間を2人も殺されてるからね。


でも敵メンバーは結果としてほぼ無傷…


終わってみれば本当に勝ったとは言えない戦いだったね。


それを、リーダーすらも直々に許してしまっているからね。余りにも優しすぎて。


革命するには、彼らは優しすぎたね。シーラもカヤも善人過ぎた。


悲しいけどこれ戦争なのよね…




革命なんて、悲しいね…













▼元の世界に戻らず(ママ可哀想)、詩織が夜明け前に旅立つエンディングもとてもよかった。



舞台装置的な演出と、タイトル回収が星空のように綺麗。




なるほど星空物語、ね…と感心



































評価S+
90点







いやあ、凄いゲームでした。

これまで遊んだフリゲRPGで、1,2を争う面白さ。




喜劇上演団体Bという学生同人サークルの製作ゲーム1発目らしいんですが、ここまでクオリティの高い1発目は稀有じゃないでしょうか。

次のゲームはどうなるのでしょうね。楽しみです。






特にシナリオと台詞回しのセンスが良いですね。時代が変わって作業環境が良くなり、上手い絵を描ける人はフリゲにもpixivなどにもゴロゴロいるけど、シナリオ、文章が上手い人はフリゲにも例えばなろうとかにも、殆どいないんですよ。


やっぱり文字だけでの表現って、誰でも出来る創作だけど、一番難しいんです。









▼ただ客観的に見ても、決定的、寧ろ致命的にプレイヤーを選ぶゲームではあるでしょうね。



革命、復讐劇、愛憎劇であること。絵は萌え系じゃないし、変な語尾で喋るプレイヤーに媚びるキャラも出てこなければ(詩織は寧ろ挑戦的かつ、好戦的…)、ロリもショタもいない。

分かりやすい勧善懲悪でもヒーローものでもない。極めつけとして、単純なハッピーエンドでもない


もしかしたらまだサークルメンバーも生まれてない時代かもしれませんが、90年代末期、新世紀エヴァンゲリオンという小難しいSFロボットアニメがブームになり、どの業界も明らかにエヴァに便乗し、難解な作品ばかりが乱造されていた時代がありました。のちのちセカイ系という言葉も生まれた


クールで囁くように喋る女性キャラ(綾波系と呼ばれていた)や、精神世界、多重人格キャラが決まって出てくる




あれから時代は変わり傾向も真逆になり、今では何も考える要素がなく、シリアスやストーリー要素も無い萌え作品が主流になったので、男女がいても恋愛関係にはならない、グロテスクやシビアな要素があり人も死ぬ、最後もハッピーエンドではない、という本作は流行りからは逆行しています(でも多分敢えてだろう)。


よって、寧ろ当時の作品にテイストは近い



私は絶賛しましたが、今後同じくらい批判的な人間が出てくることも予見しています










▼難易度「簡単」で、7時間30分(フリーズバグの所為でやり直したから、実際には7時間15分くらいかな)



「簡単」といいながらも、ボスの攻撃は一撃で死にます。終盤のミユア、チハヤコンビが一番の強敵だったかな。





長すぎず短すぎず、濃密なゲーム時間でした。


10時間未満とは思えない、途轍もない大作。



長いムービーなんて無くても、インパクトのあるシーンは作れる。演出はアイディア次第で、プレイヤーを引き込む事が出来る。そのお手本。












▼フリゲRPGの名作って、実は非常に少ないんですよ。




検索してもRuinaとか月夜に響くノクターンとか、ほぼ決まりきったゲームばかりが挙げられており、多くのプレイヤーはもう遊びつくしている状態。






だが本作は、今後その定番の名作の1本に加わる事でしょう





「夜底奇劇・星空物語ってゲームが、すげえ面白いよ」って















▼それではこれにて、喜劇上演団体B謹製、夜底奇劇・星空物語のプレイ日記を閉幕したいと思います。





2018年06月10日

夜底奇劇・星空物語 プレイ日記1(9幕まで) 覚醒

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▼夜底奇劇・星空物語をプレイ中。



5時間プレイして、9幕収容所まで進めました。




何幕まであるかは不明だが、敵図鑑(シリアスな本編との、凄い温度差のギャグが笑える)の達成率が75%なので、もう中盤は超えているでしょう


フリゲRPGのプレイ日記を書くのは初めてだが……日記1といいつつ、2で終わりかも











▼序盤のツカミはよかったが、本当に面白いのはその後。



ストーリーの面白さが、近年のフリゲRPGでは飛び抜けてる




END ROLL以来かも




シニカルな台詞回しにも感心するね。





こういうところが、「喜劇的(奇劇的)」なのかな












▼以下ネタバレ。9幕まで到達してない方は、ご注意を。























▼序盤を越えると、いよいよダブル主人公の一角、ブライド編だが……




ブライド軍団、弱すぎぃいいいいい!!
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なんと全員レベル15で、能力値も特別高くない。




いや寧ろ、詩織たちよりも、弱いくらいか?



ブライドにいたってはオーダーメイドの真剣を装備しているのに、鉄パイプの加藤より弱い(笑)





「ブレスオブファイア4〜うつろわざるもの〜」のフォウルみたいに、最初は弱い主人公の対比として、最初から最強の主人公だと思ってたので、あまりの弱さに吃驚。



何せストーリー設定では、詩織たちが数人がかりでやっと退けられるレベルだからね。



でもゲーム設定では、そんなブライドたちも雑魚敵の攻撃1,2発で逝っちゃう(笑)



更にはサイフなどのパラメーターも共有しているから、エリートなのに、なぜか金を持ってない(笑)




まー「ファイアーエムブレム」シリーズも設定上では強いキャラでも、雑魚敵の攻撃1,2発で死亡するし、RPGあるあるの1つではあるかもしれないが、ブライド軍団は高レベルからスタートしたほうが正しい設定だったろうね。丁度、終盤の詩織たちのレベルに合わせるくらいでね



じゃないと、わざわざ敵サイドのキャラを使う意味も薄れるしね




「FF7」のセフィロスは仲間にいる時、クラウドのレベル1に対して、レベル50。ラスボス時も、レベル50。



クラウドたちも、終盤、丁度レベル50くらいになってるんだよね。だからセフィロスくらいに強くなったという実感をストーリーでもシステムでも得る事が出来た。実に上手い設定だったな(前述の「ブレスオブファイア4」もこの流れ)



あんな感じならよかった








▼そんなブライド軍団にも葛藤があって、妙に人間臭い生活をしてることが面白い



チハヤが定時21時なんて、まるで社畜のような勤務を強制されてたり、ブライドの過去にも人格が歪んだ暗部があったり…





そして実は詩織のおじいちゃんが、ブライドとマイスを、孫のように可愛がっていたってのも、ショッキングでね





詩織はそれなら何故殺したという憎しみを益々高めるんだけど、劇に例えるなら、このゲームは愛憎劇という側面もあるのかな




義理の親子、義理の姉弟、家柄問題…家族が題材だから、愛憎劇といっても恋愛ではないんだけどね











▼ケイトの死は、結構ショックだったね。上位互換であるアドリクが出たので完全に要らない子だったが、まさか仲間を助けるために犠牲になり、しかもシーラが撃ち殺すとか…



RPGでは仲間が死亡するシーンが度々あるが、キッズにはトラウマかもしれない













▼RPGとして見ると、2人の主人公(主人公軍団)がお互いと戦うシーンは激アツだね。




「主人公VS主人公」は、「前作主人公登場」と同じくらい、もっとも盛り上がる展開だからね







特にブライド編で、暗殺にきた詩織を返り討ちにし、部長が助けにくるシーンがアツ過ぎ
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(でも守ってる筈なのに、詩織より後ろ(笑)。これだと詩織が守ってるみたい)





しかもこの時2人は「敵」なんだけど、思わず「敵」に感情移入してしまった


ここは詩織編でプレイしたかったな







余談だが、負けるとゲームオーバーにはならず、別のシーンに変わるんだね。

部長も助けに来ない(詩織、部長のコンビに負けると、敗北後の台詞に部長が加わる)






詩織1人に完璧に敗北し(彫刻刀を持った女子高生1人に4人がかりなのに、フルボッコにされる軍人さんたち…)、敵である詩織が、実に格好いいシーンだ



難易度簡単でさえ加藤やミユアが一撃で倒されたので、結構負けちゃった人、いるんじゃないかと











▼どうもこのゲーム、革命が「主人公」の目的というのは、詩織だけじゃなくブライドのことも指しているんですよね。ブライドもまた、別の革命が目的で凶行に走っている






別世界に生きてきた主人公2人が、それぞれ相反する目的で憎みあい、殺しあう…



全く無関係な2人だったが、おじいちゃんを間に挟むことによって、実は密接な関係があることが分かる…





実に練られたストーリーだね。






























▼バグはかなり多いですね。


入れない空間にめり込んじゃったり、その場にいないキャラの台詞が出たり(女中と話すタイミングでアドリク、ケイトが殺された晩に、倉庫で離脱中のシーラが喋る、など)、誤字脱字や、日本語の間違い。
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(1本取られたでは?)





強制敗北の双子戦で一定ダメージを与えるとエラーしたり、

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10個くらいはあるかなあ。




のちのち、マターリ修正していってほしいですね








2018年06月09日

夜底奇劇・星空物語 ファーストインプレッション 世にも珍しい、舞台演劇風RPG

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上沼恵美子とペアルックの主人公、詩織

















▼現在プレイ中につきファストインプレッションです。




中世のような和風のような、不思議なファンタジー世界が舞台




キミと革命を起こすRPG(テイルズのキャッチコピーみたいだな)









▼明治大正のようなテイストで、異世界転生ストーリーが展開される(今日までプレイしてたレイ逆に続き、また異世界転生モノ…。しかも主人公が2人)。




ORETUEEE!!!もなければ、またオレ何かやっちゃいました?もない。無双も全くない。


異世界に転生した少女と少年が、完璧にただの一般人というのは、かなり珍しい設定。
戦うにあたって有効な要素が何一つない


剣道も空手もやっていないどころか文化系の、本当にただの一般人(ただし主人公は、ジャンプ漫画の如く、血統天才タイプかも。軽く殴っても加藤が怯んでたし)






異世界の世界観が、現実とほぼ同じ文明レベルなのも珍しい。普通にインフラが整備され、ラジオもある。町には電柱まで建っている。



このゲームは背景を調べると結構細かい部分まで台詞が出るのが面白いのだが、電柱も調べたかったな。












▼舞台的な演出が随所にされるが、ロード画面で単純にLOADINGという文字列だけではなく、スポットライト調整中と表示されたり、演出も細かい。




革命がテーマらしいが、序盤のテーマは大好きなおじいちゃんを殺された孫娘の、復讐劇かな。祖父と孫娘という組み合わせも珍しい









▼特筆すべきポイントは3つあり、1つめは、RPGとしての親切設計ですね。



難易度は5段階。「安全」「簡単」「普通」「困難」「狂気」があり戦闘中以外ならいつでも変更可能で、カジュアルゲーマーからヘヴィーゲーマーまで対応可能。



セーブ画面に次やることが表示されるので、迷わない。




作中でキャラクターがシステムの説明をしてくれたり、非常に親切。



しかも戦闘で負けても即リトライできる。







▼2つめは、かなりの物量がありそうな作画枚数。


恐らくだけどこれ、人物だけではなく敵クリーチャーまで全て自作なんですよ。


ここまで拘って自作されたRPGは久しぶり。イラスト担当は相当数描いたのでは。やっぱり自作ゲームというからには描いてるほうが好感が持てるし、評価も出来ますね



ただ、戦闘キャラのカットインなど、別の人が描いてて違和感があるので(キャラも突然アニメ絵になって違和感ある(笑))、担当者はこのキャラを描くのは誰誰というふうに、完全に分業したほうがよかったかと。








▼3つめは、なんといっても、敵は倒す物ではなく殺す物という、常に生死をかけたシビアな世界観と、ストーリーの面白さ、そしてストーリーの圧倒的スピード感(序盤のネタバレあり)






主人公はストーカーに悩む女子高生



友人である先輩後輩にそれを相談する




だがストーカーは相談相手でもある仲のいい後輩だった(ここで驚きと失望)




彼の裏切りにより拉致される




異世界に連れ去られ、謎の男に殺されそうになる(ここの幕引きで緊張感)





視点が先輩に移り、異世界まで主人公を助けに行く




そこでも殺されそうになる



出会った謎の人物の助けを借り、なんとか逃げ出す






レジスタンスと主人公を助けに行く




主人公を殺そうとしていた敵幹部が、絵に描いたようなクソ畜生(プレイヤーの怒りを煽る)




なんとか退け、主人公救出(達成感を得る)




安心も束の間、異世界からはもう2度と帰れないと知らされる(絶望感)






だが僅かな希望を見つけ、旅が始まる…







ここまで、なんとたったの30分です。





RPGの序盤は説明などが多くグダグダしがちなので、チュートリアルを含め、ここまでスピード感のある展開は凄い





世の中にある殆どのRPGは、最初の30分はお使いだけじゃないでしょうか。




最悪、ムービーだけで終わるなんて酷いゲームまであります









しかも( )に書いたように数分置きにプレイヤー心理を揺さぶってくる演出を入れてくるので、序盤でプレイヤーをノせるのが非常に上手いです






かくいう私もあの糞畜生はなんとしてもこの手で倒さないといけないという気にされたので、このゲームを続けます








裏切りおった後輩の加藤とのケリもつけたいですね。何か真意があるのか、本当に裏切っただけなのか





こいつ、見た目と言いキャラクター性といい、「かぐや様は告らせたい」の石上みたいなタイプと思えば、まさかやらかすとは
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どっちかというと部長のほうがそれっぽい見た目なのにね





こんなん「あっ…(察し)」ってなってまうやろ

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でも、多分詩織の想い人やねんで…






人を見かけで判断してはいけない(戒め)













▼まさかクリアまでこのペースってことはないでしょうけど、序盤のツカミがここまで上手なのも珍しい







そんな流れで、ここまで遊んだ限りかなり面白いです
































▼惜しいのはゲームバランスかな。普通でもちょっと難しい。1,2発で戦闘不能になっちゃう。簡単と安全の間だと丁度よかった。



攻撃もやたら外れる。シーラが火炎瓶を投げつけて属性について説明するシーンがあるんだけど、攻撃が外れちゃった(笑)もんだから説明が意味不明だった


攻撃が当たってないのに、当たった時の物であろう説明が延々続くんだよね。あれには参った































▼絵も結構好きですね。


この画風、何かに非常によく似ているんだけど、なんだろう。多分、昔好きだった漫画とかだと思うんだが…


相原コージかな。でも相原コージは別段好きでもないし、似てないか…


うーん、なんだろう。コミックビーム系の……思い出せない。



思い出したら書きます。





大逆転裁判でシリーズ復帰した旧作ファンが、レイトン教授VS逆転裁判をクリアした感想

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いやあレイ逆、やっとクリアしました。


なんだか達成感よりも、肩の荷が下りた気分が大きい。



逆転裁判6をクリアした日からプレイしてたんだけど、忙しくて2カ月以上もかかってしまった。2以降のシリーズでも、一番短いくらいのゲームなのにね。





20時間と短いゲームだが(大逆転裁判2や逆転裁判6が長すぎるだけで、20時間でも十分長いが)シナリオが10話構成で普通の2倍ということで、むしろ大変長く感じた。



特に最後の裁判は展開が二転三転して長く大きな話に思えた








発売から約6年経過している旧作ということで、ネタバレレビュー感想。



























・オリジナリティ


ナゾトキ&裁判というのが画期的


パズル的謎解きと、テキストADVによる謎解きの融合とか面白い。

世界観もまるで違うゲームなので、尚更ね



中世の魔女裁判で、裁判員裁判ってのも面白い。
大逆転裁判は、これが元ネタだったんだね



ただし弁護で負けると死刑という6に比べると、依頼人が目の前で焼き殺されるにしても、まだインパクトが軽かった。


マホーネに私を弁護すると白い目で見られると言われるけど、クラインじゃあ死刑なんだよって思っちゃったね













・BGM

これがとにかく素晴らしかった。

初代のアレンジは5でもやっていたが、スケール感がまるで違う。


やはりオーケストラ風は壮大。










・グラフィック

最初こそ違和感があったが、慣れると非常にスムーズにモーションしているし、綺麗なグラフィックで驚く。

背景も美麗で、揺れる炎はまるで本物のよう



ヒロインのマホーネは逆転裁判のキャラとは違う感じだが(キャラデザはいつものスタッフだが)女性キャラも可愛い



魔女じゃありません〜〜というと、懐かしのどきどき魔女神判!を思い出すね
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MOTHER2風のドット絵も可愛いし、結果、後発の逆転裁判5よりもグラが綺麗という、逆転現象が









・アニメムービー


クオリティが非常に高い。シリーズ初の試みらしいが、うざいだけだった5とはえらい違いだ

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・命名

シナリオもネーミングも、巧舟が久々に冴えてる。序盤に事故る男の名前がジョバンニ・ジコールとか、最高だね。


しかもちゃんと英国人っぽい名前になってるのも上手いね。













・声優


レイトンとルークが大泉洋と堀北真希なのだが、上手い上手い。

そもそも初代レイトンで英国紳士役に大泉を抜擢した人間が有能すぎる。一体どういう意図だったのだろう。


大泉は英国紳士の役などやったことすらないコミカル俳優だし、まず結びつかないのだが…


マヨイの桐谷美玲も可愛い声でマッチしてる。でもマヨイの声にしては幼過ぎる気がする。



微妙なのはナルホドの成宮寛貴だね。「待った!」「ちょっと!」はカッコイイんだけど、肝心の異議あり!がノイズっぽくって、最初何を叫んでるのか分からなかった(笑)



台詞も上手いシーンはあるが、棒読みが目立つ



リテイクすべきだが、若手人気イケメン俳優を拘束するだけのギャラが無かったのかも…


他のプロ声優は言うまでもなく上手い。違和感あるのは、オリーブかな。もっと洋画の吹き替えっぽい気取った声と思えば、幼過ぎる





そしてなぜか巧舟がボロゾーキンという端役の声をやっているが、初代主人公の声優が、こんな端役をやる例はかなり稀じゃないか。キャラも声質も全然違う



こんな例は、メモリーズオフ1の内野一しか知らない(初代主人公の声優だが、人気絶頂だった緑川光に交代し、降板。その後モブの声優に…)











・ストーリー


▼最初はレイトン主体のストーリーで、やっと逆転パートになったと思えば余りにも単調な法廷で(1−1より簡単なくらい)ノれなかったが、徐々に面白くなってくる



他のシリーズと違い全てのシナリオが1本で繋がっている連作なので、どんどんクライマックスに近づくシナリオ構成はとてもよかった







▼逆転裁判の世界観で、こういう異世界への冒険感を味わえるとは思わなかった。ワクワク感が凄い




最近流行りの転生モノっぽいノリで、主人公が中世にはまだ存在しない「ロジック」で法廷で戦うが、異世界転生モノっぽいオレツエー、無双感がないのはいいね。寧ろ指紋鑑定すら出来なくて、ご都合主義どころか、いつも以上の逆境






しかも相手検事のジーケンが有能で、ただちに「ロジック」を模倣して対抗してくるしね




ジーケンとラスボスのクローネも、卑怯な手を使わない正々堂々とした騎士道検事で、シリーズ屈指のマトモなライバル検事だった。バンジークスといい勝負だね








▼ストーリーは徐々に盛り上がりを見せるが、世界観の謎である、この世界が、実は異世界でも過去でもなんでもなくて、現代の隔離された空間ってオチにはびっくりだね



特殊な企業や国家により隔離された実験施設(現代)というと、クレイモアだ





進撃の巨人がこのオチを使ったとき、クレイモアのパクリだなんて叩かれていたが、レイ逆も同じオチでもある



でもちゃんと世界観やストーリーを構築しているし、レイ逆に関してはパクリでもないんじゃないかと




レイトンは年代を設定してなかった筈だが、逆転裁判と同じ近未来(現代)だったんだねぇ







▼そして更に凄いのが、実は魔女も魔法も存在しなかった、全て暗示と現代の機械による裏工作だったというオチ




荒唐無稽などんでん返しで、有り得ないことのオンパレードだが、推理物のロジックとして見ると、これまでの疑問が矛盾なくつながる、かなりスマートなオチなんですよ






たとえば黄金像にされた教授の腕が飛び散ったけど、そのあと人間に戻った教授が無傷なのはおかしいとずっと疑問だった。


ご都合主義に思えたまま話は進む



だがその答えが、そもそも黄金像になんてされてなかった、ただの入れ替えトリックだったなんてね…



単純すぎて笑っちゃうくらい。





このように、あまりにも強引に行ったところが多いので、シリーズの中では論理矛盾は少ないほうじゃないかな。





計算するとマホーネの年齢が16か18か分からなかったり、言葉の綾なのか矛盾なのか分からない部分もあるけどね


しかしマホーネ、16だとすら思わなかったな。13、14だとばかり。


身長小さいのに胸だけは大きいから18のが自然だが、下手すりゃマヨイより年上だとは…










▼最終的にテーマを友情と親子愛にしたのは綺麗な話で感動的だったね。






まあいくら感動的に演出したところで、クローネが、ふざけて街1つ焼き払った事実は変わらないけどね










エンディングの、マホーネとの最後の別れはやけにあっさりだったかな。逆転裁判1のマヨイくらい、感動的でもいいでしょ。仮にもヒロインだし







▼ラストシーンでの、まさかのミツルギの再登場には驚いた。





しかもなぜかジーケンに比べると、完全な悪役顔
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このあたりを見ても、レイ逆の時系列は、逆転裁判2から逆転裁判3の間かな




















▼後日談DLコンテンツも、マターリとプレイしていきます。


1話だけ遊んだが、メタネタがくどくて蛇足感あるな。ナルホドの性癖発言も。



























評価A+
85点






いやあ最高に面白かった。


なんだかんだで、これで逆転裁判も全部やっちゃいましたね。やっぱり面白いね。


1=大2>3>検2=レイ逆>検1>6>大1>2>5>4くらいの感じかな







このゲームは売り上げも悪くて、外伝という位置づけだからスルーしたファンも多いようなんだけど、それはとんでもない見当違いだね。


ライターも巧舟だし、内容はしっかり本編だね




といっても、本編に影響を与えないので、キッズアニメの映画版ポジションだけどね。


マホーネやクローネ、ジーケンの再登場も恐らくないだろう。そんなところも内容も、映画版っぽい








レベル5主体の開発でこのタイトルなので逆転裁判はオマケくらいに思ってたから、逆転裁判寄りの内容には歓喜した


むしろ終盤はずっと逆転裁判なんで、レイトンのファンこそ不満だったんじゃないか



あとは、タイトルが逆転裁判vsレイトン教授だと、略称が逆レになるのを避けたんじゃないか












まあ久々に、まだパパではない若いナルホドと、少女マヨイと再会出来てよかった






それが一番の収穫かも



























しかしアレですね。







このゲーム、どういう層がやってるんだ?って考えてたけど、スクショを画像検索したら計らずもGoogle教授が教えてくれました





11.jpg








こんなん笑うわ












でもそれにしてはエロ画像が少なすぎる、どうなってんの!!













2018年06月05日

○○Heart(マルマルハート) プレイ日記3と総評 白草 あやめ編、桜坂 美羽編

・白草 あやめルート







トーハトにはいない妹ヒロイン。


ギャルゲーではベタベタなブラコン妹が多い中、あやめはツンデレ寄り。




というか、限りなく傍若無人なツンギレ寄り。




殆どのシーンではこの状態だが、稀に可愛い一面を覗かせる

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ダメなアニキである主人公は、デキル妹に認めてもらうために奔走するのだが…




色々あり、一緒にデートをし、仲が深まってきたところで、エンディングBGM…







短っっ!!!

Σ(っ゚Д゚;)っ





まあなんというか、例によって、まだストーリーの途中…という段階で終わり。



しかもこのルートは露骨な打ち切り漫画エンド。

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それはまた別のお話て…







一つ下の実の妹だが、年頃ということ、
また主人公のコミュ力が無いこともあって今まであまり話す機会はあまりなかった。
しかし非リアを脱し段々と変わっていく兄の姿を見て、
心惹かれると共に今まで抑圧していた肉親である兄への愛情をふくらませ、
次第に社会的には許されない感情を持つようになる。(←?)






とあるので序盤の事だと思えば、たった5行のあらすじが、そのままシナリオの全て〜エンディングだとは…




ヒロインで唯一EDが2つあるが、もう1つのほうが意外性があり、まだ良かったかも。





評価E
30点














・桜坂 美羽ルート



志保ポジション?の悪友クラスメイト。なんかヒロインで一人だけ顔が違う。



ヒロインで唯一、最初から露骨に好意を見せるが、どうせなら主人公がボッチという設定を活かして、「彼女が好意的に見えるのは、自分がボッチだから相手をしてくれてるだけなのか?」と思い悩むような展開でもよかったかな。



主人公、ネガティブなのにここだけ妙に前向きなんだもの。盛り上がらない。




ヒロインからの告白で、割とあっけなくくっついて終わり。

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評価D
55点













▼というわけで、これにてコンプ。宣言通り、最後までプレイしました。

BGMが全開放










……えっ?







ここで全開放……だと!?

!!Σ(っ゚Д゚;)っ









遅ぇーよ!!!!!








結局最後まで、作中の音楽はたったの1曲のみ(マップ画面の曲も、なぜかBGMモードには入ってないし…)。



残りはサウンドモードで聴けるだけ。

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えぇぇえぇええ…ヽ(゚Д゚;)ノ゙ぇぇぇええええ……



これは酷い。










何せ、音楽は素材以外、ボランティアがやってくれたみたいだからね。彼らが気の毒だ…



どれも結構いい曲なのにねえ…(葉月のテーマβ、β2がお気に入り)





まあボランティアかどうかは関係なく、折角作ったのに、まさか披露の場が無いとか…



音楽、素材、作曲者に対する扱いが雑すぎる…





このあたりの判断がマジで部下にキレた稲船くらい分からない。






彼ならどんな判断だ。曲をドブに捨てる気かって言いそう





もしかしてCD-ROM版では、音楽もちゃんと入ってるのかしら…











▼コンプ後に、何故か舞野が主人公のシナリオも開放。



ヒロインのにゅうぎゅうちゃん…

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溢れ出るモブ臭といい、微妙なバストサイズといい、佐藤とそっくりだけど、同一人物じゃあないよなあ…?

違うのは、髪の分け目くらいだが…




舞野なら陰キャだから相手を知らない、知られてないってのはありそうだが…


舞野は屑に一貫してた鈴木と違って悪い奴じゃないんで、まあ彼女が出来て良かったんじゃないかと。










▼音楽と同じくらい残ってたCGモードの空欄は、SDキャラと設定画。

デザインは結構可愛いです














▼これで本当に埋まったので、隠しヒロインは無さそう。


ささきむつみっぽい画風で描かれた、けいおん!のさわ子みたいな理香子(教師とは思えないド畜生)を攻略したかったな

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au/ビデオパス 映画やドラマ・アニメ動画が見放題













総合評価C
60点








随所に同人ゲークオリティが大爆発していました。







なんと驚いたことに、マトモに完結しているシナリオが、愛海だけという…


後は全て、極端に短かったり、序盤だけの丸投げエンド。






絵も可愛いし、修正すればかなり伸びしろがありそうなんですけどねえ…











▼他にも演出の極度な弱さや、意味不明な判断がされていたり、未完成版なのでは?というほどに中途半端なゲームでしたが、私は嫌いではありません(寧ろ結構気に入ってる)





ロボットが出てくるようなSF要素こそあれ、露骨な泣きや感動、ファンタジーもなく(技量的に書けなかっただけかもしれないが)、淡々とダメオの日常が描かれてるのが却ってリアルだったくらいです。



会話シーンのギャグも笑えました。




小難しい要素、考える要素も0なので、疲れた時でも頭を空っぽにして遊べるのもよかったです。



ヒロインは、アルト、マリカ、愛海がお気に入り













▼トゥハートのパロディにしても、シナリオによってはもうまんまパクリだったり、殆ど関係なかったりでチグハグなので、トゥハートをプレイしてなくても、問題なくプレイできるでしょう。




コンプまで2.3時間程度だし、やってみてもいいんじゃないかと。








2018年06月04日

○○Heart(マルマルハート) プレイ日記2 長谷部 満子編、九条 葉月編

ハールキっ♪
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からセッ〇スしよっ♪って連想した奴、大体30代






























というわけで引き続きマルハトをやっています。













・長谷部 満子ルート






まず名前だけでえっ!?!!?と思ったら、キャラクター性は今のところヒロインで一番マトモでした。





こんなん中学時代からのあだ名確定ですやん…






モデルはいうまでもなくトーハトの委員長である智子だけど、智子と違って面倒見がいいキャラ設定(そして標準語)

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学園生活を共にし、GW旅行に行くことになる2人。



1日目の最後で、突然流れるエンディングBGM…

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エンディングBGM……










……






エンディングBGM!?!!?!







えっ!!?!?これで終わりかよ!!!
(=゚ω゚=;) マジ!?












愕然としたことに、たったこれだけの内容。





マリカも短かったけど、それでもちゃんと起承転結があった。


帰らないのが見え見えとはいえ、国に帰ってしまうという、話が大きく動くポイントもあった。





でも委員長は何も起こらず、せいぜいで、唐突に終了…





これで両想いだったとか、ないよなあ。まだ恋愛前の段階だし、ストーリー一切広がってないし。








えー…なんだろう。明らかに雑に作られてる。



誤字脱字だらけだし背景が全くミスマッチだし、さっきまで私服だったのにいきなり制服になるし、幾ら羅列しても足りないくらいにおかしい…




そもそもGW1日目で終了ってのが、短すぎる…



他のヒロインだとまだ中盤なのに…



製作が間に合わなかったのかな。






評価E
30点














・九条 葉月ルート




どうやら本作のメインヒロインらしい。主人公が最初に出会うヒロインでもある。

本作にはベタな幼馴染ヒロインがいないので、消去法っぽいが。




なんかもう、笑っちゃうくらい来栖川芹香をパクったキャラとシナリオでした。


パロディというか、全ての流れが同じなので、もうパクリと言ってしまいます。



喋らないヒロインという共通点も同じ(ただ芹香よりは台詞がある)

会話シーンはほぼ主人公の独り言








執事のジジイも勿論登場。



トーハトでは黒魔術を嗜んでいた先輩だが、マルハトでは普通に天体






まあハッキリいってパクリなんだけど、主人公がコミュ力モンスターだったトーハトと違い、主人公がコミュ障害というマルハトならではの設定を生かした展開は結構良かったです

コミュ障×コミュ障が徐々に仲良くなっていくのは、微笑ましい

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愛海同様のヒロイン視点で、喋らなくなった原因が明かされるシーンも、ちょっと切ない

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でもこの設定は、あまり意味がなかったかな。父親も最後まで娘を理解しないまま終わってしまったし






こっちのシナリオでも、デート中にいきなり制服になって笑った。


わざわざ休日デートなので制服ではなく私服だなんて台詞があるのに…





アルトはマルチと明確に違ったけど、葉月は完全に芹香のトレースなので、もう少しオリジナリティが欲しかった。


評価C
60点




そういえば、性格が真逆の妹は登場しなかったな…



























▼どうもこのマルハト、かなり開発が難航した印象がありますね…



配信前に修正してもよかったのでは。




おもしろい部分があるだけに、未完成のままなのが惜しい。


音楽も例によってたったの1種類だし、見せ場っぽいシーンも、全然盛り上がりません。











それと、シナリオによっては夏のシーンもあり、マップにプールがあるので、ヒロインが水着で出てくることを期待しているのですが、いまだに誰もいないんですよ…








ずっと待ってるんですけど!?(半ギレ)









2018年06月03日

つばさヘブン レビュー感想 不倫は文化(ネタバレ)

妊娠した妻が里帰りしているあいだ、生徒と関係を持ってしまった男性教師のクズキ(たーくん)


2人でベッドで眠っていると、妻の母親から、陣痛が始まったと電話が掛かってきて…


















CHARON風ヤンデレゲー。






ヤンデレた事に対するバックグラウンドすら無かったり、唐突にレイプ目で主人公をぶっ刺すだけだったり、唐突にSFサイコフィクションになったり、ヤンデレというには余りにも安易だったり、ヤンデレ人気にただ便乗しただけの薄っぺらいヤンデレゲー(ヤンデレに便乗して他のジャンルをやりたかっただけで、実際にはヤンデレですらない)が増えた中、設定がしっかりしている、稀有なヤンデレゲーでした



メンヘラ要素に欠かせない、独白ポエムも勿論健在。










主人公が既婚者で、妻のいない間、生徒と不倫してしまう設定も面白かった。



でも屑キャラとして描かれてる割に、そこまでクズでもないかな。




寧ろ、ヒロインのつばさが妊娠できない身体と知って都合のいいオ〇ホにする展開だと思えば、結構同情してるんだよね。


たーくんいい人じゃん…って思っちゃった。つばさや嫁がベタ惚れするだけある。



つばさもメンヘラだけど、あくまで被害者だしね。














あ……ハッピーエンドってのは、主人公がハッピーなエンディングじゃなくて、つばさがハッピーなエンディングだったんやな……って


親の暴行によって子供を作れない体にされてしまった、しかも愛した男に捨てられた女性が、愛した男の転生した子供を育て、結果、男と子供の両方を手に入れるなんてね…


それはもう、ハッピーエンド以外の何物でもないね…



知らないオバサンに怯えて、母親であるつばさに隠れるたーくん…





これもう半分実の親子だろ

無題httrtrrtj.jpg















つばさが貧乏生活しながら赤ん坊のたーくんを育ててるのなんて、しんみりしちゃうね。



自分…涙いいっすか…?

無題.jpg























まあ、








好きな男を殺害し、その妻から赤ん坊を拉致して勝手に育ててる犯罪者だけどNE!☆









OPのつばさの絶望が、EDでそのままたーくんの元嫁の絶望になってるんだよね。これは上手い演出だね











▼コンプまで30分くらいだし、折角立てた、「不倫」「堕ちていく主人公」というテーマがあっさりなのが惜しいかな。


もっと、不倫がバレそうというスリルを前面に押し出したストーリーだったら、凄い良作になりそうな悪寒。わざわざ嫁視点も入れてることだしね





























評価C
60点



絵も綺麗で(終極のヨルからたった数カ月で凄い上手くなってる。元々このくらい描けたのかもしれないけど)、凡作に留まらないクオリティでした。



ジャンルはホラーでも余り怖くないので、ホラーが苦手な人にもおすすめ。


ラストシーン、てっきりつばさが苦しむ相手を見てニヤッッと笑って終わるかと思ったら、そういう怖い演出も無いんですよね。そのせいか、妙に優しい物語に見えた。


















余談:つばさの衣装、制服なんだね。最初シチュエーション的にも、私服かと思った。

花柄ジャンパースカートにリボンとか斬新すぎて、あんまりJK感はないかも

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なんだろう。最初こそ違和感があったが、今では可愛く見える。









い〜びるあいの制服をガムテープがついてると称した私も、これにはニッコリ。
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