2019年11月15日
晩秋の厚別川最上流を遡行
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虹鱒中心だがオショロコマの噂も
昨夜からの雪で、札幌は本格的な冬の到来。15日午前7時の南区の積雪は5センチほどで、郊外では二桁のところもありそうだ。これが根雪となるのか。アングラーには、今年の納竿を迫る切っ掛けとなるはず。そういう自分はまだ諦めるつもりはないが。
今回の更新記事は、13日に訪れた厚別川最上流域への釣行。あまりにも近場なので昼から入渓して午後2時には脱渓した。
あえて厚別川上流を選んだのは、この川が湧水河川のひとつではないかと確かめること。
そもそも、厚別川の釣りのポイントは三つに分けられる。豊平川の出会いから国道36号線までの直線化した流れがまずひとつ。そこから滝野公園のアシリベツの滝まで。そして今回のような滝から上流域。
豊平川合流点からアシリベツの滝までは、ヤマメと虹鱒、滝から上流は虹鱒だけが棲息するという、滝を挟んで全く異なる生態環境となっている。
札幌ふれあいの森から滝野公園までの中流域で、2度ほど釣行したことがある。釣れたのはほとんどがヤマメで、一度だけ25センチ級がヒットして驚いた。これは滝野公園内の釣堀から逃げた魚だろう。
アシリベツの滝から上流は川底と両岸がコンクリートの三面壁で、ほとんどポイントはない。ところが、滝のカントリークラブから上流は、藪だらけの自然河川に替わる。
川幅は最大でも3メートルほどで、上流にある砂防ダムまでの区間で25センチの虹鱒を釣ったことがあった。
砂防ダムから上流は、支笏湖に向かう国道453号線に沿って空沼岳方向に伸びており、途中から国道の下を潜る。
今回の釣行はこの国道を越えた上流域。川に沿って延びる器械場林道が入渓口だが、林道ゲートは鎖錠されているので車での通行はできない。
この上流域には、4年前に一度入渓したことがある。その時は前年9月の大雨で林道が押し流されて寸断、その先は2メートルほどの崖となっていた。今回も林道入口から100メートルほど行った場所は陥没したまま。当然林道としての役目は果たしていない。
浅い流れの川筋を辿って上流に向かう。川岸には釣人の足跡がしっかりと残されていた。上流に行く毎に倒木が行き手を邪魔をするが、ところどころにポッカリと砂場の空間が現れる。
森の中を流れる川だけに、流れは穏やかで水量は少ない。水温を測ってみると、外気温が5℃に対して8℃とドライフライには問題ない温度。
4年前の釣行では、林道ゲート下の落ち込みで20センチほどの虹鱒がヒットした。その後もアタリはあるものの、フライにかかる魚はいなかった。さて、今回はどうか。
この季節だからなのか、川岸は開けており気持ちよく遡行できる。ただ、森が深くなっていくので、熊への恐怖感は高まる。
倒木の作る淵や淀み、平瀬などのポイントにドライフライを流すが、遡行から30分ほどアタリはこない。初めてのアタリは、淵の底から浮上した15センチほどの魚。合せるタイミングが遅くてバラしてしまった。
そこから再びアタリのない沈黙が続き、1時間後にようやくヒットしたのは20センチ足らずの虹鱒。
結局2キロほど釣り上がったのだろうか、姿を現した堰堤で脱渓した。この間のアタリは少なかったが、川は水量を保ってさらに伸びているので、 その先は魚影が濃くなる可能性はある。また、最上流部にはオショロコマが棲息しているとの話も。いずれは最上流まで本格的に釣り上がりたいと考えている。
写真@国道453号線を越えた厚別川上流の流れA浅い流れで倒木が多いがこの時期は川岸が開けて遡行が楽だB脱渓地点の暗渠C落ち込みでヒットした虹鱒
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