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2021年04月11日
苫小牧東港でサクラがポツポツ
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精進川海岸は回遊次第でサクラマスの釣果が
ブログの更新に手を抜いている訳ではないが、2週にわたる釣行を一度の更新記事で済ませている。
思い通りの釣果が得られたのならば釣行記をすぐに更新する。しかし、こうも坊主の多い釣行ではブログに来訪される方に申し訳ないという気持ちからこうした状況となった。
今回のブログでは、さらに4月1日と7日、8日の3度にわたる釣行記を発信するはめとなった。それだけ釣果が伴わなかったからだが、ブログに訪問された皆さんの呆れた顔が思い浮かぶ。
4月1日の釣行先は寿都・樽岸海岸だった。3月11日に時化で入ることのできなかった樽岸突堤にようやく釣場を構えることができた。
当日は、これまでの釣行と打って変わった凪状態。それに、12時方向から右側は投げ釣りの釣人が竿をだしている関係で、9時から11時方向にしかルアーを投入できない。
右側のブッコミの釣人にはカレイやホッケがポツポツ掛かるが、ルアーにはどんなに遠投しても反応がない。ようやく来たアタリもホッケで、ここでは4時間粘ってホッケ1匹という有様。
その後、朱太川河口と精進川河口に立ち寄る。しかし、朱太川河口(写真)で竿を出していた釣人にもアタリの来た形跡はなかった。
海岸一帯に20数人の釣人が立ち並んだ精進川サーフでは、自分の左隣の釣人2人に連続して50センチ強のサクラがヒット。自分も昼過ぎまで粘ったが、その後はパタリとアタリは途絶えた。
そして今週の7日は、最初から精進川河口海岸を目指した。ここはサクラの本番を迎えたようで、午前5時に到着なのに海岸にはすでに20人ちかくの釣人の姿が。
精進川河口海岸での釣果は、午前7にまでにサクラマスやアメマスがポツリポツリ上がっていが、8時を過ぎると誰の竿にも動きがきられなくなった。
自分はというと、日の出後の6時過ぎに40センチに欠けるアメマスがヒットしたものの、釣果はそれ1匹だけ。
この場所を諦めて、昼近くに堀株川河口海岸に移動。着いた堀株川河口には釣人の姿はないが、遠くに見える堀株川海水浴場横の突堤の上には3、4人の姿が。
昨年の堀株川河口海岸はいつ来ても釣人で一杯だった。しかし、今年は釣果が上がらないせいか、入る人が少ないようだ。確かに、2時間ほど竿を出したがアタリは皆無。
やはりダメか、と引き上げようとすると、100メートル以上先の沖合でサクラマス独特のハネが連続発生。そこまで遠投出来れば勝負になるが、岸に近づく気配がないまま遠のいてしまった。
そしてこの日の最後は、ここから近距離の兜千畳敷。(写真)平盤上には全体で30人はいるだろうか、岩盤先端にはカレイやホッケ狙いの投げ竿が多く入り、ルアーを行うものは手前の平盤に集まっていた。
投げ竿には頻繁にアタリはくるが、ルアーマンには反応がないようだ。ようやく自分にきたアタリも、40センチ級のホッケだけ(写真)。トラウトの姿は見ることはなかった。
翌日の8日は苫小牧東港へ。(写真)ここはこの時期、大型アメマスが回遊。さらにサクラマスも上がる、ルアーマンにとっては最高のポイントとなっている。ただ、磯場やサーフと異なり、ここでは同じ場所で竿を出す”待ち”の釣りとなるために、粘りが必要となる。
フェンス前には、釣人が投釣りやルアー、フライと様々な釣り方で竿を出していたほか、フェンスを外れた場所にもルアーマンが一列に並んでルアーを投じていた。
そして、釣人の数もピーク時には合計で40人は越える、まさに釣人銀座化した状態だった。
投げ竿にはタカノハカレイなのか、大型カレイがひっきりなしにヒットするが、ルアーにはなかなかアタリはこない。
フェンスの無い場所で、50センチ級のサクラがヒットしたのを目撃したのは5時半頃。そしてフェンス前の左隣のルアーマンにも同じようなサイズのサクラが。その後7時過ぎに、今度は右隣の釣人にも40センチ強のサクラマスをヒットさせた。
自分の竿には40センチ(写真)と50センチほどのアメマスが。50センチのアメマス(写真)は、14センチのミノーにヒットしたもの。ちなみに、この場で上がったサクラマスは全てミノーにヒットしたもので、ジグではアメマスも難しい場所のようだ。
結局、午後3時過ぎまで粘ったがトラウトのアタリは10時過ぎからパッタリ途絶えてた。
写真説明:@朱太川河口海岸A泊村の兜千畳敷BそこでジグにヒットしたホッケC苫小牧東港のフェンス前Dヒットしたのは40センチと50センチあまりのアメマス
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2021年03月28日
25日の美国で大物の痛恨バラし
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寿都から積丹まで3週連続坊主釣行
2週間ぶりに釣行記を更新する。実は、先週木曜日の18日にも堀株海岸と寿都方面に釣行した。
堀株海水浴場横の突堤に午前5時過ぎに着いたが、突堤先端にはすでに3人の先行者の姿が。
そして、テトラブロックと堤防に囲まれた海水浴場のサーフにも3人も釣人が竿を出していた。ここからほど近い堀株川河口のサーフは、西風が直撃して大波状態。そのために海水浴場付近に場所を求めたのだろう。
いずれにしても、堀株川河口海岸は釣人銀座化して、場所を確保するのが難しくなってきた。
仕方なく、ここから1時間ほど南下する寿都方面に移動することにした。目的地は平盤の続く樽岸海岸。3週間前に撃沈した場所だ。
西風に強い地形なので、波は堀株海岸よりは穏やかだろう、との見込みから。
ところが、どの平盤も波被り状態。目指した1本防波堤にも大波が押し寄せて、上がることさせできない。困った末に向かったの寿都町外れの弁慶岬。岬駐車場には一台の車も見えない。
それも当然で、岬のほとんどの平盤が波を被っていて、崖を下りることさえできない。
今度は今きた道を戻り、尻別川河口の精進川サーフへ。
ここも波は高いが、何とか波の死んだ場所を見つけて、今日初めて竿をだした。それでも、海岸には遠く霞んで見える釣人を含めて7、8人の姿が見える。ここで2時間ほど様子を見たが、アタリは皆無。他の釣人もヒットさせた気配は見えない。
ここから今度は表積丹方面に向かうことにした、目的地は、時化に強い来岸海岸。
今季は2月初旬以来の釣行となるが、この日はうねりと大波が押し寄せてテトラブロックの一番上まで波を被る大荒れの天気。
それでも棲息していれば必ずヒットする、きびなご餌のウキ釣りを強行。ウキは、波にもまれ沖に流されるだけで制禦が効かない。
1時間ほど様子を見たが、アタリが取れなくて諦めた。この日の東積丹はどこも悪天候で、釣りにならなかったようだ。
続く25日木曜日の積丹は、先週と打って変わって風と波もない凪状態。選んだ釣行先は美国の磯場とサーフ。
まず磯場で日の出前の午前5時過ぎから竿を出す。波はないと言っても、この場所は正面から風があたり、時折大波が押し寄せる。
投じたメタルジグやジグミノーは気持ちよく飛んでいくが、全くアタリはこない。肝心のルアーも、根がかりで2個減り3個減りの苦戦状態。
ようやくアタリがきたのは入釣してから1時間後。
30メートルほど沖合いでヒットした。初めは軽い手ごたえで、小さなアメマスかホッケだろうと見当をつけたが、岸に近づく毎に激しく暴れる。
竿を右に左にコントロールしながら、取り込みの用意をして手元に寄せたその瞬間、針がすっぽ抜けた。
確認できたのは、60センチは有ろうかと言う銀毛の魚。ビデオカメラでその姿は映せなかったが、アタリの瞬間とその後の激しいやり取りのシーンは残っているので、いずれの機会に紹介したい。
それからも2時間ほど粘ったが、アタリは先ほどの1回のみ。ここを諦めて、近くのサーフに移動することにした。
幸いなことに、釣人の姿は防波堤の上にしか見えない。遠浅のサーフなので、できるだけ遠投してただ巻きの繰り返す。
しかしここでも全くアタリはこない。ホッケの群れがここから北の小樽港に入ったというのに、そのホッケさえこないという情けなさ。
これで坊主が3週続いたことになる。次の場所に移動する気力も薄れて帰路についた。
尚、4月1日から漁港とその周辺の立ち入り規制を始める地域がある。入釣する場合は現地の案内看板を確認してください。
写真説明@せっかく出向いた弁慶岬なのに、ご覧のとおり波被り状態Aウータンのバックに広がる精進川河口海岸も多くの釣人で賑わったが、ヒットシーンを見ることはなかったB25日の美国の磯場。ここで姿を確認できなかった大物をバラした。竿のしなりだけが写真に残っているC同じ美国のサーフ。2時間粘って一度のあアタリもなかった、
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2021年03月15日
10日の強風の影響が残った寿都海岸
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建岩、精進川海岸ともにアタリなし
少し古い話だが、先週の木曜日(11日)に寿都の磯場に釣行した。この日は、10年前に東日本大震災が起きた日で、震災地では津波などにより多くの人命が失われた。
その当時の記憶は今でもしっかりと脳裏に焼き付いている。寿都は東北から遠く離れた地だが、こうして海を前にするとその当時の畏怖の念が湧きあがってくる。
11日の寿都海岸は前日の強風の影響が残っていて、途中の歌棄の風力発電のプロペラは唸りを上げて回っていた。またいつもは穏やかな平盤も、時折大波が押し寄せるという生憎の天気。
現地には午前6時半に到着。寿都の海岸線には、「サクラが上がっている」との話を裏付けるように、札幌や旭川ナンバーの車が何台も留まっていた。
当初入る予定だった建岩の突堤にも釣人の姿が。仕方なく、そこから100メートルほど寿都市街地寄りの平盤に場所を確保。
この平盤には釣人は見られないが、沖合にはすでにサクラマスの漁期に入っているのだろう、長い網が入っていた。
平盤では、出来るだけ先端に近くて遠投のできる場所を選択。ところが、選んだメタルジグは海底が岩だらけだったようで、根がかりが連発。ようやく4投目から、底に岩の少ないポイントを見つけた。
しかし、アタリを探る範囲が狭くミノーでもなければ根がかりを避けることができない。
だから、根がかりの少ない突堤に入りたかったのだが。
なんとか根がかりをかわして1時間が経過した。しかし、岩底に定位しているはずのアメマスを始め、魚信は全くない。2人組の釣人が竿を出している突堤にもアタリのきた気配はない。
2時間ほど粘った末にこの場所を諦め、更に南下して政泊の平場に向かった。本当は弁慶岬に入りたかったのだが、弁慶岬は初めてのポイント。
その途中にある大平盤の続く政泊でいいのでは、と海岸に降りることにした。
ここの波は先ほどの建岩よりも高く、押し寄せるサイクルも短い。そしてそれが災いした。
平盤の先端で竿を出したものの、押し寄せた大波に足元がすくわれたばかりか、岩盤に置いていたルアーケースが波ごと持って行かれた。
ここで意気消沈。まだ手持ちのルアーはあるが、ここでは釣りにならないので有力サクラマスポイントのひとつ、歌棄の風力発電塔下に向かう。が、ここは正面から風が吹き付けているほか、波も2メートルを越えて竿を出すことができない。
ならば帰路の途中にある尻別川河口周辺はどうか、と精進川河口海岸に立ち寄ることにした。
ただ、ここも2メートルを越える波が押し寄せてポイントを見つけるが難しい。そして、折角見つけた波の穏やかなポイントも、投じたルアーに海藻が絡みつくばかり。多分、前日は大時化で底荒れしたのだろう。
結局この日は、建岩の平盤でしかまともに竿をだすことができなかった。次回の釣行先は今回と同じようなルートを考えているが、果たしてリベンジはなるのか。
写真説明@寿都・建岩の平盤。時折高い波が押し寄せるA政泊の平盤はさらに波が高く、足元に置いたルアーボックスが流されたB帰路の途中にある精進川河口海岸は、前日の大時化の影響が残り底荒れが酷い状況
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2021年03月05日
3か月ぶりに釣行記を再開
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精進川河口海岸で40センチ強のアメマス
札幌市に出されていた、新型コロナ感染のリスクを避けるための他地域との往来を控える要請が2月末で終了しました。
これに伴い、11月末から掲載を停止していた当ブログの釣行記を再開することにしました。
今年で8年目を迎える「ホラー好きのフライマン」ですが、約3か月間というここまで長い期間、釣行記の更新ができなかったのは初めての事です。
つたない内容の釣行記ですが、それでもブログの更新を待って頂いている訪問者の皆さんに、ようやくその役目を果たせることに安堵しています。
コロナ禍が終息した訳ではありませんが、今後も出来る限り従来のようなペースで更新を行っていこうと思っています。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
ブログ「ホラー好きのフライマン」は、6月から10月末が渓流を中心としたフライフィッシング、11月から翌年5月は海のショアトラウトフィッシングという、時折ホラーネタも織り混ぜて釣行記を発信してきました。
このスタイルは今年も継承していきます。自らの釣行だけではなく、釣具店や関係者の話も交えて掲載していく予定です。
今年最初に載せる釣場は、尻別川河口の精進川海岸と堀株川の流れ出る泊海水浴場の一本防波堤。いずれも札幌圏ではサクラマスの早場として知られており、この時期でも釣果が期待できることから3月4日に赴いた。
道央圏でアメマスだけを狙うのならば、積丹の来岸や入舸、野塚海岸、あるいは苫小牧東港が有望だ。特に苫小牧東港では、サビキ仕掛けにも掛かるほど魚影が濃いようで、今はウキ釣りやルアー、フライの釣人で賑わっている。
しかしサクラマスが目的ならば、いずれの地区も3月後半からではないと釣果は難しい。
瀬棚や島牧、寿都などではすでに本番を迎えており、今年は昨年以上のサクラマスの回遊数が見込まれているという。
その寿都海岸に近い精進川河口海岸と堀株川河口海岸を今回の釣行先とした。
始めに訪れたのは泊漁港(海水浴場)の一本防波堤。ここはいつも釣人が絶えなく、早朝でもない限り防波堤先端部を確保するのは難しい。なので、この日は日の出前の午前5時に到着、月の灯りを頼りに真っ暗な海面に向かってミノーを投じた。
計算に入ってなかったのは、べた凪に近い潮の流れ。そのせいか全くアタリがなく、遠くに見える堀株川河口にも釣人の姿は見えない。
ホッケぐらいはくるだろうとの見込みも外れて、午前8時に移動することにした。次の目的地はここから車で30分ほどの精進川河口海岸。
精進川海岸は、サクラマスの上がっている寿都・樽岸海岸からも近い。その期待もあって、今回泊漁港の一本防波堤に釣り座を確保することが出来なかった場合、精進川海岸に切り替えることにしていた。
海岸に立ち並ぶ風力発電のプロペラがグングン回るほどの強風だが、波はそれほど高くはない。
現地に到着した午前9時前には、3、4人の釣人が海岸に降りてルアーを投じていた。その様子をしばらく見ていたが、どうもアタリはなさそう。
風の強さに怖気づいていたが、ようやく腰を上げることに。波の立たない場所を選んで、遠投のできるメタルジグを投じる。
この海岸で坊主になることは少なく、昨年も5回の釣行で4回はアメマスを主体に何かしら魚を釣り上げた。
だが、1時間が経ってもアタリはこない。そうこうしている内に、一人減り二人減りで海岸には自分を含めて二人だけ。
ようやくアタリがきたのは海岸に降りた2時間後。波打ち際から少し先で、あまり手ごたえのないファッとした感触。小さなホッケだろうと期待していなかったが、突然暴れだした。波に乗せて引き上げると、50センチ余りのアメマスだった。これで坊主はなくなったが、後が続かない。
それから1時間半ほど粘ったが、アタリは二度とくることはなかった。寿都の樽岸海岸からそれほど離れていないのに、こんなに差がつくものなのか。
次回は、アメマスならば確実に釣果の得られる苫小牧東港か、寿都から島牧にかけてのサクラマスポイントのどちらかを考えている。
写真説明@泊漁港の一本防波堤に釣り座を確保したが、潮の流れが悪いのか一度のアタリもなかったA強風が吹きつける精進川河口海岸Bようやくヒットした40センチ強のアメマス。これで坊主は逃れたC今年1月の苫小牧東港釣行で、釣り上げたアメマスに話しかける”息子”ウータン
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2021年01月01日
昨年中はブログへの訪問ありがとうございました
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外出自粛要請解除後に釣行開始
新年あけましておめでとうございます
旧年中はブログやyoutubeにご来訪いただき感謝申し上げます
札幌市に出されていた、コロナ禍の急速な蔓延に伴う「感染リスクを回避できない場合の外出自粛」と、道民に要請していた「感染拡大地域との往来の自粛」は1月15日まで継続延長される事になりました。
そのため、不要不急の外出自粛要請に従って当ブログの釣行記も中断しました。
釣り好きの方々を対象に、「オフシーズンのない釣行記掲載」を目的に、当ブログは更新を続けてきました。
思わぬ事態進行で、釣行記掲載を中止せざる得なかったことは残念でなりませんが、規制解除後にはこれまで通りの釣行を行う予定です。
どうかそれまでは、過去ログのご参照をお願い申し上げます。
新型コロナウィルスの終息が一日でも早く進みますよう願ってやみません。
本年が皆様にとりましてより良い年でありますよう祈念申し上げます。
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2020年11月22日
札幌市外への外出自粛で今年の渓流釣行を終了
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海のショアトラウトを狙い12月から活動再開
今年6月から始めた渓流フライ釣行の納竿を19日に予定していたところ、「コロナ禍の急速な蔓延に伴う不要不急の外出自粛要請」が再び札幌に出された。27日に解除の予定と言うが、次の今月最後の休業日は別の予定が入っている。
この機会を逃したら、今年の渓流釣行は坊主となった前週の12日が最後。何とか釣行できないものか、と迷っているところに当日の全道的な降雨。 不完全燃焼で残念だが、これで諦めがついた。
今年の目的も、「尺越えヤマメ」を狙っての渓流フライ釣行だったが、終わってみれば25センチにも届かない不甲斐ない釣果ばかり。
このブログを訪れた皆さんには申し訳ないが、今後の渓流釣行の戒めとしてブログに残しておくことにした。
渓流とはいっても尻別川や余市川本流への釣行が多く、これまでのドライフライを駆使した釣法からウェットフライに比重が移り、半分以上をウェットが占めた。
ウェットフライはまだ発展途上にあるが、新たな可能性を秘めた釣法として、12月から開始する海のショアトラウト釣行にも用いていくことにしている。
だから、今年の渓流フライ釣行は終了しても、フライ竿を用いた釣行は1年中行う事になるだろう。その最初は苫小牧東港か積丹の浜を計画している。
自分と同じように、1年中フライロッドを使いたいフライフィッシャーの海フライ挑戦の切っ掛けブログとなれば幸いだ。
これまでの海のショアトラウト釣行で気の付いたことを2、3点。12月から翌年1月、2月の厳寒期の釣行は道南でもない限りアメマスが主体となるが、その走りは川から海に下ったばかりの11月末から12月中旬にかけて。
この時期は、流れ出る川の側の沿岸や海水浴場などのワンドなどに溜まることが多く、型は小さいが数釣りができる。
この時期が終わると、アメマスは一斉に海岸をクルージングして、一カ所に留まることが少なくなる。そして3月以降は再びワンドや岩場などに定位、場所によってはホッケも一緒に釣れることが多くなる。
3月に入ると、道南から道央へのサクラマスの回遊が始まる。その道央日本海の主要なポイントは、精進川河口海岸から堀株川河口、神恵内の龍神岬、泊村の兜千畳敷、珊内川河口、西河海岸、幌武意海岸、美国海岸、古平川河口と北上していく。この内の早場は、堀株川河口や潮通しの良い兜千畳敷など。
サクラマスのヒットルアーは、一般的には近場ではミノー、遠投の必要なポイントではジグミノーが多く使われる。基本的にはミノーが一番効果があると言われてきたが、今年春にジグミノーだけで20本以上のサクラマスを上げたアングラーもいる。
要は、サクラマスの溜まる場所や回遊のタイミング、ルアーを動かすテクニックが釣果の秘訣だろう。
サクラマスと入れ替わりに、4月に入るとアメマスは川を遡上するので、海岸でのアメマスの釣果は激減。サクラマス一色になる。
また今年を例にとると、ホッケの当たり年だったせいか、異常にホッケのヒットが多かった。所によっては、午前中の1時間でルアーに40センチ級ホッケが20本近く上がることがあった。
ホッケだけを狙うのならばヒットの連続は嬉しいだろうが、トラウト狙いの釣人にとってはため息がでるばかり。今年も、秋のホッケの釣果も届いているので、これからの時期もホッケがアメマスの外道としてヒットすることが多くなりそう。
写真は今年冬から春にかけての釣行の模様。上は精進川河口海岸、下は積丹・来岸海岸
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2020年11月15日
急な気温低下で魚の活性が鈍ったか
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紋別川を目指したが伐採工事で植苗川に
少し古いが先週木曜日、札幌で今季最低気温を記録した11月12日の釣行記を掲載する。
今回の目的地は千歳川支流の紋別川。第4ダムに流れ出る河川で、実際には千歳川の支流ではなく、ママチ川や勇払川などと同じ丸山の森を流れる湧出河川。
初冬のフライフィッシング、特にドライフライを行うには打って付けの川で、これまで幾度も11月に釣行してきた。
棲息しているのは、ブラウントラウトにアメマス、それに岩魚の3種。以前は大型アメマスの宝庫と言われていたが、最近はブラウンが最上流域にまで勢力を広げている。
また、この川に入るには3カ所の鍵で閉じられた林道ゲートしか無い。そのために釣人の入渓が難しくなり、結果的にブラウンの大型化が進んできた。直近のこの川への釣行は2年前の11月15日。その時の釣果は、40センチ級のブラウンが3匹と20センチから26〜7センチが4匹。アメマスの姿は無かった。
今回も林道奥地で伐採工事を行っている関係で、ゲートの空いている林道から川へ向かった。この林道は、現地到着がいつも入る林道よりも時間のかかる上に、伐採した木材を積んだ大型車両が通行するために、何度も車の底に轍が接触する。
そして最後は、目的地がもう少しという場所で重機による伐採作業が行われて、大型車両が道を塞いでいた。伐採した樹木を積んで移動するには、かなり時間がかかりそう。もともと、伐採工事に乗じて林道に入ったこちらが悪い。
水温は7度だがドライに反応せず
仕方なく、第2の選択肢として前週釣行した勇払川支流の植苗川に向かう事に。
この日の現地気温は午前8時で-1度と冷え込んでいたが、植苗川の水温は7度。ぎりぎりドライフライに反応する水温だ。ただ、いくら湧水河川とは言っても、急速な冷え込みによる環境変化が魚の活性を鈍らす時期にも当たり、不安を募らせて釣り上がる。
同じ水系の勇払川と比べて、かなり小さい植苗川は、倒木や流れ込み、淵などのポイントが少ない。そのために、数少ないそうしたポイントが狙い目だが、いくらドライフライを打ち込んでも反応はない。やはり、急速な気温低下による活性の落ち込みが表われているようだ。
ならば、勇払川本流と並行して流れる勇振川はどうだろうと、勇振川に向かう。ここは、植苗川よりも倒木などで作るポイントが多く、過去の釣行では20センチオーバーの虹鱒が数多く釣れた。
しかし、川を替えたからからといって急速な気温低下と言う条件は同じなので、魚は動きを鎮めたまま。
最後にウェットフライも試したが、アタリひとつ来ない。最後の最後に坊主に見舞われた。
帰りしなに、苫小牧市が森の中に設置している「あらいぐま捕獲オリ」の中に、小さな動物が入っているのを目撃(写真)。近づいて見ると、あらいぐまなのか、狸か判別がつかない。家に帰って調べると、どうもあらいぐまのようだ。
支笏湖方面の道路上で、車に引かれた狸の死骸をよく目にするが、あれは狸ではなくほとんどがあらいぐまだろう。それだけあらいぐまが増えたという事か。
苫小牧東港のアメマスはまだこれから
時間はまだ昼にもなっていない。どうも諦めきれずに、12月からスタートさせる予定の海のショアトラウト釣行の準備として、今度は苫小牧東港に向かう。
この時期に、川から下ったアメマスが釣れているのかの確認作業だ。フェンス前には、フクラギを狙ったジギングや常連のフライフィッシャーの姿もあったが、釣れていたのは20センチほどのサヨリだけ。
まだ時期が早いようだ。ならば、ショアトラウトの初日は積丹方面がよさそう。
今年の渓流フライ釣行は11月19日が最後となる。それ以降は、寒気にさらされての海のショアトラウト釣行に切り替えるが、最後ぐらい誇らしい釣果を上げたいと願っているのだが、果たしてどうなるのだろう。
写真説明@勇払川支流の植苗川とA勇振川の流れ。いずれも急な気温の低下からか、魚の反応は無かったB丸山の森に設置された「あらいぐま捕獲器」に入っていた狸らしき動物。後で調べたらあらいぐまだったC秋と冬の端境期なのか、さよりなどの魚種しか確認できなかった苫小牧東港
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2020年11月06日
勇払川ではまだドライフライが成立
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小型虹鱒が中心だが魚影の濃さを実感
札幌に初雪の降った次の日の5日、11月最初の釣行先として支笏湖付近の勇払川に向かった。
午前6時の札幌の気温は8度だったが、支笏湖付近では6度に下がり、途中の道路は至る所に前日の雪が残る。道路も一部圧雪状態で、夏タイヤならば間違いなく運転はできないだろう。
出発から1時間ほどで現地の丸山の森に到着、森の中は雪はないが気温は6度のまま。とてもドライフライを行える状況ではないが、勇払川は冬でもフライを行える湧水河川。だからこそ11月に入った今回の釣行先に選んだ。
勇払川と同じ丸山の森を流れている湧水河川には、ママチ川と苫小牧川がある。いずれも冬期のドライフライ釣行が可能で、特に苫小牧川は厳寒期の1月でも、虹鱒がドライフライに反応する。
ただ、この11月の釣行で注意しなけれならないのが、冬眠前の熊の存在。冬眠のために栄養を蓄える必要から、捕食活動が活発となる。特にこの円山の森は、名だたる熊の出没地帯。山ブドウやコクワ、ドングリなどの食物を求めて人前に姿を現すのも珍しいことではない。
だから今回の釣行では、いつも以上に爆竹を用意。熊鈴やホイッスルなどの鳴り物もしっかりと身に着けてから入渓した。
前回の勇払川釣行は、枯葉が落ちて見通しの効いた丁度1年前。今回は、いつもよりかなり上流に入った。場所が開けているために、蛇行を繰り返して流れる様子がよく分かる。そしてあちこちに、水の湧き出るボッケが点在している。
勇払川の川幅は最大でも5メートルほどで、蛇行して流れる姿はママチ川と瓜二つ。違うのは、ママチ川ではブラウントラウトが棲息域を広げているのに対して勇払川は虹鱒とヤマメが共棲、ブラウンの姿はない。
しかし、下流域で勇払川に流れ出る支流の植苗川はブラウンが制覇、勇払川もいつブラウンに侵食されてもおかしくない状況にある。
さて、勇払川上流の水温は気温より高い8度、この水温ならばドライフライでも問題ないはず。初めは、#8の大型フラッタリングカディスを使用することにした。倒木が作る小さな淵にフライを投じると、すぐさま小さな水柱を立つ。
しかし、食いつくことができずに流れるまま。ようやく針に掛かったても、すぐに口から外れる。ようやく針がかりしたのは15センチ前後の虹鱒。その後も針にかからない小さな魚ばかりが反応、何とかヒットした30センチ前後の虹鱒は、こちらの油断からバラしてしまう。
いくら釣り上がってもアタリはあるのにヒットしないという、じれったい状況が続く。それだけ魚影が濃いということだが、思い切ってフライをサイズダウン、#12のカディスに変更した。
それが功を奏して、15センチ未満の虹鱒のヒットが続く。中には15センチほどのお腹の膨れたヤマメの姿も。
釣り上がってから2時間ほどが経過、しかし入渓地点から1キロも遡ってはいないはず。周りの風景に変化はなく、川はこれまでと同じように蛇行を続けている。そして釣れる魚のサイズも変わらない。
これがママチ川ならば上流に向かうほど水量が少なくなり、魚の姿も見えなくなる。その点では、勇払川は冬の釣行に向いていると言えるだろう。
様子見がてら入渓したが、これからの時期でも十分に釣りになるとの確信を得て勇払川を後にした。
半年間続けてきたドライフライ釣行もあと僅か。今季を締めくくるドライフライの釣行先も湧水河川を計画している。
11月末からはルアーロッドに持ち替えて、いつものように海のショアトラウト釣行に挑戦するつもりだ。
写真@緩やかに蛇行を続けて流れる勇払川上流域A倒木の作った淵から虹鱒やヤマメがドライフライに飛びつくBC小型が中心だが虹鱒の魚影は濃い。時にはヤマメも。
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2020年10月31日
「しままきアメマスダービー」は2月21日から
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昆布川で惨敗も、近くの渓流でドライに魚信
毎年12月1日から翌年2月21日までの3か月半に渡って開催されてきた「あめますダービーin島牧大会」が、コロナ禍の影響から今年度は令和3年2月1日から令和3年3月21日の期間に短縮して開催されることになった。
申込は令和2年11月1日から令和3年1月16日まで。参加料は1人1,000円(ルアー、フライ両部門に申し込む場合は2,000円)。問い合わせの電話とメールは次の通り。電話0136-75-6212
mail:kankou@vill.shimamaki.lg.jp
上記のように、今季の島牧あめますダービーは大会規模を縮小して開催される運びとなった。コロナ禍により中止に至らなかったことは幸いだ。
さて、これまでの海の冬期間釣行は、オフショアやホッケなどの魚種に限定されて釣人も少なかったが、この数年ショアトラウトを対象に大幅に増加してきている。これも、島牧あめますダービーの功績が大きかったと言えるのでは。
自分も11月下旬から、川から海に下ってアメマスを狙うことにしている。特に11月末から12月中旬にかけてのアメマスは、川を下ってきたばかりでヒット確率が圧倒的に高まる。
型は春と比べて小さいが、アタリを楽しむのならばこの時期は逃せない。札幌近郊の主要なポイントは、このブログのカテゴリー「海のトラウトフィッシング」を参考に。
さて、10月最後の釣行として29日に尻別川支流の昆布川に出かけた。
この時期はドライフライはさすがに厳しいので、ウェットフライを駆使してヤマメを狙う。しかし、入渓しようと考えていた中流域では工事が行われていて、その上流のポイントから川に入った。
この場所は橋の下から簡単には入ることができて、夏ならばいつも釣人が絶えない。この日も、前日に入ったと思われる足跡が橋の下に無数残されていたが、未明の雨により川は増水。さらに水温の低下も重なって、アタリひとつ来ない散々なスタートとなった。
早々にこの場所をあきらめて、尻別川との出合いで竿を出すことにした。このポイントは先行者がいない限り、いつも型ものの虹鱒やブラウンを手にしてきた。
しかし今回は、淵の底でホッチャレに近い鮭が無数泳いでいたこともあり、フライを追う魚の姿は見えない。昆布川といい、このポイントも入った時期が悪かったのだろう。
仕方なく、前回入渓した真狩川下流に入る真狩川支流でオショロコマを狙おうと国道を右折。すると、近くに釣りを行うのに手ごろな小河川が流れているの目にした。
川の名前は分からないが、川を跨ぐ橋は平成25年竣工の絹丘橋と言う。その橋の下から川に入ることに。未明の雨の影響なのか、本来は乾いていたらしい川岸にも流れが及び、竿を出すには丁度良い川幅となっていた。
初めはウェットフライを試してみた。すると、10メートルほどの流れの平瀬から14,5センチほどのヤマメがヒット。そのごも小さなアタリはくるが、針がかりはしない。
そのポイントを除くと、流れは狭くてウェットフライを流す場所が見当たらなくなった。ではドライフライはどうかと、#10のカディスを流す。
釣り下ると、ちいさな落ち込みや流れだし、肩から反応が。ただ魚が小さくて針にはかからない。それなら#14ではと同じ場所に打ち込むと、10センチに満たないヤマメが連続してヒット。15センチほどの虹鱒も上がった。
下流にも魚の居着きそうなポイントが見えるので、移動することした。ただ、先ほどから底まで見えていた流れに濁りが入り、あっという間に泥水状態に。
水量に変化がないので鉄砲水の予兆ではないだろうが、これではドライフライもウェットも使えない。ならば濁りの入らない上流まで、と車を走らせた。
すると、濁りの原因が判明。先ほどの場所から1キロほど上流で重機による護岸工事が行われていた。この工事が午前9時から始まったのだろう、そのために下流域では釣りができなかった。その上流で竿を出すが下流とは一転してアタリがない。
今回はここで納竿、次回はドライフライの活躍できそうな湧水河川を考えている。果たして魚は飛び出るのか。
写真@昆布川上流の橋の下で竿を出すが・・・A昆布川に近い小河川でドライフライBこの川でヒットしたヤマメC上流でも竿をだしたが、アタリはなかった
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2020年10月23日
今季初の湧水河川でドライフライ
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尺虹鱒と22センチのヤマメがヒット
24日の道央圏の天気は、朝方から曇り空で夕方にかけて雨になるとの予報。渓流や本流への釣行は前日の降雨の影響から釣行条件は厳しそう。
この雨に先立つ22日に尻別川支流の真狩川上流へ釣行した。
10月も中旬を過ぎて、水温低下から山岳渓流はフライへの反応が鈍くなっているだろう、との読みからだ。
真狩川は、羊蹄山の伏流水を束ねた道央圏屈指の湧水河川。湧水のために、1年を通して水温変化の差が小さい。なので、この時期でもドライフライが使えるという貴重な渓流だ。
ただ、この川への釣行は一番新しいのでも3年前の4月とかなり前。この間、冬には海のショアトラウトに魅せられて釣行する機会が無くなったからだ。
ドライフライを使用した渓流への今年の釣行は今回が最後になるだろう、との想いから久しぶりに赴いた。
これまでの釣行では、マスふ化場のある泉地区から上流の湧水池まで遡行していた。
その時の釣果は、中型の虹鱒や15、6センチのヤマメ。オショロコマで知られている川なのに、やけに虹鱒の多い川とのイメージが残っている。そして肝心のオショロコマは、場所が違うのかまだ手にしたことがない。
さて、今回の入渓地点はこれまで入った場所よりもかなり下流。だからと言って川幅が広がっている訳ではなく、逆に河畔林やイタドリなどの雑草が川面を覆い尽くして、まるでジャングル状態。
フライロッドをまともに振るスペースがない。川幅は広いところでも3メートルほど。そして流れは速く、釣人泣かせの川と言えるだろう。
それでも、釣人の歩いた踏み跡が川岸に沿って残っており、それをなぞって行くと開けた場所が現れ、何とか竿を出すことができた。
早瀬を中心に流れが単調で、「これは」というポイントがほとんどない。その中での最初のアタリは、入渓した地点から100メートルほど行った、段差のある流れだしから平瀬に代わった場所。カディスにきたのは15センチほどの虹鱒だった。
その後も河畔林やイタドリと格闘しながら、時には川に立ち込んで竿を振る。そして流れの穏やかな短い平瀬から、先ほどと同じようなサイズのヤマメがヒットした。
さらにその上流の早瀬脇で、20センチ越えの虹鱒が連続して上がった。魚信が多くなった理由は、川の両側が切り立った崖状態で、川に立ち込む以外に竿を出す手段がなかったことからだろう。
当然、岸の上には踏み跡らしきものは無かった。川の中から見上げれば、自動車の走っている姿が見えるほど、すぐ側に道路が隣接しているというのに。
小型虹鱒のヒットが続いた平瀬ポイントから、今度は早瀬の連続する場所に出た。その瀬脇に上流からドライフライを流し込む。すると小さなアタリがきた。また小型虹鱒だろうと、竿を煽ると思わぬ反応。
ジャンプを繰り返してネットインしたのは、尺を少し越えた虹鱒だった。さらに、その上流の平瀬からも同じような反応。上がったのは、サビの入った22〜3センチのヤマメ。
入渓から3時間ほどして、前方にようやく目的の橋が見えてきた。いつもはこの橋から上流に釣り上がったが、今回はここで脱渓することに。
今回の釣行では、虹鱒が15センチから30センチとバラバラだったが全体で7匹、ヤマメは15センチと22〜3センチの2匹に留まった。
また、オショロコマは今回も姿を見せなかった。
11月に入ると、ドライフライでの渓流釣行はかなり厳しくなる。しかし、今回の真狩川のような湧水渓流では、真冬でもドライフライは可能だ。冬に入ってもドライフライ釣行を考えているフライフィッシャーは、ママチ川や苫小牧川、錦多峰川、勇払川といった湧水渓流に出掛けてみては。
写真説明@川幅は狭いが流れの速い真狩川上流A河畔林や枯れたイタドリなどが川面を覆い、遡行の邪魔をするB崖下ポイントから飛び出た尺越えの虹鱒と、サビの入った22〜3センチのヤマメ
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