2017年12月30日
映画「パッセンジャー」の感想…宇宙空間で涙は流れないはず、そこは「オレの…涙か」だろ。
今日は映画「パッセンジャー」の感想です。
オカンが年末年始用に借りてきたタイトル。
珍しくB級映画じゃないって思いました。
という事で、レンタルDVDにて日本語吹き替えで鑑賞です。
映画「パッセンジャー」は2017年に日本公開されたモルテン・ティルドゥム監督作品。
モルテン・ティルドゥム監督は何作か監督もしていますが、
他の作品は未だ観ていませんが、この映画を観ると他の映画も観てみようかなって。
それぐらい映画として面白い部分もありました。
簡単なあらすじですが、
5000人規模の乗客をのせた宇宙船アヴァロン号だが、
人工冬眠の機械の故障によりジムは目を覚ますのだった。
本来は目的地への到着の1ヶ月前に目が覚めるはずだったが、
ジムが起きたのは、まだ到着まで残り90年もの時間がかかる時だった。
なんとか再度人工冬眠をしようとするが上手くいかず、
クルーに助けを求めようとするがその部屋へは入れなかった。
なんとか食事などはでき、船内の遊具などで時間は潰せるのだが、
到着までは生きていられない、ジムは孤独に耐え切れずついに…という感じかな。
キャストですが、
1人早く目が覚めてしまうジム・プレストンを演じるのはクリス・プラット。
このブログでは映画「ジュラシック・ワールド」に主演していますが、
はやり映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスター・ロードですよね。
今回は最低の行動をするのだけど、なんとなく良い奴感がある顔だから許せてしまう。
あんまりネタばれしないように書きますが、
巻き添えをくらう女性オーロラ・レーンを演じるのはジェニファー・ローレンス。
映画「ウィンターズ・ボーン」の主演というよりも、
個人的には映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」からのミスティークのイメージ。
今回はプールで泳ぐ水着姿を披露してくれます…溺れそうになりますが。
途中、人工冬眠ポッドの故障で目が覚めるガス・マンキューゾを演じるのはローレンス・フィッシュバーン。
もうローレンス・フィッシュバーンと言ったら、マトリックスシリーズのモーフィアス。
今回もワイルドにやってくれるのか…と思いきや、ですね。
基本的にはこの3人しか登場しませんが、
アンドロイドとして マイケル・シーンが、そしてチラッとアンディ・ガルシアが出てたりします。
さて、映画「パッセンジャー」の感想ですが、面白かったです。
なんか最近、面白かったです、としか言ってない気がしますが、
まあつっこみどころは色々あるけど、なんか面白かった映画でした。
映画とは関係ないのですが、
最初のコロンビアピクチャーの映像が流れた時に、
前に観た映画「クレイマー、クレイマー」の時のコロンビアの画が記憶にあったので、
変わったなあ…って凄くしみじみしました。
で、製作している「オリジナル・フィルム」ってのから宇宙船でタイトル。
なんかちょっと新しいなって。
結末とか、あんまりネタバレになる事は書かない様にしますので、
ふわっとしか書けないのですが、
事故でたまたま目が覚めてしまった男は、
実は宇宙船に乗ってる全員の人生を左右する運命を担うという話。
ちょっとキャストのところでネタバレしちゃってるけど、
とある行動をするまでが結構丁寧に作ってあるので、
それはちょっと仕方ないよって、
観てる方はある程度同情できるバランスになってるのは、
凄く映画として良いなって思った。
まあ最低だけどね。
これが、1日とか1ヶ月でやったのだったら、
てめーっ!てなるけど年単位で頑張ったって言われたら…ちょとはね。
それでもローレンス・フィッシュバーンは許してくれません、
そしてこれが圧倒的な正論なんだとは観てる方にも思わせてくれるのは良いですね。
演出としても、CGの映像とは会話はできるけども目線が合わないとか、
宇宙船が徐々におかしくなってるってのをルンバみたいなのが戻れないとか、
さりげなく危険が迫ってるって見せ方は好感が持てます。
全体の時間が2時間弱あって、
先ほど書いた積み重ねの部分が大切なのは分かるけど、
物語として動くまでがおよそ1時間かかってしまうのは、
もう少し上手く作って欲しかったなあとは思う。
大切なのは分かるんだけどね…でも全体で90分ぐらいにまとまってたら、
もっと良い映画になってたと思うんだよなあ。
でも、とある事がバレたあとに、
寝てるところをボッコボッコにされるのは良いですね。
映画「フルメタル・ジャケット」かなと思うぐらい。
そりゃボッコボッコにしますよ。
あれがあるかないかじゃ全然違うから。
あ、全然関係ないけど、
地球にメールを1通送るのに6012ドルとかで、
「届くのは18年後です」とかの時に、
ふと新海誠監督の映画「ほしのこえ」が頭に過ぎった。
宇宙に行くとこんな感じになるのかなあ。
大筋の話は面白いし展開も良いと思うんだけど、
クライマックス部分の手動で開けなきゃいけないとか、
ちょっと強引にその状況を作ったなあとか思ったり、
さすがにシュミレーションで人工冬眠が途中で覚めることは無いって言っても、
なんらかのトラブルが起きた時の対策はしてるでしょって。
だって、人工冬眠から手動で起こすことがマニュアルに載ってるんだよ!?
だったら普通は人工冬眠に手動で入るマニュアルは載せるべきだよ。
まあ、特殊な機械がいったとか言ってたけどさ…なんかあるべきでしょ。
あと宇宙船の床の下って土があるの?って。
いや、どっかから持ってきたのかもしれないけど、
あんなけ立派な木が育つんだったら、結構な土がいると思うのだけど。
…みたいなね…ちょっとした横槍を入れたくなっちゃいますよね。
そう、あと宇宙で下に流れる涙。
重力あるんかい!
そこは某アニメみたいに宙を舞う涙を見て「オレの…涙か」って言うべきだろ。
多分、違うけど。
そんな感じかな。
さっきも書いたけど、ツッコミどころは満載だけど、
なんか楽しく観れたからいっかなって思える映画でした。
オカンが年末年始用に借りてきたタイトル。
珍しくB級映画じゃないって思いました。
という事で、レンタルDVDにて日本語吹き替えで鑑賞です。
映画「パッセンジャー」は2017年に日本公開されたモルテン・ティルドゥム監督作品。
モルテン・ティルドゥム監督は何作か監督もしていますが、
他の作品は未だ観ていませんが、この映画を観ると他の映画も観てみようかなって。
それぐらい映画として面白い部分もありました。
簡単なあらすじですが、
5000人規模の乗客をのせた宇宙船アヴァロン号だが、
人工冬眠の機械の故障によりジムは目を覚ますのだった。
本来は目的地への到着の1ヶ月前に目が覚めるはずだったが、
ジムが起きたのは、まだ到着まで残り90年もの時間がかかる時だった。
なんとか再度人工冬眠をしようとするが上手くいかず、
クルーに助けを求めようとするがその部屋へは入れなかった。
なんとか食事などはでき、船内の遊具などで時間は潰せるのだが、
到着までは生きていられない、ジムは孤独に耐え切れずついに…という感じかな。
キャストですが、
1人早く目が覚めてしまうジム・プレストンを演じるのはクリス・プラット。
このブログでは映画「ジュラシック・ワールド」に主演していますが、
はやり映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスター・ロードですよね。
今回は最低の行動をするのだけど、なんとなく良い奴感がある顔だから許せてしまう。
あんまりネタばれしないように書きますが、
巻き添えをくらう女性オーロラ・レーンを演じるのはジェニファー・ローレンス。
映画「ウィンターズ・ボーン」の主演というよりも、
個人的には映画「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」からのミスティークのイメージ。
今回はプールで泳ぐ水着姿を披露してくれます…溺れそうになりますが。
途中、人工冬眠ポッドの故障で目が覚めるガス・マンキューゾを演じるのはローレンス・フィッシュバーン。
もうローレンス・フィッシュバーンと言ったら、マトリックスシリーズのモーフィアス。
今回もワイルドにやってくれるのか…と思いきや、ですね。
基本的にはこの3人しか登場しませんが、
アンドロイドとして マイケル・シーンが、そしてチラッとアンディ・ガルシアが出てたりします。
さて、映画「パッセンジャー」の感想ですが、面白かったです。
なんか最近、面白かったです、としか言ってない気がしますが、
まあつっこみどころは色々あるけど、なんか面白かった映画でした。
映画とは関係ないのですが、
最初のコロンビアピクチャーの映像が流れた時に、
前に観た映画「クレイマー、クレイマー」の時のコロンビアの画が記憶にあったので、
変わったなあ…って凄くしみじみしました。
で、製作している「オリジナル・フィルム」ってのから宇宙船でタイトル。
なんかちょっと新しいなって。
結末とか、あんまりネタバレになる事は書かない様にしますので、
ふわっとしか書けないのですが、
事故でたまたま目が覚めてしまった男は、
実は宇宙船に乗ってる全員の人生を左右する運命を担うという話。
ちょっとキャストのところでネタバレしちゃってるけど、
とある行動をするまでが結構丁寧に作ってあるので、
それはちょっと仕方ないよって、
観てる方はある程度同情できるバランスになってるのは、
凄く映画として良いなって思った。
まあ最低だけどね。
これが、1日とか1ヶ月でやったのだったら、
てめーっ!てなるけど年単位で頑張ったって言われたら…ちょとはね。
それでもローレンス・フィッシュバーンは許してくれません、
そしてこれが圧倒的な正論なんだとは観てる方にも思わせてくれるのは良いですね。
演出としても、CGの映像とは会話はできるけども目線が合わないとか、
宇宙船が徐々におかしくなってるってのをルンバみたいなのが戻れないとか、
さりげなく危険が迫ってるって見せ方は好感が持てます。
全体の時間が2時間弱あって、
先ほど書いた積み重ねの部分が大切なのは分かるけど、
物語として動くまでがおよそ1時間かかってしまうのは、
もう少し上手く作って欲しかったなあとは思う。
大切なのは分かるんだけどね…でも全体で90分ぐらいにまとまってたら、
もっと良い映画になってたと思うんだよなあ。
でも、とある事がバレたあとに、
寝てるところをボッコボッコにされるのは良いですね。
映画「フルメタル・ジャケット」かなと思うぐらい。
そりゃボッコボッコにしますよ。
あれがあるかないかじゃ全然違うから。
あ、全然関係ないけど、
地球にメールを1通送るのに6012ドルとかで、
「届くのは18年後です」とかの時に、
ふと新海誠監督の映画「ほしのこえ」が頭に過ぎった。
宇宙に行くとこんな感じになるのかなあ。
大筋の話は面白いし展開も良いと思うんだけど、
クライマックス部分の手動で開けなきゃいけないとか、
ちょっと強引にその状況を作ったなあとか思ったり、
さすがにシュミレーションで人工冬眠が途中で覚めることは無いって言っても、
なんらかのトラブルが起きた時の対策はしてるでしょって。
だって、人工冬眠から手動で起こすことがマニュアルに載ってるんだよ!?
だったら普通は人工冬眠に手動で入るマニュアルは載せるべきだよ。
まあ、特殊な機械がいったとか言ってたけどさ…なんかあるべきでしょ。
あと宇宙船の床の下って土があるの?って。
いや、どっかから持ってきたのかもしれないけど、
あんなけ立派な木が育つんだったら、結構な土がいると思うのだけど。
…みたいなね…ちょっとした横槍を入れたくなっちゃいますよね。
そう、あと宇宙で下に流れる涙。
重力あるんかい!
そこは某アニメみたいに宙を舞う涙を見て「オレの…涙か」って言うべきだろ。
多分、違うけど。
そんな感じかな。
さっきも書いたけど、ツッコミどころは満載だけど、
なんか楽しく観れたからいっかなって思える映画でした。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7166085
この記事へのトラックバック