今日はこの話題から。

乗鞍のクマ襲撃：今年度、県内で１８１頭の目撃情報　冬眠前、さらに増加も　／岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000013-mailo-l21

　今回、観光客を襲った熊の体長は1.3メートル程度だったと聞きます。ワイドショーなどで熊が人を襲っているシーンが流れていましたが、福岡の深夜放送で先日放送された「グエルム〜漢江の怪物」のオープニングシーンを連想させましたが、このニュースを聞いた“腕に覚えのある”人たちの中には「オレならあの程度の熊、素手で撃退できたぜ！」って言ってる人も多いんじゃないかと思います。

　まぁ、そんな人には一言「甘い！」とだけ言っておきましょう（笑）。


　かつてテレビ番組でプロレスラーの藤原喜明（通称、組長）が熊と戦う企画がありました。以下、記憶に頼りますが、組長が戦う相手の熊がちょうど今回の事件の熊と同じくらいのサイズでした。

　組長は上下迷彩服に軍靴、森を柵で囲った中に放たれた熊に慎重に近付く組長。若干怯えた感じ熊が一気に組長に突進、受身を取る意味で自ら飛んだのもあるでしょうが胸を突かれて後方に数メートル転がりました。こんな攻防（？）を3回ほど繰り返したあたりで組長がギブアップ。熊の判定勝ちでした。

　これでお分かりと思いますが、動物の筋力ってのはそのまま人間の縮尺にして計算しちゃダメ。体長1.3メートルの熊を相手にするって事は身長2メートルぐらいの大男を相手にするくらいの計算じゃなきゃダメでしょう。


　しかし格闘技通の方ならご存知でしょうが、かつて熊を相手に戦った伝説の空手家がいます。“熊殺し”の異名を取るウィリー・ウィリアムスです。そして彼の伝説の映像がYouTubeにありましたが…



　…この動画自体、評価もコメントも設定されていませんしあえてコメントはしませんが、あえて一言だけ言うなら「時代だなぁ…」。

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