2019年11月08日
苫小牧川を諦めて勇払川支流の勇振川へ
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みぞれの中を湧水河川に釣行
ドライフライでの釣行を取り上げる期間も残り少なくなってきたが、今回の更新記事も前回と同じ湧水河川。
札幌で初雪が観測されるという今年一番寒い日に、何を好んで出かけるのか自分でも呆れている。
ただ、札幌を発つ時には気温が5度とそれほど低い訳ではなかった。
それが現地苫小牧郊外の丸山の森では4度に、そして時間が経つごとに3度、2度と下がってきた。帰りの昼過ぎには雪模様となり、支笏湖と札幌・南区を結ぶ区間は時折吹雪という荒れた天気となった。
幸いスタッドレスに替えていたので問題はなかったが、夏タイヤで走行していた車は速度を落としても、路面の雪にハンドルを取られて四苦八苦していた。
さて、11月7日の釣行先は苫小牧川を考えていた。しかし現地に着くと、林道ゲートはしっかりと施錠されていて、車で釣行先に向えなくなった。
通称鉄塔下から歩いて入渓することも考えたが、この歳で急な崖を登り降りするのはきつい。
ならば、前回更新した勇払川はどうだろうと、道路を挟んだ向こう側の林道に向かうと、幸いにゲートは開いていた。
それではと、行き先を変更して勇払川支流の勇振川に向かうことにした。
勇振川は、丸山の森の中で勇払川に合流する小河川。これまで入渓したことがなくポイントなどの様子は掴めないが、規模的には勇払川の半分程度の川幅。しかし藪が少なくて、この時期はドライフライを打つには支障はなさそう。
勇払川の合流地点から竿を出す。
蛇行の多さは勇払川と同じで、曲りが作る淀みや淵に#10のカディスを打ち込みながら釣り上がる。入渓した合流場所で小さな反応があったが、遡行する毎にアタリは遠のく。
そして苫小牧川で見た同じシーンが。缶ビルを木の枝に刺している場所が現れた。
苫小牧川と同じ人間だろう。足元には空缶のほか、ガラスの空き瓶も残されており、どうも質の悪い釣人のようだ。
そうした怒りも影響したのか、どこまで遡行してもヒットはしない。仕方なく1時間ほどで勇払川に戻り、水源地近くまで下がることにした。
フェンスで囲まれた、水源地手前の落ち込みには魚が溜まっているのでは、とフライを打ち込む。と、小さな落ち込みからアタリが。ヒットしたのは15センチほどの虹鱒だった。同じように他の落ち込みを探ると、虹鱒のほかに10センチほどのヤマメも。
ひと通り落ち込みを探った後、今度は釣り下がることに。しかし、いつまで下ってもアタリはこない。それも当然かもしれない。 水源地直下での魚影が薄いのに、釣人の多い下流はもっと厳しいはず。
再び場所を移動、今度は前回脱渓した勇払川の更に上流を目指した。上流に向かっても水量は変わらず、そして蛇行が連続して続く。
前回は、これはというポイントでアタリがきた。同じようなポイントなのに今回全く反応はない。前回と変わったことと言えば、外気温の低さと10℃から8℃に変わった水温。それと、最近の釣人らしい足跡が残っていた。
入渓時点から30分ほどした、倒木の淵でようやく大きなアタリが。尺には届かない虹鱒らしく魚がだったが、アワセが早すぎてバレてしまった。
魚の居ることを確認できて、ようやくモチベーションが高まったのに、先ほどから降っていた雨がみぞれに変わり、流したフライの行方も見えなくなってきた。
結局、今回の釣行では水源地下の落ち込みでヒットした15センチから18センチほどの虹鱒が3匹に、10センチから12センチのヤマメが2匹という釣果。どうせならば植苗川への釣行も考えていたが、ブラウンしかいないのが分かっていたので、敢えて深追いはしなかった。
写真@勇振川の蛇行した流れ。まるでママチ川の上流を見ているようだA苫小牧川で見たあの空缶がここにもB勇払川の水量は安定していいて、遡行するには楽だったC水源地下の落ち込みでヒットした虹鱒とヤマメ
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