2017年11月29日
映画「クレイマー、クレイマー」の感想…感動できて笑えておっぱいが見れる映画は最高に決まってる…けど、何か当時とは違う印象を受けてしまった。
今日は映画「クレイマー、クレイマー」の感想です。
よく行くレンタルショップでは「過去の名作」みたいなコーナーがあります。
主にアカデミー賞の受賞作品がそこに置いてあるのですが、
たまにはそんなところから借りてみるのも良いかなと思って、
色々タイトルを見てて決めたのがこの映画。
何年ぶりに観たのかな…ほぼ記憶はありませんでした。
という訳で、レンタルDVDで字幕スーパーでの鑑賞です。
映画「クレイマー、クレイマー」は日本では1980年に公開されたロバート・ベントン監督作品。
ロバート・ベントン監督の監督作品は他には観ていないのですが、
脚本を手がけた映画「俺たちに明日はない」や映画「スーパーマン」はもちろん観ています。
映画「プレイス・イン・ザ・ハート」とか観なくちゃなあ。
映画「クレイマー、クレイマー」は脚本もロバート・ベントン監督が手がけていますが、
原作はエイヴリー・コーマンの同名の小説が原作になります。
邦訳された書籍も販売されていますが…読んでおりません。
ちゃんと原作とかも読むぐらいじゃないといけないなとか思うんですけどね。
簡単な映画のあらすじですが、
ある日テッドが家に帰ると、妻のジョアンナから別れたいと持ちかけられる。
冗談だと思っていたが、全く帰ってくる気配のない妻。
ここから息子のビリーとの2人での生活が始まるのだが、
今まで全く家事などをやったことのなかったテッド。
色々なことに苦労しながらも息子との絆が深まっていくのであったが…という感じかな。
キャストですが、
主人公のテッド・クレイマーを演じるのはダスティン・ホフマン。
若い!
いや、この映画が公開された時はそんな感情はないのだろうけど、
さすがに今観るとダスティン・ホフマンを観た瞬間に思う事は「若い!」だ。
もちろん、上手くいかない事に感情をあらわにしたり、
ちゃっかり女の友達がいたりというイケメンっぷりも納得してしまうイケメン。
妻のジョアンナを演じるのはメリル・ストリープ。
このブログでは映画「幸せをつかむ歌」で主演を努めていました。
今では様々な役をやってのけるベテラン女優ですが、
やはりこの映画を観て思ったのは「メリル・ストリープ若っ!」って。
しょうがないよね、37年も前に公開された映画。
映画の構成上、最初と後半のみでメインの登場人物って感じではないのだけど、
やっぱそれでも存在感あるなあって思う。
息子のビリーを演じるのはジャスティン・ヘンリー。
あまりこの映画以外ではブレイクした感じではないそうな。
でも、やっぱこの映画のもう1人の主人公だと思う。
もちろん、彼なしには成り立たない映画。
その他、ジェーン・アレクサンダー、ジョベス・ウィリアムズ、ジョージ・コーなどが出演しています。
さて、映画「クレイマー、クレイマー」の感想ですが、
良い映画だと思う…良い映画だと思うんだけど、こんなんだっけって思ってしまった。
昔、観た時は、なんかもっとじ〜んときた気がしたんだけどなあ。
話が分かってるからかな…なんだろう…ね。
いや、良い映画なんだよ。
特にラストのここで終わる感じとか、余韻を与える映画の終わり方は凄く好きだし、
長くなりがちなジャンルだけど当時で2時間以内にまとめてるのは嬉しいところだし。
まず、映画が始まってコロンビアピクチャーのロゴというか、
最初のあの映像が昔だなあって入り方が、今観ると斬新だった。
ファーストカットの顔のアップで「おっ、キタキタ!」って期待感もバッチリ。
そして「もうあなたを愛してないの」って良い台詞です。
この映画の一番の見所であるダスティン・ホフマン演じるテッドの奮闘ぶりも楽しい。
フライパンはどこだ!?って言ってて、さらに焼けどしたり、
映画序盤ではまったく上手くつくれなかったフレンチ・トーストを、
ラストでは上手く作れるっていうだけで、テッドの頑張りが伝わってくる。
たまごも上手く割れるしね。
そして、息子の反応の変化を見るだけで、
この一年半の間に積み重ねた大きさを感じる作りになっているのは、さすがだと思う。
ショッピングの時のコーンフレークが無い!ってのに何色だって言うとか、
一言も言葉を交わさない朝のシーンとか、
子供を抱えて走るシーンとかなんかクスッと笑えるのも良いですよね。
こういうシーンがあると好きになります。
何よりも、女友達のフィリスが妙に胸元開いてるなあって思わせてからの全裸。
この映画でもいいおっぱい観れました。
おっぱい観れたのは映画「怒りの山河」以来でしょうか。
感動して笑えておっぱいが観れる映画、つまりは最高なんだけどなあ。
なんだろうなあ…なんか、ちょっと物足りない感じがしてしまった。
これは…と思った点としては、
妻と再会した時のダスティン・ホフマンの顔のピントが甘いのが気になった。
返しの画のメリル・ストリープがクッキリしてるので余計に。
あれはさすがに意図的にフォーカスを甘くしてる訳じゃないと思うんだけどなあ。
フィルムで撮影してるとすぐに確認って訳にはいかないからかなあって。
妻に子供を会わせる時、走る子供のBGMは時代を感じたかな。
久々に昔の映画を観ると結構BGMって時代を感じますよね。
あと、ディゾルブというかクロスフェードの繋ぎ方とか、なんか時代を感じました。
てな訳で、取り立てて悪いところってのは無かったのですが、
なんだろうなあ…自分でも分からないのですが、何か消化不良な感じ。
感動したってイメージだけが強く残ってたのが美化されすぎたのかな。
しかし、家庭の問題は自分ひとりが頑張ればなんとかなる問題ではないってのと、
だけどその頑張りは裁判には負けても人の心を動かす事はできたってのは、
凄くいい話だと思う訳です。
なんだろうなあ…なんか自分がいけない気がしてきた。
全く関係ないけど、ポストというものが無いのか新聞って地面に置くんだって。
あ、そういえば邦題について。
原題は「Kramer vs. Kramer」でほぼ邦題はそのままなのですが、
「vs」ってのを取ったのは、
日本ではvsって書くと「バトル」というか「闘う」って印象が強くなりすぎて、
感動系の映画にはふさわしくないって思ったのではないかなと。
これは当時としては正解なんじゃないかな。
今の時代だったらそのまま「Kramer vs. Kramer」にしてもらいたい気もするけど。
よく行くレンタルショップでは「過去の名作」みたいなコーナーがあります。
主にアカデミー賞の受賞作品がそこに置いてあるのですが、
たまにはそんなところから借りてみるのも良いかなと思って、
色々タイトルを見てて決めたのがこの映画。
何年ぶりに観たのかな…ほぼ記憶はありませんでした。
という訳で、レンタルDVDで字幕スーパーでの鑑賞です。
映画「クレイマー、クレイマー」は日本では1980年に公開されたロバート・ベントン監督作品。
ロバート・ベントン監督の監督作品は他には観ていないのですが、
脚本を手がけた映画「俺たちに明日はない」や映画「スーパーマン」はもちろん観ています。
映画「プレイス・イン・ザ・ハート」とか観なくちゃなあ。
映画「クレイマー、クレイマー」は脚本もロバート・ベントン監督が手がけていますが、
原作はエイヴリー・コーマンの同名の小説が原作になります。
邦訳された書籍も販売されていますが…読んでおりません。
ちゃんと原作とかも読むぐらいじゃないといけないなとか思うんですけどね。
簡単な映画のあらすじですが、
ある日テッドが家に帰ると、妻のジョアンナから別れたいと持ちかけられる。
冗談だと思っていたが、全く帰ってくる気配のない妻。
ここから息子のビリーとの2人での生活が始まるのだが、
今まで全く家事などをやったことのなかったテッド。
色々なことに苦労しながらも息子との絆が深まっていくのであったが…という感じかな。
キャストですが、
主人公のテッド・クレイマーを演じるのはダスティン・ホフマン。
若い!
いや、この映画が公開された時はそんな感情はないのだろうけど、
さすがに今観るとダスティン・ホフマンを観た瞬間に思う事は「若い!」だ。
もちろん、上手くいかない事に感情をあらわにしたり、
ちゃっかり女の友達がいたりというイケメンっぷりも納得してしまうイケメン。
妻のジョアンナを演じるのはメリル・ストリープ。
このブログでは映画「幸せをつかむ歌」で主演を努めていました。
今では様々な役をやってのけるベテラン女優ですが、
やはりこの映画を観て思ったのは「メリル・ストリープ若っ!」って。
しょうがないよね、37年も前に公開された映画。
映画の構成上、最初と後半のみでメインの登場人物って感じではないのだけど、
やっぱそれでも存在感あるなあって思う。
息子のビリーを演じるのはジャスティン・ヘンリー。
あまりこの映画以外ではブレイクした感じではないそうな。
でも、やっぱこの映画のもう1人の主人公だと思う。
もちろん、彼なしには成り立たない映画。
その他、ジェーン・アレクサンダー、ジョベス・ウィリアムズ、ジョージ・コーなどが出演しています。
さて、映画「クレイマー、クレイマー」の感想ですが、
良い映画だと思う…良い映画だと思うんだけど、こんなんだっけって思ってしまった。
昔、観た時は、なんかもっとじ〜んときた気がしたんだけどなあ。
話が分かってるからかな…なんだろう…ね。
いや、良い映画なんだよ。
特にラストのここで終わる感じとか、余韻を与える映画の終わり方は凄く好きだし、
長くなりがちなジャンルだけど当時で2時間以内にまとめてるのは嬉しいところだし。
まず、映画が始まってコロンビアピクチャーのロゴというか、
最初のあの映像が昔だなあって入り方が、今観ると斬新だった。
ファーストカットの顔のアップで「おっ、キタキタ!」って期待感もバッチリ。
そして「もうあなたを愛してないの」って良い台詞です。
この映画の一番の見所であるダスティン・ホフマン演じるテッドの奮闘ぶりも楽しい。
フライパンはどこだ!?って言ってて、さらに焼けどしたり、
映画序盤ではまったく上手くつくれなかったフレンチ・トーストを、
ラストでは上手く作れるっていうだけで、テッドの頑張りが伝わってくる。
たまごも上手く割れるしね。
そして、息子の反応の変化を見るだけで、
この一年半の間に積み重ねた大きさを感じる作りになっているのは、さすがだと思う。
ショッピングの時のコーンフレークが無い!ってのに何色だって言うとか、
一言も言葉を交わさない朝のシーンとか、
子供を抱えて走るシーンとかなんかクスッと笑えるのも良いですよね。
こういうシーンがあると好きになります。
何よりも、女友達のフィリスが妙に胸元開いてるなあって思わせてからの全裸。
この映画でもいいおっぱい観れました。
おっぱい観れたのは映画「怒りの山河」以来でしょうか。
感動して笑えておっぱいが観れる映画、つまりは最高なんだけどなあ。
なんだろうなあ…なんか、ちょっと物足りない感じがしてしまった。
これは…と思った点としては、
妻と再会した時のダスティン・ホフマンの顔のピントが甘いのが気になった。
返しの画のメリル・ストリープがクッキリしてるので余計に。
あれはさすがに意図的にフォーカスを甘くしてる訳じゃないと思うんだけどなあ。
フィルムで撮影してるとすぐに確認って訳にはいかないからかなあって。
妻に子供を会わせる時、走る子供のBGMは時代を感じたかな。
久々に昔の映画を観ると結構BGMって時代を感じますよね。
あと、ディゾルブというかクロスフェードの繋ぎ方とか、なんか時代を感じました。
てな訳で、取り立てて悪いところってのは無かったのですが、
なんだろうなあ…自分でも分からないのですが、何か消化不良な感じ。
感動したってイメージだけが強く残ってたのが美化されすぎたのかな。
しかし、家庭の問題は自分ひとりが頑張ればなんとかなる問題ではないってのと、
だけどその頑張りは裁判には負けても人の心を動かす事はできたってのは、
凄くいい話だと思う訳です。
なんだろうなあ…なんか自分がいけない気がしてきた。
全く関係ないけど、ポストというものが無いのか新聞って地面に置くんだって。
あ、そういえば邦題について。
原題は「Kramer vs. Kramer」でほぼ邦題はそのままなのですが、
「vs」ってのを取ったのは、
日本ではvsって書くと「バトル」というか「闘う」って印象が強くなりすぎて、
感動系の映画にはふさわしくないって思ったのではないかなと。
これは当時としては正解なんじゃないかな。
今の時代だったらそのまま「Kramer vs. Kramer」にしてもらいたい気もするけど。
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