アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年01月12日

そう言えば今期は素敵な番組で安心

前にも車で移動する時はCBCラジオを聴いていると書いていましたが、

昨年の野球シーズンが終わって、またあのつまらない番組が帰ってくるのか!?と、

不安と期待があったのですが、

無事に「THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ 好奇心家族」という素敵な番組だった。

FROGMAN、声いいわぁって。

番組の内容よりも声がいいって印象が未だにあります。


で、その番組の中に「神田松之丞 問わず語りの松之丞」というミニ番組があって、

それがなかなか味わい深い。

どうも以前はもっと長い番組だったと言っていて、

ラジオクラウドで観てみると、

前の番組も配信してくれているという親切。


※動画はラジオと関係なし

今は19時台の放送ですが、ほんと完全に深夜ラジオの空気。

まだまだ自分の知らない面白い人がいるんだな世界の広さ感じた。


で、なんと今月21日に「みよし市」で公演というかイベントがあるらしく、

たまたま仕事が休めそうだったので姉と行く事になった。

講談ってものを観に行った事がなかったのですが、

とりあえず勉強にと神田松之丞のDVDはAmazonで買いました。


グレーゾーン好き。


なにはともあれ、あのつまらない番組が始まらなくて良かったと、

ラジオを聴きながら思う訳です。


でも、「キスころ」はお昼じゃなくて夜に戻して欲しいなあ。

DVD>講談師神田松之丞:違袖の音吉/グレーゾーン/天保水滸伝鹿島の棒祭り [講談ドキュメンタリー「新世紀講談大全」DVDシリーズ] ()






2018年01月11日

勝手に反応したGoogleアシスタントが出してきたロボねこ

以前、「OK、グーグル」ってのが便利だなって記事を書いたのですが、

便利なのは間違いないのですが、

時々勝手に「Google アシスタント」が反応するんですよね。

多分、自分の何か言った言葉が「OK、グーグル」って判別しちゃうんだろうなあ。


今日は、仕事で電話をしていたらいつの間にか反応していて

「ロボねこ オプションで5000円とかじゃない」と聞き取っていて、

それに対して「ロボネコヤマト」を出していました。



へえ、こんなんあるんだ…ってか、

ロボねことか、全然そんな話はしてないんだけどね。

オプションで5000円って話は確かにしていたけど、

「ロボねこ」って何の単語を聞き間違えたんだろう。


というか、ロボねこって言ったらドラえもんだろうが!!

と、Googleには厳しく言いたい。

日本ではロボねこ=ドラえもんだ、と。


それにしても便利なんだけど、

ふとした時に何かやらかしそうで怖いよね。

「家に電話」とかで勝手に電話がつながっていて不倫がばれるとか。

不倫なんてしてないけどさ。


ロック時は動かない様にも出来るんだけど、

結局それだといちいちロックを解除するのが不便なんだよね。


うーん。

マンガでやさしくわかる物流






2018年01月10日

映画「レインマン」の感想…「子供が頭の中で作る友達」のレインマンをトム・クルーズが理解した瞬間は今観てもいいなあ。

今日は映画「レインマン」の感想です。

先日、映画「素晴らしき哉、人生!」の感想を書いた時に、

今年は昔の映画を意識的に観ていきたいなと書いたのですが、

今回もレンタルDVDショップの過去の名作コーナーみたいなところから選びました。

という訳で、レンタルDVDでの鑑賞…字幕スーパーです。



映画「レインマン」は1989年に日本公開されたバリー・レヴィンソン監督作品。

バリー・レヴィンソン監督は多くの映画を監督していますが、

やはりこの映画「レインマン」のイメージは強いですね。

他にも映画「グッドモーニング, ベトナム」や映画「スリーパーズ」など数本観ていますが、

やはり昔の監督というイメージがありました。

しかし最新の監督作は映画「ロック・ザ・カスバ!」で日本では2016年公開、今でも現役かとビックリ。


この映画「レインマン」はアカデミー作品賞を受賞しているタイトルでもあるので、

多くの人に観られているとは思いますが、自分が最初に観たのはテレビ放送だったかな。

自営業の家に生まれて、夕飯時間が一般的な家よりも遅く、

21時頃とかに家族でご飯ってのが普通だったので、よく家族でテレビで映画を観ていたなあ。

なかなか映画館にも連れて行ってもらえなかったので、

子供の頃から映画はテレビで観るって刷り込みがあったせいか、

今では「映画は映画館で観るもの」って分かっていても、

多くをテレビで観てしまうのはあの頃の習慣が関係してるのかな…なんて。

映画とは関係ない話をしてしまいましたが、まあ昔の名作映画の1つです。


簡単なあらすじですが、

車の販売事業をしているチャーリーだが、仕事はトラブルなどで上手くいっていなかった。

そこへ親子関係が上手くいっていなかった父の訃報を知らされる。

財産相続も兼ねて実家に戻ってみると、チャーリーがもらえるものは車とバラの木だけだった。

なんとチャーリーには自閉症の兄レイモンドがいたのであった…みたいな感じかな。


キャストですが、

兄を連れ出し財産を貰おうとするチャーリー・バビットを演じるのはトム・クルーズ。

若い…ちょっと前に映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」を観たってのもあるけど、

さすがに30年近く前の映画ってのを観ると若いって思う。

逆に30年経っても良い男でやっているトム・クルーズって改めてスゴイ。

個人的にはトム・クルーズって好きで、特に何を考えているか分からないあの表情の顔が好きですが、

まだこの頃は「あの顔」のキレはそんなに無かったのかと発見。

自閉症の兄レイモンドを演じるのはダスティン・ホフマン。

2ヶ月ほど前に感想を書いた映画「クレイマー、クレイマー」では若っ!って書いたのですが、

あの映画からおよそ10年、

この映画「レインマン」ではダスティン・ホフマンの演技が光ってます。

その他、ヴァレリア・ゴリノ、ジャック・マードック、ジェリー・モーレンなどが出演。


さて、映画「レインマン」の感想ですが、今観ても良い感じの感動があります。

やはり、先ほども書きましたがダスティン・ホフマンの演技は秀逸。

言葉は悪いですが、自閉症のサヴァン症候群である「普通では無い」感じに見えるのは、

役者が演じてると言う事を忘れさせるほど説得力があった。


トム・クルーズもこの頃の「若さ」がこの映画には合っている。

この映画は自分の事、金の事でいっぱいだった男が、

お金ではない「別のもの」の存在と大切さに気がつく話。


映画序盤のイライラしているトム・クルーズが、

49年型ビュイックに乗ってダスティン・ホフマンと旅を通して、

心が通じるロードムービーでもある。

ロードムービーで大事なのは、

旅に出る前と旅の終わりで、いったい何が変わったのか。


名作だし、ほとんどの人が観ている映画だから、

今更ネタバレどうこうは無いと思いますが、

古い映画ほどまだ観てない人がいるのではないかと思うので、

まだ観てない人は結末とか知らずに観て欲しいなと思う。


とりえず「レインマン」とは劇中の言葉では、

「子供が頭で作る友達」です。

なんでこの映画のタイトルが「レインマン」なのか。

それが分かるシーンは、グッときますよね。


映画のファーストカットで車を吊って運んでるシーン、

そして街の引き画から始まるのですが、

昔の映画を観るとこういう画がなんか時代を感じれていいなって。

映画「素晴らしき哉、人生!」も時代を感じれますが、

モノクロとカラーではまただいぶ印象が違うし、

カラーでも、またこの時代のカラーは違うんですよね。


あと、この映画を観ていて「時計ってのは売れるんだ」と。

昔、ヤクザはみんなロレックスをつけているのは、

これは緊急で逃げなきゃいけない時にロレックス1つ身に付けていれば、

それを質屋で売って逃走資金に出来るからと聞いた事がある。

実際、ヤクザがみんなロレックスをつけているかは知らないのだけど、

この映画を観ても時計ってのは売れるんだなって。

もちろん、車のディーラーがヤクザって言ってる訳ではないです。


そして笑えるのはセックスしてる時にテレビを観にくるシーン。

あの画は笑えるなあ。

絶妙にちょっと長めですし。


ラスベガスでのスウィートルームでのダンスでは、

あ、トム・クルーズの方が身長高いんだって新たな発見が。

そう言えば、ラスベガスのシーンの字幕で

「買った金」って出てたけど「勝った金」だよね?

字幕のチェックって何人体制でやるのか分からないけど、

明らかな間違いは気がついて欲しいなあ。

訳し方とかにクセがあるのは仕方がないけど間違いは…ね。


そうそう、ラスベガスではもう1つ印象的なエレベーターのシーンがありますが、

凄く素敵なシーンではありますが、改めて観ると、

エレベーターって止めれるの!?って。

いや、もしかしたらこの時代のエレベーターは中にボタンがあって、

それを押したら外部からは入ってこれない仕組みなのかもしれない。

迷惑…とかそんな事は思いませんよ、凄く素敵なシーンなので。

抱きつけない感じとか良いですよね。


そんな訳で、ネタバレはしない様に書きますが、

終盤の電車を見送るシーンは良いですね、ジーンときました。


そして、エンドロールの写真。

あ、あの時のって思っちゃいますよね。


いいなあ、今観てもあったかい気持ちになれる映画です。

レインマン [Blu-ray]




2018年01月09日

最初の一回が大事

遂におサイフケータイ機能を使ってみました!


今の機種になる前もおサイフケータイの機能は付いていた機種でしたが、

あんまり必要性も感じなかったし別にいっかって思っていました。

東京などSuicaはおサイフケータイで使えてもToicaはまだ使えないみたいだし。


しかし、昨日書いた様に財布を整理する時に、

どうせだったら色んな機能をケータイに移行しようと思い、

WAONとかnanacoとかmajicaとかアプリを入れていく中で、

もうだったら「d CARD mini」も契約しちゃえと勢い。


登録したらしたで使ってみたくなるもの。



一応、ネットで使い方とか事前に確認。

どうやらケータイの電源が切れていても使えるらしい。

えっ…どんな仕組みなんだろうか。


きっと使えるんだろうけど、最初の一回ってのは緊張するものです。

殺し屋も最初の1人が肝心みたいな事を言ってました、劇中で。


会社の帰り道、セブンイレブンを発見。

これは使ってみるしかないと思い、

200円ぐらいのものを持ってレジへ。


「iDで!」

言ってやりましたよ、遂に。

つまり殺し屋だったら初めてターゲットに向かってトリガーを引いた訳です。


外国人スタッフでしたが、戸惑う事もなく対応してくれました。

しばらくするとシャリーンみたいな音がして支払いが完了したらしい。


まったくお金を払った実感はありませんが、

まあそこら辺はクレジットカードと一緒ですね。

あんまり調子にのって使うと、あとで痛い目を見るのですが、

良心的なことに「d CARD mini」では月に3万円が上限との事。

まあ、これなら使いすぎにはならないけど、

ある程度は考えて使わないとね。


でも本当、ちゃんと支払いが出来るまでは疑心暗鬼。

アプリも何も起動してない状態だったし、

自分が知らないだけで何かやらないといけないんじゃないかって思ったり。


これが不思議なもので、1度やってしまえば次からは何でもなくなるんだよねえ。

これも殺し屋だったら…って、なんで例えが殺し屋なんだろうね。

風俗とかでも良かったんだけど。

NTTドコモ dカード






2018年01月08日

財布の中を整理、ポイントカードなどを捨ててみる

財布の中は整理されていないと金持ちになれないとか。

…んなこたないって言いたいところですが、

未だに金持ちになれていないので、

ちょっと整理してみようかなって思った訳です。



ポイントカードは全て捨てよ!

という様な事を本には書いてあった気がしますが、

さすがにポイントがあるのを捨ててしまうのは勿体無い。


で、気がついたのが電気屋のポイントカードがいっぱいあった事。

ヤマダ電機、ビックカメラ、エディオン、ケーズデンキ、ジョーシン…。

よくこんなに電気屋のポイントカードを作ったものだ。

そして、この全てのところで専用のアプリがあって、

アプリの機能でポイントカードを表示させる事ができる。

つまり、財布の中にはいっているカードは捨ててしまっても問題がないのだ。

…って事で、サクッとカードを捨てた。

ヤマダ電機のカードだけ、なんか上手くポイントの引継ぎが出来なかった。

というか使いづらい…まあ、アプリもそれぞれですね。


と言いつつ、今はAmazonで買っちゃってるんだけどね。


アプリがないお店のポイントカードは断腸の想いで捨てましたが、

いざ捨ててみると、別になんでも無かった事に気がつく。

あ…こういう事なんだろうなって。

断捨離とか流行ったけど、これは良いかもしれないなあ。

新・片づけ術「断捨離」






2018年01月07日

映画「素晴らしき哉、人生!」の感想…今観ても泣けるって事は、映像も音も大事だけど人が感動するのは「スジ」だって改めて。

今日は映画「素晴らしき哉、人生!」の感想です。

今年は昔の映画を意識的に観る様に心がけていこうかなって思っていたのですが、

なかなか観れていませんでした。

この映画も本当はクリスマスに見直したいって思っていたのですが、

気がつけばクリスマスも終わり、年も明け…で、やっと観れました。

という訳で、今回はレンタルDVDで字幕スーパーでの鑑賞です。



この映画「素晴らしき哉、人生!」はアメリカでは1946年、日本では1954年に公開されたフランク・キャプラ監督作品。

フランク・キャプラ監督と言えば、映画「或る夜の出来事」や映画「或る夜の出来事」でアカデミー監督賞を受賞。

しかし、フランク・キャプラ監督はやはりこの映画「素晴らしき哉、人生!」ではないでしょうか。


アメリカで公開されたのがもう70年以上も前なので、

最近ではまだ観ていないって人もいるかもしれませんが、

映画の勉強をしようとか思うと、

映画「アパートの鍵貸します」と映画「素晴らしき哉、人生!」は昔の映画の中でも、

わりと観ることになるんじゃないかな。

多くの人を感動させ支持をされている作品。

とてもシンプルな物語ではありますが、何故この作品が好かれるのか、

確かにこれから映画を作ろうって考えている人とかには良い勉強素材だなと。


簡単なあらすじですが、

クリスマスイブの夜、1人の男が失望のあまり自殺を考えていた。

しかし、家族なのどの祈りが天に届き2級天使のクラレンスが派遣される事になる。

クラレンスはまずその自殺を考えていたジョージの生い立ちを勉強する。

そしてついにジョージが橋から身を投げようとした時、

彼の前にクラレンスが現れるのだった…という感じかな。

まだ観てない人のために、子供時代に何があったかとか書かずにフワッとしておきました。


キャストですが、

クリスマスに奇跡の体験をするジョージ・ベイリーを演じるのはジェームズ・ステュアート。

映画「フィラデルフィア物語」でアカデミー主演男優賞を取った俳優ですが、

ヒッチコック監督の映画「めまい」などにも出ています。

良い顔をしてるのですが、劇中でも「あの顔」で一時停止されるのが笑える。

ジョージと結婚することになる女性メアリー・ハッチを演じるのはドナ・リード。

例えモノクロであっても良い女だってことは分かるほど美女。

いいなあ、こんな女性が家にいたらなあ…なんて思ってしまう。

もちろん役が違うんだけど、

同じく出演しているグロリア・グレアムとは違う良い女感。

そういう意味ではグロリア・グレアムの悪い女感は凄いんだけど。

2級天使のクラレンスを演じるのはヘンリー・トラヴァース。

こんなアニメに出てきそうな顔とか凄いよね。

天使だけど、もうイメージでいったら、まんまサンタクロースじゃないか。

この人が悪い人だったら、もう人間は信じられないって思える様な顔。

その他、ライオネル・バリモア、トーマス・ミッチェル、トッド・カーンズなどが出演してます。


さて、映画「素晴らしき哉、人生!」の感想ですが、やっぱ今観ても泣いちゃいますね。

というか先が分かってると余計に途中で涙が出てきてしまう。

弟を助けて、左耳が聴こえなくなるっていう序盤ですでにウルッと。


まず、先ほども書いたのですが、モノクロ映像。

さらに4:3の画面で音の質も流石に良いとは言えなく時代を感じる。

「それでも泣ける」ってのは、映像とか音が綺麗ってのも大事だけど、

時代が変わっても人の心を動かすのにもっと大事なのは「物語」だなって思う。


そして昔の映画を観ると、物語だけではなく、

その「時代」を感じられるのは凄く文化的にもいいなって。

以前、邦画ですが映画「幽霊列車」(1949年)の感想にて、

改札口が「WAY OUT」とか、バスに乗る時に並ばないとか、

その時は普通であっても、「今とは違う時代」を感じられるのは趣がある。

この映画でも、電話のあの形とか車にガラスが無いとか、

マッチを床で火をつけるとか、時代だなあって。


ファーストカットの鐘が鳴るシーンは、またラストにもある印象的なカット。

そしてスタッフの名前が紙芝居的に出されるのは今観ると逆に新鮮だったり。

ネタバレはあんまり書かないようにしたいので、

物語についてはなるべく書かない様にしたいのですが、

「物語の構成」として、

映画序盤で主人公が行った事が、映画終盤で大きな事に関わるっていう展開の極みみたいな映画。

少しだけネタバレをするなら、失望しているジョージはクラレンスによって、

「自分が存在しなかったらどんな世界になっているか」を観るチャンスを与えられる。

自分の人生がどれだけ大事なのか、また自分以外の人にとっても大事なのか。

観ていて凄くわかりやすく「人生は大事だ」と感じられる作りなのは、

多くの人に感動を与えている点だと思う。


新婚旅行に行けなかった後のシーンで友人って良いなって思うし、

ほんと友人は大事だって思わせられる映画なんだけど、

自分の友達の少なさに少しだけ切なくなるってのはここだけの話だが。


物語が良いのは当然の事として、

多くの人にこの映画が好かれている理由としては魅力的な登場人物達も大きい。

クラレンスが「200年も翼なしにカッコ悪い」とか言ってるのも良い味出してますが、

メアリーが家に来たジョージを向かえに行く時に、

鏡でチェックし、絵も飾って、さらにはレコードで音楽をかける。

あの一連の動作で一途で頑張ってるなあって好感持てます。

ジョージのお母さんはあんまり多くの登場はしないのだけど、

メアリーを推すお母さんは「戦いはフェアで」って言うジョージに対して、

「恋は別」って言い切るところとかチャーミングです。

個人的にはバイオレット好きですよ…ラストの展開もですが、

子供の頃に「気が多いのね」って言われて「悪い?」って返すのとか。

あとはジョージに「人は自分の屋根を求める、それに力を貸す」と伝え、

住宅金融の仕事に誇りをもっていた父。

父親を尊敬していたからこそ、その仕事の良さを知っていたからこそ、

ジョージは野望も才能も持っていたのに外に出れなかったというジレンマが、

ドラマに深みを与えているます。


アメリカ文化としてみんなダンスは出来るんだなっていう、

ある種のカルチャーギャップは日本人として感じてしまいますが、

あのプールに飛び込んでいくシーンは笑えますね…お前も飛び込むんかいっ!って。


あと「18!?去年までは17だったのに!!」とか、

職を失うかもって時に「まだ55だ」と強がる叔父にさりげなく「56」とか、

楽しいやりとりがあるのも良いですね…ブレス・ユーも。

あ、レコードで肉焼いてるのもね。


という訳で、ほんと今観ても泣けた良い映画でした。

今年はクリスマスに観れるようにしなきゃな。

もちろん、空き家だからってガラスに石を投げて願い事ってのはどうなんだとか、

悪役であるヘンリー・ポッターは8000ドル丸儲けなの?とか。

あと、たまに映像のつなぎがおかしいところが気になったりもする。

これはマスターフィルムがコマ落ちしてる可能性もあるけど、

多分取り直しでつなぎが強引になってるんじゃないかなって。

あ、ズズの花びらはもうちょっと何かあって欲しかったとかも。


あとは2時間10分っていう長さかな…いや、退屈はしない作りなんですが。


英語では「ファミリーマン」って言ってて、直訳すると愛妻家ってなるんだけど、

字幕スーパーでは「恐妻家」ってなってるのに気がついて、

確かにこれは皮肉で「ファミリーマン」って言ってるのを、

日本語訳で「愛妻家」って言ったら伝わらないだろうなって思った。


最後に邦題ですが、これは良いですよね。

原題は「It's a Wonderful Life」で、まさに「素晴らしき哉、人生!」だなと。

哉って良いですね。

2017年に日本公開された映画「素晴らしきかな、人生」は原題「Collateral Beauty」で、

完全にこの映画「素晴らしき哉、人生!」を意識した邦題が付けられていますが、

原題はまったく「It's a Wonderful Life」ではない。

あーあ、クソ邦題でたなあって思ったけど、それはまた別の機会に。


映画「素晴らしき哉、人生!」、最高です。

素晴らしき哉、人生! HDマスターDVD




2018年01月06日

世の中信用しちゃいけない偉い人はいっぱいいる

前から書いてるみたいに、

「Audible(オーディブル)」っていうアプリにて、

最近では「本を聴きながら」通勤とかをしている。

活字は苦手だけど、ラジオは好きって人には向いてるかも。


もちろん、苦手ながらも本は読んだりするのですが、なかなか進まない。

しかし移動中に聴くという習慣を付けると、

あっという間にビジネス書を聴く事ができた。

まだ使い始めてから1ヶ月とちょっとだけど、

およそ30冊の本を聴いています…全てがビジネス書ではないですが。


で、以前も書いたのですが、

これだけのビジネス書に短期間に触れてみると、

良いなって思う本と、うわ〜最悪だって思う本がある。


詳しくは書かないですが、

今回は「本質」について書かれている本を聴きました。



「本質」って多くの本でも取り上げられる話題ですが、

人間は他の人より劣っているとは思いたくないもの。

「あなたは本質が分かってない」なんて言われたくない、

つまりはバカにされたくないから「本質」について分かりたい人が多いのかな。

そんな気がします。


で、その「本質」について書かれている本なのですが、

あまりの気持ち悪さに吐き気がしました。


また恐ろしい事に書いてる人がどこぞの塾長とか。

こんな人から教わる人達がいっぱいいると思うと、

世の中どんどんおかしくなってくのは仕方が無いと思えてくる。


パレートの法則って本の中身にも出てきましたけど、

以前も書いたのですが、悪い本であっても、

8割ぐらいは確かに役に立つとか、もっともな事が書かれています。

書いてある事が、何から何まで悪いって本はさすがにバカでも分かる。

しかし、狡猾なのは残り2割に圧倒的な悪意がある事。

ほとんどの人は、本に書かれているから100%信用しよう、なんて事にはならずに、

ちゃんと行動までに自分で情報を整理するものだけど、

もしも8割のところで信用してしまったのなら悲劇の始まりだなと。


色々言いたい事はあるけど、「とりあえず気持ち悪い」ね。

感覚が大事って本にもあったから、まずこれを大事にしたい。

あと第3者の視点と俯瞰した視点は全く意味が違うし、

映像からしか情報を得てないと思考が停止になるとか笑える。


映像には分かりやすい情報がいっぱいあるから受けてはそれ以上考えなくなるとか。

映像に映ってない事まで考えさせる映像ってものだって世の中にはあるのに、

思考停止になってはダメだって言ってるアンタが思考停止してる。

柔軟な発想とか多角的視点とか言うアンタが限りなく狭い視野と浅い発想しか出来ない。


なんでこんな人の本が世の中に出回ってしまうんだろうって思った時に、

そうか、これが「本質」か。

そんな事を思った。

マジック・ザ・ギャザリング 本質の摘出(アンコモン) / カラデシュ(日本語版)シングルカード KLD-080-UC




2018年01月05日

EDIUS6に「HC-WX990M」の4K素材を使おうとすると「PPS 1 is not valid.」ってエラーが出る。

先月衝動買いしたPanasonicのビデオカメラ「HC-WX990M」ですが、

この価格帯での画質とコンパクト感は優秀だなって思っています。

…が、EDIUSで素材を使おうと思うとエラーが出ちゃう。



HC-WX990Mで撮影した4K素材を「EDIUS6」で使おうと思うと、

読み込みはできビンウインドウに乗っけれるのですが、

「PPS 1 is not valid.」というエラーっぽい表示が何行か出る。

それでもEDIUS自体の動作はするのでタイムラインに乗っけようとすると、

さらに「PPS 1 is not valid.」がいっぱい出て、

仕舞いにはEDIUSが強制終了をするという。


1920x1080の素材では問題なく使用できるので、

「EDIUS 6」がHC-WX990Mの4K素材と相性が悪いのだろう。

アクションカメラの「Vemico 4K」でも4K素材はEDIUS6では不具合があったので、

これから4K素材を使っていくならEDIUSのバージョンをアップしろって事なんだろうけど。


もしかしたらグラフィックボードを変えたら解決するのかもしれないけど、

わざわざこのために変えるのもなあ。


「Vegas Pro 13」では問題なくHC-WX990Mで撮影した4Kが使用できたので、

メンドクサイですがVegasでトリミングして書き出ししてEDIUS6に持ってくる、

という使い方も出来なくはないですが。


ただ4Kは良いですね。

ある程度画像を拡大したりしても気にならない。

4Kで使うって事よりもハイビジョンで納品するものを4Kで撮影しておいて、

使いたいようにトリミングするってのが良いね。

でもやっぱ容量はデカくなるのでHDDがすぐいっぱいになる。


あれも、これも買い換えるぐらいお金があったらなあ。

Panasonic デジタル4Kビデオカメラ WX990M 64GB ワイプ撮り あとから補正 ブラック HC-WX990M-K




2018年01月04日

映画「武曲 MUKOKU」の感想…殺しあってた二人が最後にはどういう状態で戦っているのか、その姿は凄くカッコよかった。

今日は映画「武曲 MUKOKU」の感想です。

何かの映画で予告編がやっていたのを観て、

ちょっと観てみたいなあって思っていたのですが、

レンタルショップでパッケージが目につたので借りてみました。

という訳で、レンタルDVDでの鑑賞です。



映画「武曲 MUKOKU」は2017年公開の熊切和嘉監督作品。

熊切和嘉監督は多くの映画を監督していますが、

なんと言っても大阪芸術大学芸卒業生ってのは応援したくなりますね。

とは言え、実は熊切和嘉監督作品は映画「夏の終り」ぐらいしか観てないんですよね。

ちょっと色々観ていきたいと思います。


この映画は藤沢周による小説「武曲」が原作。

小説とか読んだ方が良いと思うのだけど、

なかなか活字が苦手でね…という訳で未読です。


簡単なあらすじですが、

研吾は剣道の練習中に事故によって父親を植物状態にしてしまう。

今では酒に依存しボロボロになっていた。

また高校生の羽田融はラップでライブなどをしていたが、

ふとした事で剣道を学ぶ事になる。

やがて二人は出会い、剣を交えることになるのだが…という感じかな。


キャストですが、

主人公矢田部研吾を演じるのは綾野剛。

綾野剛ってイケメンってキャラよりも、

こういう酒に溺れてダメな男って役の方が良い気がする。

ダメな男なんだけど、目の鋭さは失っていない、みたいな。

そして、ああいう酔っ払いは本当にいるって思わせる酔っ払い演技は凄い。

殺し合いに魅入られる高校生の羽田融を演じるのは村上虹郎。

村上虹郎、イケメンですよね…カッコイイと思う。

でも実は他の作品あんまり観たことなくて、

個人的にはアニメ「いぬやしき」の獅子神皓の声をやっていたイメージ。

ちょっと他の映画も観てみます。

彼はイケメンだけど恋愛映画とかよりも、

精神的に成長する映画みたいな方が良いだろうなあ。

今の若い時に多くの映画に出ていって欲しい。

融に剣道を薦める光邑雪峯を演じるのは柄本明。

もう安心してみてられるベテランですよね。

特に歳をとってからはこういう役には凄くハマる。

その他、小林薫、風吹ジュン、片岡礼子、前田敦子などが出演しています。


さて、映画「武曲 MUKOKU」の感想ですが、良い映画でした。

特に自分は少学校から剣道を習い始め、中学から高校の途中まで剣道部だった事もあり、

ちょっと剣道良いなあって…カッコイイなあって改めて思う映画でした。

もちろん、「この映画は剣道の映画では無く」て、

殺し合いによって罪を犯し堕落した男と、

殺し合いに魅入られ狂気の世界へ進む男がぶつかりあい、

失敗し成長する物語であり、簡単に言うと男達が救われる物語。


まず良い言いたいことは、あっちゃんのパンツが見えるという事。

良い女優になったよなあ。

しかも、特に映画の本筋には関わらない。

パンツを見せてくれるだけの役をしっかりこなす前田敦子に好感が持てます。


映画の構成として、2人の男の話なので、

極力他の登場人物は描かないのは良いですね。

ネタバレとか、そういう映画ではないのですが、

何も知らずに観た方が絶対良いと思うので、

展開はなるべく書かない様に気をつけます。


まずファーストカットは剣術の練習シーン。

この画が「後の二人の戦い」で思い出させる作りはさすがだなあと思う。

映画とは関係ないのですが、殺す気で突くって事に、

マンガ「六三四の剣」を思い出したのは自分だけでは無いはず。


とりあえず、タイトルが出る時の頭ぐしゃってのは好きです。


この映画はとりあえず、綾野剛と村上虹郎の戦いが良い。

しかもこの2人の男の映画と割り切っているので、

しっかりと人物描写が出来ているのが良い。

だからこそ、2人の戦いに色んな思いを馳せる事ができる。

映画「東京喰種 トーキョーグール」
に言いたかったのはこういう事でもある。


ただ、ちょっとなあって部分もあって、

特に融が剣道を始めるきっかけでもあるんだけど、

先輩に強引に道場に連れてかれて剣道で対戦するとか。

こんな事はしないだろう…。

強引にボコボコにするなら分かるけど、

強引に剣道の試合をするって…しかも未経験者に。

剣道経験者として、体育の時間に剣道がって、

いつもは輝けない剣道部がその時だけはクラス中の運動神経良いヤツをボコボコに出来た。

それぐらい経験者と未経験者は差が出てしまうもの。

ボコボコにするのはダメだけど試合だったら良いって感覚はダメでしょ。

それにそんな回りくどいことするヤツ剣道部にいないって。


あと、結構大事な手紙をある人物が黙って持ってるんだけど、

確かにタイミングが大事だったっての分かるけど、

もうちょっと早くなんとかできたんじゃないかって。

話としては、そこら辺は気になったかな。

あ、あと光の玉の演出も…好みが分かれるかな。


ちょっと残念なのが「音のバランスが悪い」事。

あれ…音小さいかなってボリュームを上げると、

別のところでは、うわっデカってなる。

映画館だったら音響設備も良いし問題なかったかも知れないけど、

家で観た感想では音のバランスは悪かったです。


でも、本当に綾野剛のヨダレ演技は最高だったし、

途中の「父さん、殺していいかな」ってドキッとするセリフとか、

憎いのか好きなのか分からないって言われてしまうのとか良いなって。

そして驚擢疑惑、これ大事ですね。


融は過去に死にかけた事のよって、

その時から死を感じると綺麗と思ったり、生きてる実感をするのだが、

研吾との殺し合いの最中に、遂に死を感じる事が出来た時に、

「まだ入り口だろ」って言葉はカッコイイなと思った。

でも本当にあの雨の中、戦ってるシーン画は良い画です。


そんな感じで、なんか良い映画観たなあって感じがしました。

最後の固定カメラでの長回し良かったですが、

できるならカットを切り替えずに最後まであの固定カメラでみせて欲しかったなあ。


でも、あの殺し合いをしていた2人が、

最後にはどんな状態で戦っているのか。

画によって主人公達の成長が観られるって映画ならではの面白さですよね。

あのシーンは凄くカッコ良かったなあ。


ちょっとだけ映画「ファイト★ガールズ」を思い出したけど、

比べられないぐらいカッコイイ。

武曲 MUKOKU 2枚組 [Blu-ray]






2018年01月03日

映画「イット・フォローズ」の感想…セックスしてる時は下着つけんなよ!

今日は映画「イット・フォローズ」の感想です。

年末年始のお笑い特番観てるよりは映画が観たいなと、

レンタルショップで選んだタイトルが久々の洋画ホラー。

という訳で、レンタルDVDにて字幕スーパーでの鑑賞です。



映画「イット・フォローズ」は日本公開は2016年公開のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督作品。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督は、まだこの映画が長編では2作目。

映画の予告編などの編集をしていたそうなのです。


この映画ではデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督は脚本も手がけています。

後ほども書きますが、なかなか良い設定のホラーだなとか面白いなと思ったりもします。


簡単なあらすじですが、

ジェイには付き合ってる恋人ヒューがいた。

彼女は肉体関係を望んでいたがなかなかヒューは応じなかった。

しかし、ある日ついにヒューとセックスをするが、

その事で得体の知れない何かに追われる日々が始まってしまうのだった…みたいな感じかな。


キャストですが、

主人公のジェイを演じるのはマイカ・モンロー。

他の出演作はまだ観てませんが、良い感じのエロいボディですよね。

映画「パッセンジャー」でもそうですが、

水着で出てくれる女優はそれだけで好感度高いですね。

ジェイと付き合ってる男ヒューを演じるのはジェイク・ウィアリー。

他の映画での出演は分からないのですが、この映画ではクソッタレ具合が最高でした。

ワガママなクソ野郎ってのが1人出ているとワクワクしますね。

できればもうちょっと活躍してほしかったなあ。

ジェイに密かに想いを寄せるポールを演じるのはキーア・ギルクリスト。

なんとなく画的に童貞感が出ているのが凄い。

いや、イケメンだから絶対やる事やってるんだろうけど、

この映画だと溢れる童貞感…俳優って凄いですね。

その他、ダニエル・ゾヴァット、オリヴィア・ルッカルディ、リリー・セーペなどが出演しています。


さて、映画「イット・フォローズ」の感想ですが、まあ…良かったです。

何が良かったかって、ちゃんと原題のまま「イット・フォローズ」なのが良かったって。

くだらない邦題とかになってたら、間違いなく価値が下がる。

別の映画だけど、映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」ってくだらないタイトルですね。

「 “それ”が見えたら、終わり。」って部分いるの?

まあ、それについては映画を観た時にしっかり批判したいのですが、

まあこの映画「イット・フォローズ」のイットも、いわゆる”それ”であり、

説明のできないものです。


この映画の良い部分でもあるし、悪い部分でもあるのですが、

斬新な設定の「セックスしたらイットのターゲットが相手に変わる」というもの。

童貞最強説がここで繰り広げされる…という訳ではないですが、

セックスというのは本来心と体を許した相手とするものだが、

実はその行為は相手にイットをなすり付けてるんだってのは面白い。

その設定は面白いんだけど、つまりはセックスしてない相手は襲われないので、

ホラー映画としては退屈な印象は受けてしまう。

次は誰が殺されるのか…というハラハラ感は皆無である。


多分なんですが、自分の解釈ではイットとは「死そのもの」であって、

人間ってのは、常に死ってものに追いかけられている。

だから死から逃れるためにセックス、つまり「子孫を残す行為」をする。

そういう意味合いがあるんじゃないかなと。

イットはゆっくりと、しかし確実に追ってくるというのは寿命のことなのかなと。

それから人間は努力して逃げ回るが、もしつかまったら死んでしまう。

そう解釈すると、ラストシーンの画は感慨深いなあと。


劇中のセリフですが、

「魂が肉体を離れ人でなくなると知ること、

最悪なのはそれが避けがたいと知ること」ってのは、

死ってのは常に追いかけてくるし、

逃げ続けるけどいつかはつかまってしまうって、

これは誰にでも当てはまる事ですよね。


そういう訳で、そこら辺の設定は面白いんだけどなあ。

どうしても、苦言を呈さなきゃいけない部分がありした。


それは「セックスシーンで下着つけんなや!」って事。

おっぱい出したくないんでしょ、事務所からの依頼なんでしょ。

知らんけどさ…おっぱい出せないなら出せないなりに撮り方あるでしょ。

ブラジャーしながらカーセックスとか、意味が分からないから。

それだけで映画の評価はガタ落ちだよね…ブラジャー取れよ。

しかも、恐ろしいことに、観たくないババアのおっぱいは出してくる始末。

お前はブラジャーしとけよ!

いや、しなくていいんだけど、だったらパンツも履くなよって。

中途半端なことしやがって。


屋根の上にいたおっさんだけが全裸で頑張っていた。

アイツは頑張ったよ…ほんと、アイツを褒めたい。

女どもはブラとかパンツとか履きやがって、ふざけやがって。


イットに対して、

あいつは移動は徒歩だが頭が良いって忠告があるんだけど、

頭が良いんだったら屋根の上に全裸って事はないと思うんだけどなあ。


そうそう、彼氏のヒューね。

カーセックスをした後に満足そうな彼女を強引に眠らせ、

無理やり車椅子に縛って、これが現実だと知ってほしいとか最高(最低)だなって。

アイツもうつされた女からそういう説明をされたのかな。

常に逃げ道を確保しろって言うけど、アイツはどういう心境で映画とか観に行ったんだろうか。

とりあえず、なんか映画ではどうやって逃げるかって感じになって、

ヒューについては不問みたいな感じになってるんだけど、

実際に見つけたらボコボコでしょ、ボコボコ案件でしょアイツ。


ヒューの最低っぷりも良かったけど、ほんとポールの童貞ぷりも良くて、

ジェイの家に泊まりに行って窓ガラスが割れたら「見てきてよ」ってパシリ。

想いを寄せてる相手にめっぽう弱い童貞感はこの映画で凄く良い。

なんで俺じゃなくてアイツとセックスしてんだよって感じとか良いなあ。

しかもヒューを追って空き家を捜索してる時に雑誌プレイボーイをしっかりチェック。

あの写真が見つかったのは童貞ポールの手柄だな。


あと、音楽が不安を煽るものなのは分かるんだけど、

個人的にはあんまり好きなのではなかったかな。

ギーって音が耳障りだったり、ファファファファファーンみたいなシンセサイザーっぽい音、

ちょっと雰囲気に合わないんじゃないだろうか。

でも、あの不吉な感じの音で家の犬達が急に吠えはじめたので、

人間だけじゃなく犬まで不安にさせる音楽ということなんだろうなあ。


そして、基本的な撮り方は問題ないのですが、

何度か角度の広いパンが入る。

酷いところでは360°を超えてパンのカメラワークが入る。

もちろん、色々考えてのカメラワークなのは分かるんだけど、

やっぱりパンってやりすぎると観づらいんですよ。

小津安二郎監督の映画「晩春」は全くパンなかったなあって関係ないけど思い出した。

やっぱ90°を超える角度のパンってのは観づらいので基本しない方が良い。

画面の奥の方からこっちに歩いてくるイットが観えるけど、

そこにカメラが止まらず見切れて行くって映像が欲しかったんだろうけどね。

観づらい。


でも、ラストを含め映画のところどころで「こっち」に向かって歩いてくるナニカ。

その気にさせ方の撮り方は上手かったと思います。


あとハローって言って「私?」ってやりとりで、

他の人には見えていないって分からせる演出は良いですね。


家のテレビが液晶じゃなくてアナログテレビだったりして、

これはいつ頃の話だったのかなってのは気になったのと、

庭にプールがあるってのはどれぐらいの金持ちなのかって。

いいなあ、近所のお姉ちゃんが庭でプールとか入ってないかなあ。


そうそう、ラストと同じ様に映画の冒頭も街の引き画なのですが、

映画での最初の犠牲者になる女性が逃げ回るシーン。

あの女の子が巨乳だなって…それだけです。

イット・フォローズ [Blu-ray]




プロフィール
マツゥオコアトルさんの画像
マツゥオコアトル
思いついた事を羅列。 映画「DETH FOREST 恐怖の森2」みたいなくだらない映画が凄い好き。 映画の感想は基本的にネタバレなしを心掛けています。
プロフィール
<< 2020年06月 >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
カテゴリアーカイブ
映画(295)
BMPCC(36)
このココ(13)
夢メモ(32)
日別アーカイブ
最新記事
検索
最新コメント
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。