2015年02月23日
錦多峰川でリベンジ
冬のドライフライにこだわり、今年に入って苫小牧川と小糸魚川、錦多峰川に釣行。苫小牧川と小糸魚川では、ドライフライにやまめと虹鱒の食いついた姿を確認することができた。いずれの川も水温が7度で、ドライへの反応はギリギリのところだった。
ところが、錦多峰川は水温が10度を越えていたのにも関わらず、王子製紙貯水場から上流1キロにかけてほとんど反応がなかった。これは季節的な要因ではなく、先行者の存在や人気河川なるが故の魚のスレが原因と思われる。
前回の釣行から、ほぼ20日ぶりに錦多峰川を訪れた。林道ゲート前の駐車スペースには、先行者らしき車が1台止まっていた。王子製紙の貯水場から上流の橋にかけては、上流から流れ込む水で夏場には池のようになっているが、枯れた砂礫の上に上流から流れ込む2本の川筋しか見当たらない。
![写真1.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC91-d3c64-thumbnail2.jpg)
![写真2.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC92-d0cb1-thumbnail2.jpg)
現地気温は+7度と、この時期としては暑いくらいだ。そして水温は+12度で、ドライフライを行うには全く支障がない。心配は先行者の存在と、前日までの入渓者の動きだ。上流に架かる橋から1キロほどに絞って遡行を開始。川岸に覆っていた雪が消えて、乾いた土がむき出しになっている。これも、水温の高さが原因だろう。
錦多峰川は、苫小牧川や小糸魚川、ママチ川と同じように森を流れる涌水河川だが、他の河川よりも水量が多く蛇行が少ない。いわゆる水の流れが速い川ということだ。そのため、フライを打ち込むポイントも限られる。誰もが竿を差す曲り角の淵や倒木の落ち込みでは、魚が勢いよく泳ぐ姿が確認できる。
前回は、こうしたポイントでも全く反応が無かったが、今回はしっかりと姿を現した。その中のひとつの淵では、上流から流し込んだローヤルハンピーに1尺はありそうな魚が食いついた。動画を撮るためにカメラのスイッチを入れて、いざ引き上げようとした瞬間、フライごと持っていかれた。そのシーンは動画に収めているので、いずれかの機会に公開したいと思っている。
上流に遡行するごとにアタリが多くなる。早瀬からも虹鱒が飛びでるなど、この川ではすでにドライフライの本番に入っているようだ。それよりも、これだけ入渓地点から至近距離でアタリがでるということは、先行者はどうしたのだろうか。近場を避けて一気に上流まで向かった可能性がある。当初の計画通り1キロほどで脱渓したが、上流にいくほど冬眠から覚めた熊への警戒感が高まった。
写真上左:王子製紙貯水場の上流は枯れていた、同上右:水温12度と、この川ではすでにドライフライの本番を迎えた、同下:元気のいい虹鱒が相手をしてくれる(いずれも動画のスナップショットから)
![写真3.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC93-25beb-thumbnail2.jpg)
![](http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif)
人気ブログランキングへ
![にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ](http://fishing.blogmura.com/fly/img/fly88_31.gif)
にほんブログ村
ところが、錦多峰川は水温が10度を越えていたのにも関わらず、王子製紙貯水場から上流1キロにかけてほとんど反応がなかった。これは季節的な要因ではなく、先行者の存在や人気河川なるが故の魚のスレが原因と思われる。
前回の釣行から、ほぼ20日ぶりに錦多峰川を訪れた。林道ゲート前の駐車スペースには、先行者らしき車が1台止まっていた。王子製紙の貯水場から上流の橋にかけては、上流から流れ込む水で夏場には池のようになっているが、枯れた砂礫の上に上流から流れ込む2本の川筋しか見当たらない。
![写真1.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC91-d3c64-thumbnail2.jpg)
![写真2.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC92-d0cb1-thumbnail2.jpg)
現地気温は+7度と、この時期としては暑いくらいだ。そして水温は+12度で、ドライフライを行うには全く支障がない。心配は先行者の存在と、前日までの入渓者の動きだ。上流に架かる橋から1キロほどに絞って遡行を開始。川岸に覆っていた雪が消えて、乾いた土がむき出しになっている。これも、水温の高さが原因だろう。
錦多峰川は、苫小牧川や小糸魚川、ママチ川と同じように森を流れる涌水河川だが、他の河川よりも水量が多く蛇行が少ない。いわゆる水の流れが速い川ということだ。そのため、フライを打ち込むポイントも限られる。誰もが竿を差す曲り角の淵や倒木の落ち込みでは、魚が勢いよく泳ぐ姿が確認できる。
前回は、こうしたポイントでも全く反応が無かったが、今回はしっかりと姿を現した。その中のひとつの淵では、上流から流し込んだローヤルハンピーに1尺はありそうな魚が食いついた。動画を撮るためにカメラのスイッチを入れて、いざ引き上げようとした瞬間、フライごと持っていかれた。そのシーンは動画に収めているので、いずれかの機会に公開したいと思っている。
上流に遡行するごとにアタリが多くなる。早瀬からも虹鱒が飛びでるなど、この川ではすでにドライフライの本番に入っているようだ。それよりも、これだけ入渓地点から至近距離でアタリがでるということは、先行者はどうしたのだろうか。近場を避けて一気に上流まで向かった可能性がある。当初の計画通り1キロほどで脱渓したが、上流にいくほど冬眠から覚めた熊への警戒感が高まった。
写真上左:王子製紙貯水場の上流は枯れていた、同上右:水温12度と、この川ではすでにドライフライの本番を迎えた、同下:元気のいい虹鱒が相手をしてくれる(いずれも動画のスナップショットから)
![写真3.jpg](/bukki/file/undefined/E58699E79C9FEFBC93-25beb-thumbnail2.jpg)
![](http://image.with2.net/img/banner/banner_22.gif)
人気ブログランキングへ
![にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへ](http://fishing.blogmura.com/fly/img/fly88_31.gif)
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3329165
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック
海アメ釣れてるんですね!私は渓流タックルしかないので行けませんが(笑)
私は今時期は雪の少ない胆振地方ばかりになってしまいますね。
そろそろ冬眠明けのヒグマに気を付けなければいけませんね…
いつか一緒に釣りのお供させてくださいね!まだ1,2年の初心者なので色々教えていただきたいです!
苫小牧川にも行かれているのですね。
錦多峰川や苫小牧川は熊の気配がぷんぷんします。
安全な釣行を心がけて下さい。
どこかで釣りをご一緒できれば良いですね。
これからもよろしくお願い申し上げます
錦多峰川こないだ2月11日行きました!
もうドライに反応するのですね!確かに水温は手で触れただけですが、苫小牧川よりも
高く感じましたね。
釣友のフライマンはニンフで結構釣ってましたが、ルアーには反応薄でした。
貯水場から少し上流の函のポイントで尺上のニジマス?がチェイスがありましたが掛けれませんでした…
最近の陽気でもう春の足音が聞こえてきましたね。