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2018年06月09日

大逆転裁判でシリーズ復帰した旧作ファンが、レイトン教授VS逆転裁判をクリアした感想

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いやあレイ逆、やっとクリアしました。


なんだか達成感よりも、肩の荷が下りた気分が大きい。



逆転裁判6をクリアした日からプレイしてたんだけど、忙しくて2カ月以上もかかってしまった。2以降のシリーズでも、一番短いくらいのゲームなのにね。





20時間と短いゲームだが(大逆転裁判2や逆転裁判6が長すぎるだけで、20時間でも十分長いが)シナリオが10話構成で普通の2倍ということで、むしろ大変長く感じた。



特に最後の裁判は展開が二転三転して長く大きな話に思えた








発売から約6年経過している旧作ということで、ネタバレレビュー感想。



























・オリジナリティ


ナゾトキ&裁判というのが画期的


パズル的謎解きと、テキストADVによる謎解きの融合とか面白い。

世界観もまるで違うゲームなので、尚更ね



中世の魔女裁判で、裁判員裁判ってのも面白い。
大逆転裁判は、これが元ネタだったんだね



ただし弁護で負けると死刑という6に比べると、依頼人が目の前で焼き殺されるにしても、まだインパクトが軽かった。


マホーネに私を弁護すると白い目で見られると言われるけど、クラインじゃあ死刑なんだよって思っちゃったね













・BGM

これがとにかく素晴らしかった。

初代のアレンジは5でもやっていたが、スケール感がまるで違う。


やはりオーケストラ風は壮大。










・グラフィック

最初こそ違和感があったが、慣れると非常にスムーズにモーションしているし、綺麗なグラフィックで驚く。

背景も美麗で、揺れる炎はまるで本物のよう



ヒロインのマホーネは逆転裁判のキャラとは違う感じだが(キャラデザはいつものスタッフだが)女性キャラも可愛い



魔女じゃありません〜〜というと、懐かしのどきどき魔女神判!を思い出すね
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MOTHER2風のドット絵も可愛いし、結果、後発の逆転裁判5よりもグラが綺麗という、逆転現象が









・アニメムービー


クオリティが非常に高い。シリーズ初の試みらしいが、うざいだけだった5とはえらい違いだ

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・命名

シナリオもネーミングも、巧舟が久々に冴えてる。序盤に事故る男の名前がジョバンニ・ジコールとか、最高だね。


しかもちゃんと英国人っぽい名前になってるのも上手いね。













・声優


レイトンとルークが大泉洋と堀北真希なのだが、上手い上手い。

そもそも初代レイトンで英国紳士役に大泉を抜擢した人間が有能すぎる。一体どういう意図だったのだろう。


大泉は英国紳士の役などやったことすらないコミカル俳優だし、まず結びつかないのだが…


マヨイの桐谷美玲も可愛い声でマッチしてる。でもマヨイの声にしては幼過ぎる気がする。



微妙なのはナルホドの成宮寛貴だね。「待った!」「ちょっと!」はカッコイイんだけど、肝心の異議あり!がノイズっぽくって、最初何を叫んでるのか分からなかった(笑)



台詞も上手いシーンはあるが、棒読みが目立つ



リテイクすべきだが、若手人気イケメン俳優を拘束するだけのギャラが無かったのかも…


他のプロ声優は言うまでもなく上手い。違和感あるのは、オリーブかな。もっと洋画の吹き替えっぽい気取った声と思えば、幼過ぎる





そしてなぜか巧舟がボロゾーキンという端役の声をやっているが、初代主人公の声優が、こんな端役をやる例はかなり稀じゃないか。キャラも声質も全然違う



こんな例は、メモリーズオフ1の内野一しか知らない(初代主人公の声優だが、人気絶頂だった緑川光に交代し、降板。その後モブの声優に…)











・ストーリー


▼最初はレイトン主体のストーリーで、やっと逆転パートになったと思えば余りにも単調な法廷で(1−1より簡単なくらい)ノれなかったが、徐々に面白くなってくる



他のシリーズと違い全てのシナリオが1本で繋がっている連作なので、どんどんクライマックスに近づくシナリオ構成はとてもよかった







▼逆転裁判の世界観で、こういう異世界への冒険感を味わえるとは思わなかった。ワクワク感が凄い




最近流行りの転生モノっぽいノリで、主人公が中世にはまだ存在しない「ロジック」で法廷で戦うが、異世界転生モノっぽいオレツエー、無双感がないのはいいね。寧ろ指紋鑑定すら出来なくて、ご都合主義どころか、いつも以上の逆境






しかも相手検事のジーケンが有能で、ただちに「ロジック」を模倣して対抗してくるしね




ジーケンとラスボスのクローネも、卑怯な手を使わない正々堂々とした騎士道検事で、シリーズ屈指のマトモなライバル検事だった。バンジークスといい勝負だね








▼ストーリーは徐々に盛り上がりを見せるが、世界観の謎である、この世界が、実は異世界でも過去でもなんでもなくて、現代の隔離された空間ってオチにはびっくりだね



特殊な企業や国家により隔離された実験施設(現代)というと、クレイモアだ





進撃の巨人がこのオチを使ったとき、クレイモアのパクリだなんて叩かれていたが、レイ逆も同じオチでもある



でもちゃんと世界観やストーリーを構築しているし、レイ逆に関してはパクリでもないんじゃないかと




レイトンは年代を設定してなかった筈だが、逆転裁判と同じ近未来(現代)だったんだねぇ







▼そして更に凄いのが、実は魔女も魔法も存在しなかった、全て暗示と現代の機械による裏工作だったというオチ




荒唐無稽などんでん返しで、有り得ないことのオンパレードだが、推理物のロジックとして見ると、これまでの疑問が矛盾なくつながる、かなりスマートなオチなんですよ






たとえば黄金像にされた教授の腕が飛び散ったけど、そのあと人間に戻った教授が無傷なのはおかしいとずっと疑問だった。


ご都合主義に思えたまま話は進む



だがその答えが、そもそも黄金像になんてされてなかった、ただの入れ替えトリックだったなんてね…



単純すぎて笑っちゃうくらい。





このように、あまりにも強引に行ったところが多いので、シリーズの中では論理矛盾は少ないほうじゃないかな。





計算するとマホーネの年齢が16か18か分からなかったり、言葉の綾なのか矛盾なのか分からない部分もあるけどね


しかしマホーネ、16だとすら思わなかったな。13、14だとばかり。


身長小さいのに胸だけは大きいから18のが自然だが、下手すりゃマヨイより年上だとは…










▼最終的にテーマを友情と親子愛にしたのは綺麗な話で感動的だったね。






まあいくら感動的に演出したところで、クローネが、ふざけて街1つ焼き払った事実は変わらないけどね










エンディングの、マホーネとの最後の別れはやけにあっさりだったかな。逆転裁判1のマヨイくらい、感動的でもいいでしょ。仮にもヒロインだし







▼ラストシーンでの、まさかのミツルギの再登場には驚いた。





しかもなぜかジーケンに比べると、完全な悪役顔
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このあたりを見ても、レイ逆の時系列は、逆転裁判2から逆転裁判3の間かな




















▼後日談DLコンテンツも、マターリとプレイしていきます。


1話だけ遊んだが、メタネタがくどくて蛇足感あるな。ナルホドの性癖発言も。



























評価A+
85点






いやあ最高に面白かった。


なんだかんだで、これで逆転裁判も全部やっちゃいましたね。やっぱり面白いね。


1=大2>3>検2=レイ逆>検1>6>大1>2>5>4くらいの感じかな







このゲームは売り上げも悪くて、外伝という位置づけだからスルーしたファンも多いようなんだけど、それはとんでもない見当違いだね。


ライターも巧舟だし、内容はしっかり本編だね




といっても、本編に影響を与えないので、キッズアニメの映画版ポジションだけどね。


マホーネやクローネ、ジーケンの再登場も恐らくないだろう。そんなところも内容も、映画版っぽい








レベル5主体の開発でこのタイトルなので逆転裁判はオマケくらいに思ってたから、逆転裁判寄りの内容には歓喜した


むしろ終盤はずっと逆転裁判なんで、レイトンのファンこそ不満だったんじゃないか



あとは、タイトルが逆転裁判vsレイトン教授だと、略称が逆レになるのを避けたんじゃないか












まあ久々に、まだパパではない若いナルホドと、少女マヨイと再会出来てよかった






それが一番の収穫かも



























しかしアレですね。







このゲーム、どういう層がやってるんだ?って考えてたけど、スクショを画像検索したら計らずもGoogle教授が教えてくれました





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こんなん笑うわ












でもそれにしてはエロ画像が少なすぎる、どうなってんの!!













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