皆さんがこの文章を目にする頃、超常現象懐疑系のコミュなんかじゃこの話題で盛り上がってるかもしれません（笑）。

中身はただのダウジング…偽爆弾検知機を英社が輸出　イラクやアフガンに数百億円分
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/100124/mds1001241228001-n1.htm

　いやいやいや、「中身はただのダウジング」って、まさか意味のないものの様に思ってませんか？言い換えるとダウジングって使えないって言ってるようなものですが、この認識に期待し日本ダウザー協会会長の堤祐司さんにコメントしてもらいたい（笑）。

　それにしてもこのイギリスの会社、なかなかユーモア…もとい、ブラック・ユーモアの効いた会社ですねぇ。どうせ役に立たないモノを売りつけるなら、まったく無意味なものでも良いはずなのに“申し訳程度”にダウジングですか（笑）。さすがオカルト先進国、イギリス！

　一応、中身を問われた時のための対策かもしれませんが、マジに解説すると…これほど悪質な会社もありませんねぇ。冗談モードをオフにして書くと、人の生き死にに関わる装置でこんな冗談をやり、実際に死者を出すような被害が出たらどう責任を取るつもりでしょうか。

　かつて読んだ詐欺師の体験談で、あらゆるインチキ商品を売ってきたケチな男が消火器のインチキ販売を３日で辞めた話を思い出しました。

　中身の入っていない消火器に水や砂利を入れて重みを持たせて売りつけていたが、振ったときの音でバレるので紙おむつに水を含ませて中に詰めていた人間もいたとか。その詐欺をやっていながら、人命に関わる火事のシチュエーションで頼みにしていた消火器に裏切られたとしたら？最後の良心が働き、その会社を後にしたとか。


　とりあえず、この会社の首脳陣は製品を売りつけた現地に行き、自社製品で爆発物の見地をする担当者をするべきでしょう。単に返品の要求に応えるくらいでは済まされないと思います。（多分、堤さんでも自身のダウジングの結果を元に爆発物が入っている疑いのある箱を開けることは躊躇するでしょう（笑））


　最後に。自宅から車で30〜40分程度の場所に日本有数の不思議スポットがある事を知りました。いや、不思議って言っても心霊的なものでも超能力的なものでもなく、科学的に解明済みのものですが、それでも一度見に行ってみたい所。

　とりあえず春頃までにビデオ片手に行って見たいものです。

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