10/09(日)の記事に続きHEST2011秋9日(日)のレポート・パート2となる。
5.完実電気Cルーム アナログ、CD、ハイレゾ比較試聴
スピーカーにはモニターオーディオGX300/PBを使用。
ダイアナ・クラールのアルバムLove ScenesのLP,CD,HR音源を1曲目から同時に再生して随時切り替えて比較試聴をするというデモがあった。大音量で再生中に切り替えてノイズでも入ればツィーターでも飛ばしかねないと見ているほうが冷や冷やする試聴会だったが終了後その種明かしがあった。フォノ・イコライザーはどのスイッチを切り替えてもノイズは入らないとのこと。またプリアンプもセレクタを切り替えてもノイズ・レスと言う。
さて3種類の音源の違いは次の様に聴こえた。
LP:中低音が厚く力強い。
CD:スッキリと音が整理されており見通しが良い。
HR:情報量が増えて空気感が感じられるようになる。
それぞれ音源の個性が出て面白い試聴会だった。意外とCDの音を好む人がいそうな高度な音の違いだった。
Monitor Audio GX300は今回じっくりと2chで聴くことが出来たがやはり良いスピーカーだと思う。価格帯が違う分FOSTEX G1302/MGに比べ分解能は上を行き音離れも良かった。仕上げも美しいし購入した時の満足度は高そうだ。
説明員の話ではモニターオーディオのスピーカーを扱い始めて10年経過したが当初と比べて3,000%売り上げ本数が増えたと言っていた。製品構成が金銀銅と3ライン持っていること、ユニット素材を統一して音色を合わせていること等がこの成長を支えていると力説していた。
時間帯を逃して同じくMonitor Audio PL300/EBを聴けなかったのは残念だった。
2011年10月11日
2011年10月10日
4ステップでzenbackサービスを導入してみた
09/24(土)に「アクセス数激減」を記事にした。その直後には原因と対策を色々ググったが”慌てず騒がず中味のある記事を書くこと”とあったのでとにかく毎日更新は続けてきた。それにしても「グーグルの検索順位が下がった原因をグーグルで検索するってどんな罰ゲームだよ!?」「皮肉?嫌がらせ?」と感じたのも事実なので検索エンジンをBingに替えたのはせめてもの抵抗だったりする。(苦笑) 使ってみるとグーグルとの機能互換性が高く検索精度にも不便を感じなかったのでお勧めだ。
自己ブログの検索順位の実力をハッキリさせたかったので1週間後にはせっかく付けてもらったトラックバック3件も削除して検索数の推移を見てみたが変化は無かった。これでは7月から9月22日までの検索順位の高さはバグだったと納得するしかなかった。まあビギナーズ・ラックでアクセス数が順調に増えて行く夢を見せてもらったということでSEOを検討することにした。
ブログのアクセス数を増やす方法としてブログ・ランキングに登録、フェイスブックの”いいね!”ボタンの設置などを検討したが手間が掛かりそうでついつい後回しにしていた。そんな時”zenback”というサービスに巡り合った。 http://zenback.jp/
“zenbackは、自分のブログ記事に、関連記事やTwitter、Facebookなど色々な関連情報を表示するサービスです。zenbackは、なかなかブログの読者が増えず「寂しい」、そして寂しいと思っているブログを「助けたい」、という気持ちをサポートします。「関連リンク」機能で、zenbackユーザー同士を記事の内容でゆるやかに関連付けブログ間を互いに行き来できるようにします。”というセールス・トークに惹かれ導入することにした。
その手順は 1)メール・アドレス登録 2)ブログ・アドレス登録 3)スクリプトコード入手 4) スクリプトコード貼り付け ととにかく簡単なのが嬉しい。“zenbackのスクリプトコードは、ご自身のブログの個別記事のテンプレートか、サイドバーに貼ってください。貼る場所は、<body></body>内であれば、どこでも構いません。”とあったので次の手順で行った。
1)A8ファンブロクの管理画面トップから「スタイルの編集」メニューを押す。
2)「フリースキンの編集」から「1記事」を押す。
3)「1記事編集テンプレートの編集」ウィンドウを最後までスクロールして</body>タグを探す。
4)このタグの直前に”スクリプトコード”を貼り付ける。
5)[プレビュー]ボタンを押し問題なく関連情報が表示されることを確認する。
6)問題なければ[保存]ボタンを押す。間違えた時は[保存されている内容に戻す]ボタンを押してやり直す。
これで関連情報が表示されるようになった。このサービスがどう訪問者数に影響するか期待をして見て行きたい。
自己ブログの検索順位の実力をハッキリさせたかったので1週間後にはせっかく付けてもらったトラックバック3件も削除して検索数の推移を見てみたが変化は無かった。これでは7月から9月22日までの検索順位の高さはバグだったと納得するしかなかった。まあビギナーズ・ラックでアクセス数が順調に増えて行く夢を見せてもらったということでSEOを検討することにした。
ブログのアクセス数を増やす方法としてブログ・ランキングに登録、フェイスブックの”いいね!”ボタンの設置などを検討したが手間が掛かりそうでついつい後回しにしていた。そんな時”zenback”というサービスに巡り合った。 http://zenback.jp/
“zenbackは、自分のブログ記事に、関連記事やTwitter、Facebookなど色々な関連情報を表示するサービスです。zenbackは、なかなかブログの読者が増えず「寂しい」、そして寂しいと思っているブログを「助けたい」、という気持ちをサポートします。「関連リンク」機能で、zenbackユーザー同士を記事の内容でゆるやかに関連付けブログ間を互いに行き来できるようにします。”というセールス・トークに惹かれ導入することにした。
その手順は 1)メール・アドレス登録 2)ブログ・アドレス登録 3)スクリプトコード入手 4) スクリプトコード貼り付け ととにかく簡単なのが嬉しい。“zenbackのスクリプトコードは、ご自身のブログの個別記事のテンプレートか、サイドバーに貼ってください。貼る場所は、<body></body>内であれば、どこでも構いません。”とあったので次の手順で行った。
1)A8ファンブロクの管理画面トップから「スタイルの編集」メニューを押す。
2)「フリースキンの編集」から「1記事」を押す。
3)「1記事編集テンプレートの編集」ウィンドウを最後までスクロールして</body>タグを探す。
4)このタグの直前に”スクリプトコード”を貼り付ける。
5)[プレビュー]ボタンを押し問題なく関連情報が表示されることを確認する。
6)問題なければ[保存]ボタンを押す。間違えた時は[保存されている内容に戻す]ボタンを押してやり直す。
これで関連情報が表示されるようになった。このサービスがどう訪問者数に影響するか期待をして見て行きたい。
2011年10月09日
HI-END SHOW TOKYO 2011 AUTUMNでFOSTEX G1302後継機を聴いてきた
9日(日)はHEST2011秋に行ってきた。11時から18時まで各社のタイムテーブルをチェックして試聴会を梯子した。
1. ナスペック Cambridge Audio
ケンブリッジオーディオの5.1chサラウンドシステムのデモがあった。構成は次の通り。
1)ユニバーサルプレーヤー Azur751BD
2)7.1ch AVアンプ Azur650R[参考出品]
3)サテライトスピーカー Min20
4)サブウーハー X300
ユニバーサルプレーヤーを核に12インチディスクなら何でも再生出来ると言う試聴会でCD2chからBD5.1chまで色々なソフトを聴かせてくれた。海外のAVアンプとは珍しいが元気の良い音でサラウンド感も十分。コンパクトなスピーカーからの音とは思えない迫力があった。魅力的なシステムではあったがピュアオーディオ派のイベントの為残念ながら集客には繋がっていなかった。Azur751BDはOPPO同様動作が速いことと日本語が化けることは確認できた。(苦笑)
2.バラッド 4Way・カーディオイド型アクティブ・モニター ME800K
ME800Kの試聴会に参加した。ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン社(MEG)のアクティブ・モニタースピーカーは試聴する度にこの手の音が好きな人にとっては魅力だろうなあと感心する。内蔵パワーアンプにより繰り出される力強く歯切れの良い低音。ツィーターとミッドユニットをマウントした特殊バッフルをウーハーシステムの前に取り付けて音に悪影響がないのか?という懸念を吹き飛ばす同軸ならではの定位の良さと分解能。坂本龍一のコンサートツアーのPAとしてRL901Kが採用されているという話も納得出来る高性能さだ。デザインが無骨なのもドイツらしいというところか。(笑)
3.quadral AURUM VULKAN VIII
高齢のオーディオ評論家(名前失念)によるペア税込価格210万のスピーカーの紹介があった。再生機器は以下の通り。
1) ラックスマン SACDプレーヤーD-08
2) ラックスマン コントロールアンプC-800f
3) ラックスマン ステレオパワーアンプM-800A
「PCオーディオ何て売るものが無くなったメーカーの商売ネタです。私は手を出しません。」と一刀両断。このショウ参加会社の半分は敵に回したな、という爆弾発言もありなかなか楽しく話を聞かせてもらった。リボントゥイーターとミッドレンジの音の繋がりが気になったものの低音に癖は無くオール・ラクスマン8シリーズの音楽性の高さもあり楽しく聴けた。
4.完実電気 FOSTEX G1302/MG
完実電気でフォステクスG1302(1台税込241,500円)後継機らしいモデルG1302MGが一般初公開ということで試聴出来た。今までの直方体のキャビネットデザインとは異なり台形形になっているのはちょっとした驚きだ。
パワーが入りサイズからは想像出来ない低音も出る。音がイマイチ解れていなかったのは鳴らし不足だったのかもしれない。正式発表が楽しみなモデルだ。
1. ナスペック Cambridge Audio
ケンブリッジオーディオの5.1chサラウンドシステムのデモがあった。構成は次の通り。
1)ユニバーサルプレーヤー Azur751BD
2)7.1ch AVアンプ Azur650R[参考出品]
3)サテライトスピーカー Min20
4)サブウーハー X300
ユニバーサルプレーヤーを核に12インチディスクなら何でも再生出来ると言う試聴会でCD2chからBD5.1chまで色々なソフトを聴かせてくれた。海外のAVアンプとは珍しいが元気の良い音でサラウンド感も十分。コンパクトなスピーカーからの音とは思えない迫力があった。魅力的なシステムではあったがピュアオーディオ派のイベントの為残念ながら集客には繋がっていなかった。Azur751BDはOPPO同様動作が速いことと日本語が化けることは確認できた。(苦笑)
2.バラッド 4Way・カーディオイド型アクティブ・モニター ME800K
ME800Kの試聴会に参加した。ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン社(MEG)のアクティブ・モニタースピーカーは試聴する度にこの手の音が好きな人にとっては魅力だろうなあと感心する。内蔵パワーアンプにより繰り出される力強く歯切れの良い低音。ツィーターとミッドユニットをマウントした特殊バッフルをウーハーシステムの前に取り付けて音に悪影響がないのか?という懸念を吹き飛ばす同軸ならではの定位の良さと分解能。坂本龍一のコンサートツアーのPAとしてRL901Kが採用されているという話も納得出来る高性能さだ。デザインが無骨なのもドイツらしいというところか。(笑)
3.quadral AURUM VULKAN VIII
高齢のオーディオ評論家(名前失念)によるペア税込価格210万のスピーカーの紹介があった。再生機器は以下の通り。
1) ラックスマン SACDプレーヤーD-08
2) ラックスマン コントロールアンプC-800f
3) ラックスマン ステレオパワーアンプM-800A
「PCオーディオ何て売るものが無くなったメーカーの商売ネタです。私は手を出しません。」と一刀両断。このショウ参加会社の半分は敵に回したな、という爆弾発言もありなかなか楽しく話を聞かせてもらった。リボントゥイーターとミッドレンジの音の繋がりが気になったものの低音に癖は無くオール・ラクスマン8シリーズの音楽性の高さもあり楽しく聴けた。
4.完実電気 FOSTEX G1302/MG
完実電気でフォステクスG1302(1台税込241,500円)後継機らしいモデルG1302MGが一般初公開ということで試聴出来た。今までの直方体のキャビネットデザインとは異なり台形形になっているのはちょっとした驚きだ。
パワーが入りサイズからは想像出来ない低音も出る。音がイマイチ解れていなかったのは鳴らし不足だったのかもしれない。正式発表が楽しみなモデルだ。
2011年10月08日
【速報版】CEATEC JAPAN 2011で4K2Kを観てきた
悩んだ結果CEATEC最終日を選択した。HESTは明日の楽しみに取っておこう。
1.パナソニック:二眼3Dデジタルカメラ、4K2K高精細パネルTH-152UX1
3Dデジカメは年末までの発売を予定しているとのこと。富士フィルムのFinePix REAL 3D W3より薄型小型でデザイン的には期待出来そうだ。その分CCDのサイズ等画質に関する仕様が気になる。
ステージでは4K2K高精細パネルTH-152UX1を使いパナソニックの3Dリンクの説明を行っていた。2012年ロンドンオリンピックはパナの機材を使用して3Dで配信される予定とのことだ。このプレゼンテーションも3Dで行われていた。
TH-152UX1は明るい上に3Dの効果は高く非常に高画質。メガネも軽く快適に3Dを楽しめた。この映像を観たら自宅でも3Dを見たくなるだろうと思わせる魅力的なデモだった。
ステージ横には3D VIERA TH-P65VT3も置いてあり152UX1と同じ映像が流れていたがこちらも3Dが明るく高画質。プラズマも進歩していると感じさせるものだった。
2.東芝:グラスレス3D液晶テレビREGZA 55X3
55X3は30台弱がブースのあちらこちらに展示されており余裕で見ることが出来た。業務用4Kカメラで収録された2D映像の美しさはさすがだ。ただし3Dデモを見るには並ぶ必要があった。福山雅治のライヴを3Dで観ることが出来たが裸眼3Dの効果は弱くクロストークも多くて残念な画質だった。超解像度のオン・オフの比較も行っていた。オンになると木々の葉などの解像度が上がる。海では小波が多く見えるようになるが、それがノイズのようだ。効果には映像の得て不得手がありそうだ。
3.ソニー:4K SXRDプロジェクタVPL-VW1000ES
整理券をもらうのに30分並んでデモは15分だった。その内容は以下の通り。
1) デジタル一眼αの4K静止画
2) バイオハザードW[BD] 黒の服の質感をチェック
3) ツーリスト[BD] 肌色と質感をチェック
4) アメイジング・スパイダーマン[デジタルシネマ4Kマスター]
静止画の精細感はさすがに高く、隅々までピントの合っていることからレンズ性能の高さが垣間見られる。だが動画になると4Kアップコンバートは期待していたほどの解像度感は感じられなかった。BDでは画の方ばかり気にしていて字幕の滑らかさまでは気づかなかったこともあるのだが。(苦笑)
明るさ2000ルーメンの副作用か映像信号が無い時の黒(闇)が少し明るいのが気になる。12月下旬発売とのことだから今後の作り込みに期待したい。
4.シャープ: 85型スーパーハイビジョンテレビ
85型スーパーハイビジョンテレビの美しさはさすがの一言。解像度7,680×4,320ドットともなると本当に立体感を感じて3Dは不要と思わせる。
来年も行こうと思わせる充実の展示内容だった。
1.パナソニック:二眼3Dデジタルカメラ、4K2K高精細パネルTH-152UX1
3Dデジカメは年末までの発売を予定しているとのこと。富士フィルムのFinePix REAL 3D W3より薄型小型でデザイン的には期待出来そうだ。その分CCDのサイズ等画質に関する仕様が気になる。
ステージでは4K2K高精細パネルTH-152UX1を使いパナソニックの3Dリンクの説明を行っていた。2012年ロンドンオリンピックはパナの機材を使用して3Dで配信される予定とのことだ。このプレゼンテーションも3Dで行われていた。
TH-152UX1は明るい上に3Dの効果は高く非常に高画質。メガネも軽く快適に3Dを楽しめた。この映像を観たら自宅でも3Dを見たくなるだろうと思わせる魅力的なデモだった。
ステージ横には3D VIERA TH-P65VT3も置いてあり152UX1と同じ映像が流れていたがこちらも3Dが明るく高画質。プラズマも進歩していると感じさせるものだった。
2.東芝:グラスレス3D液晶テレビREGZA 55X3
55X3は30台弱がブースのあちらこちらに展示されており余裕で見ることが出来た。業務用4Kカメラで収録された2D映像の美しさはさすがだ。ただし3Dデモを見るには並ぶ必要があった。福山雅治のライヴを3Dで観ることが出来たが裸眼3Dの効果は弱くクロストークも多くて残念な画質だった。超解像度のオン・オフの比較も行っていた。オンになると木々の葉などの解像度が上がる。海では小波が多く見えるようになるが、それがノイズのようだ。効果には映像の得て不得手がありそうだ。
3.ソニー:4K SXRDプロジェクタVPL-VW1000ES
整理券をもらうのに30分並んでデモは15分だった。その内容は以下の通り。
1) デジタル一眼αの4K静止画
2) バイオハザードW[BD] 黒の服の質感をチェック
3) ツーリスト[BD] 肌色と質感をチェック
4) アメイジング・スパイダーマン[デジタルシネマ4Kマスター]
静止画の精細感はさすがに高く、隅々までピントの合っていることからレンズ性能の高さが垣間見られる。だが動画になると4Kアップコンバートは期待していたほどの解像度感は感じられなかった。BDでは画の方ばかり気にしていて字幕の滑らかさまでは気づかなかったこともあるのだが。(苦笑)
明るさ2000ルーメンの副作用か映像信号が無い時の黒(闇)が少し明るいのが気になる。12月下旬発売とのことだから今後の作り込みに期待したい。
4.シャープ: 85型スーパーハイビジョンテレビ
85型スーパーハイビジョンテレビの美しさはさすがの一言。解像度7,680×4,320ドットともなると本当に立体感を感じて3Dは不要と思わせる。
来年も行こうと思わせる充実の展示内容だった。
2011年10月07日
HI-END SHOW TOKYO 2011 AUTUMNかCEATEC JAPAN 2011か、それが問題だ
明日から3連休、関東では天候にも恵まれるという予報もあり色々と予定を組んでいる人も多いだろう。ちょうどオーディオ・ビジュアル関係のイベントも2つ開催されている。
1)CEATEC JAPAN 2011:10月4日(火)〜8日(土)10:00〜17:00
千葉幕張メッセ 最終日入場無料
2) HI-END SHOW TOKYO 2011 AUTUMN:10月7日(金)〜9日(日)10:00-20:00[最終日18:00]
東京・有楽町東京交通会館 入場無料
CEATECはイマイチ興味がわかず今まで行ったことは無かったのだが、今年は違う。見てみたい製品が目白押しだ。
1) パナソニック:二眼3Dデジタルカメラ
2) 東芝:裸眼3D液晶テレビREGZA 55X3、レグザサーバーDBR-M190、DBR-M180
3) ソニー:4K SXRDプロジェクタVPL-VW1000ES
4) シャープ:60型ICC 4K液晶テレビ、85型スーパーハイビジョンテレビ
4K2Kの高精細映像を観ると立体感を覚えHD3D映像は不要と思える程という話だ。その真偽を自分の目で確認してみたい。今後開催されるイベントでもそうそう見る機会が得られないモデルもありそうだ。
一方ハイエンドショウは7/14(木)と7/15(金)の記事で春をレポートしている通りお馴染みのイベントで欠かさず出かけている。
音元出版の8日のイベントプログラムでは次の3つが楽しめそうだ。
1)13:00〜14:00 注目の真空管アンプ 4ブランドを聴く 炭山アキラ 氏
2)15:00〜16:30 対決! 二大ハイエンド セパレートプレーヤーシステム 石原 俊 氏
3)17:30〜19:00 Net Audio ワークショップ 2 耳タコ名盤をハイレゾで聴こう! 鈴木 裕 氏
二大ハイエンド セパレートプレーヤーと言うとESOTERIC P-02+D-02とAccuphase DP-900+DC-901だろう。この2台を聞き比べられる機会はそうそう無い。是非聴いてみたいものだ。一方真空管アンプの試聴や名盤のCDとHRフォーマットの聴き比べも楽しそうだ。
どうして同じ日に実施するのかなあ。CEATECが9日(日)まで開催していてくれれば問題なかったのに。どちらに行くべきかハムレットの心境で身体が2つ欲しいくらいだ。(笑)。さて私がどう決断したのかは"明日のレポート記事"が答えとなるだろう。
1)CEATEC JAPAN 2011:10月4日(火)〜8日(土)10:00〜17:00
千葉幕張メッセ 最終日入場無料
2) HI-END SHOW TOKYO 2011 AUTUMN:10月7日(金)〜9日(日)10:00-20:00[最終日18:00]
東京・有楽町東京交通会館 入場無料
CEATECはイマイチ興味がわかず今まで行ったことは無かったのだが、今年は違う。見てみたい製品が目白押しだ。
1) パナソニック:二眼3Dデジタルカメラ
2) 東芝:裸眼3D液晶テレビREGZA 55X3、レグザサーバーDBR-M190、DBR-M180
3) ソニー:4K SXRDプロジェクタVPL-VW1000ES
4) シャープ:60型ICC 4K液晶テレビ、85型スーパーハイビジョンテレビ
4K2Kの高精細映像を観ると立体感を覚えHD3D映像は不要と思える程という話だ。その真偽を自分の目で確認してみたい。今後開催されるイベントでもそうそう見る機会が得られないモデルもありそうだ。
一方ハイエンドショウは7/14(木)と7/15(金)の記事で春をレポートしている通りお馴染みのイベントで欠かさず出かけている。
音元出版の8日のイベントプログラムでは次の3つが楽しめそうだ。
1)13:00〜14:00 注目の真空管アンプ 4ブランドを聴く 炭山アキラ 氏
2)15:00〜16:30 対決! 二大ハイエンド セパレートプレーヤーシステム 石原 俊 氏
3)17:30〜19:00 Net Audio ワークショップ 2 耳タコ名盤をハイレゾで聴こう! 鈴木 裕 氏
二大ハイエンド セパレートプレーヤーと言うとESOTERIC P-02+D-02とAccuphase DP-900+DC-901だろう。この2台を聞き比べられる機会はそうそう無い。是非聴いてみたいものだ。一方真空管アンプの試聴や名盤のCDとHRフォーマットの聴き比べも楽しそうだ。
どうして同じ日に実施するのかなあ。CEATECが9日(日)まで開催していてくれれば問題なかったのに。どちらに行くべきかハムレットの心境で身体が2つ欲しいくらいだ。(笑)。さて私がどう決断したのかは"明日のレポート記事"が答えとなるだろう。
2011年10月06日
パイオニアS-7EX+CP-7EX EP.1:購入と音質
S-HE100(1992年6月発売・1本148,000円)をメインで使っていた時はセンタースピーカーとしてパイオニアS-A77VT(2004年11月発売・1本68,250円)を床置きスタンドで設置して使用していた。この構成は音質的に良い組み合わせだったと思っていた。
ステレオ音楽再生強化だけのつもりだったS-1EX-LTDだが“ローレライ”に魅入られて音の渦の中に飲み込まれてしまった私は2ヶ月も経たないうちにセンタースピーカーをS-7EX+CP-7EXに置き換えたくなり始めた。映画の台詞を受け持つセンターの音質の弱さに不満を覚えるようになったのだ。この気持ちに止めを刺したのは『2009年4月1日価格変更のお知らせ』だった。値上がりするなら安い内に買おう!こうして2008年12月にセンタースピーカーのリプレイスと相成った。
S-7EX購入前にネットで色々情報収集を試みたが本当に情報は少ない。Phile-webコミュニティには使用者が何人もいる筈だがレビューはない。S-1EXとは大きな差だ。(苦笑) 他にネットで見掛けたのは和室でS-7EXを2本立ててメインスピーカーとして使用している写真ぐらいだった。ということで購入検討中の人に少しでも役立つ情報を提供出来たらと思いレビューをまとめてみた。
付属品は 1)グリルネット 2)センタースピーカー用ベース 3)スパイク×4 4)保証書 だ。箱を開けて驚かされるのは大きくて重くて立派な作りの”センタースピーカー用ベース”だ。かなりコストが掛かっているように思われる。これはS-7EXを床置きする時に使用するベースなのだがラウンドエンクロージャーに対応してS-7EXを水平に置ける様になっているだけの板だ。CP-7EXと組み合わせて使う場合は不要。本体を固定することも出来ないので、このベースを使えば他社の汎用スピーカースタンドを使えるといったこともない。縦置き様のスタンドにもならない。
実はスピーカースタンドCP-7EXの方が早く届いたので試しにS-A77VTをセットしてみたのだが大幅に音質が向上して驚かされた。床面の音の反射がかなりセンターの音質を劣化させると実感した。そのことを考えてもS-7EXを付属のセンタースピーカー用ベースに乗せて床置きするなんて宝の持ち腐れだ。こんな付属品は除いて値段を下げるべきだと思う。
CP-7EXとの組み合わせの評価となるが肝心の音質はCST(Coherent Source Transducer)同軸スピーカー採用により台詞のリアリティが向上する。もちろんS-1EXと音色は統一され音の位相もバッチリ合い映画が何倍も楽しく観られるようになる。SACDやDVD-Aのマルチチャンネル再生の時にもボーカルを受け持ち大活躍してくれる。S-1EXをメインで使用している人にとってセンターはこれしかないと言える納得の音だ。続きを読む...
ステレオ音楽再生強化だけのつもりだったS-1EX-LTDだが“ローレライ”に魅入られて音の渦の中に飲み込まれてしまった私は2ヶ月も経たないうちにセンタースピーカーをS-7EX+CP-7EXに置き換えたくなり始めた。映画の台詞を受け持つセンターの音質の弱さに不満を覚えるようになったのだ。この気持ちに止めを刺したのは『2009年4月1日価格変更のお知らせ』だった。値上がりするなら安い内に買おう!こうして2008年12月にセンタースピーカーのリプレイスと相成った。
S-7EX購入前にネットで色々情報収集を試みたが本当に情報は少ない。Phile-webコミュニティには使用者が何人もいる筈だがレビューはない。S-1EXとは大きな差だ。(苦笑) 他にネットで見掛けたのは和室でS-7EXを2本立ててメインスピーカーとして使用している写真ぐらいだった。ということで購入検討中の人に少しでも役立つ情報を提供出来たらと思いレビューをまとめてみた。
付属品は 1)グリルネット 2)センタースピーカー用ベース 3)スパイク×4 4)保証書 だ。箱を開けて驚かされるのは大きくて重くて立派な作りの”センタースピーカー用ベース”だ。かなりコストが掛かっているように思われる。これはS-7EXを床置きする時に使用するベースなのだがラウンドエンクロージャーに対応してS-7EXを水平に置ける様になっているだけの板だ。CP-7EXと組み合わせて使う場合は不要。本体を固定することも出来ないので、このベースを使えば他社の汎用スピーカースタンドを使えるといったこともない。縦置き様のスタンドにもならない。
実はスピーカースタンドCP-7EXの方が早く届いたので試しにS-A77VTをセットしてみたのだが大幅に音質が向上して驚かされた。床面の音の反射がかなりセンターの音質を劣化させると実感した。そのことを考えてもS-7EXを付属のセンタースピーカー用ベースに乗せて床置きするなんて宝の持ち腐れだ。こんな付属品は除いて値段を下げるべきだと思う。
CP-7EXとの組み合わせの評価となるが肝心の音質はCST(Coherent Source Transducer)同軸スピーカー採用により台詞のリアリティが向上する。もちろんS-1EXと音色は統一され音の位相もバッチリ合い映画が何倍も楽しく観られるようになる。SACDやDVD-Aのマルチチャンネル再生の時にもボーカルを受け持ち大活躍してくれる。S-1EXをメインで使用している人にとってセンターはこれしかないと言える納得の音だ。続きを読む...
2011年10月05日
パイオニアS-1EX-LTD EP.2:音質
09/20(火)の記事の続きとしてS-1EXの音質について語ろうと思う。
設置後すぐにVSA-AX10(10iアップデート済み)で鳴らしてみた。最初に音を聞いた時にはS-HE100との違いが分からなかった。(冷汗) パイオニアのスピーカーとしてフラットでモニター的な音が脈々と受け継がれてきたからそう聞こえたのだが、「120万と29.6万のスピーカーが同じ!?」と一瞬青くなったのは事実だ。(苦笑)
2曲、3曲と聴いているうちにS-1EXの凄さが分かってきた。SC-LX90に交換してもその考えは変わらなかった。
1)分解能が高い。綺麗に楽器が分離して鳴り響く。
2)定位が良い。歌手と楽器の位置がはっきりと分かる。
3)S/Nが良い。余計な響きが付かず音の余韻が綺麗に消えて行く。
4)CST同軸ドライバーが凄い。ボーカルを生々しく再現してくれる。
価格コムやPhile-webコミュニティに書かれているレビュー1つ1つに同感してしまう恐るべきスピーカーだ。私的にS-HE100との音の違いを料理で表現するとこうなる。
「S-HE100は鍋料理の美味しさかな。料理(音質)は美味しいけど具(楽器)は混在してしまい素材そのものの良さは分からなくなってしまう。」
「S-1EXは懐石料理だ。1品1品の料理(音質)は美味しいし、その器(楽器)も目(耳)を楽しませてくれる。しかもコース料理(音楽)として完成している。」
これでS-1EXの音の素晴らしさを分かってもらえるだろうか?
私はオーディオ・リファレンスCDとして1990年に手に入れた「SONY TECHNO FAIR ANNIVERSARY ALBUM」というゴールドCDを良く聴く。22トラック目に「鳥の楽園〜セイシェル」という浜によせる波と数々の鳥の声を録音したものが収録されている。この時は部屋を暗くして目を瞑って聴いていたがまるで浜辺に立っているようで、途中大波が寄せるその瞬間には反射的に足を上げてしまった。色々なスピーカーで聴いて来たがこんなことは初めてだった。(笑)
このスピーカーで音楽を聴いているとスタジオやライブ会場の雰囲気まで伝わってきて2つのスピーカーユニットから再生される音にここまで情報が刻まれているのかと驚いてしまう。それを再現できるこのスピーカーが凄いのか、それともその音からこれだけの情報を聞き分ける人間の聴覚が凄いのか、とオーディオから大脳生理学的な話まで考えさせられてしまう程だ。(笑)
こうして我が家のS-1EX-LTDにはニックネームが2つ付いた。1つ目は”イタコ”。既に鬼籍に入ってしまったミュージシャンを目の前に呼び寄せてくれるからだ。カレン・カーペンターのボーカルを実に魅力的に聴かせてくれる。
2つ目は“ローレライ”。この音に魅入られるとセンタースピーカーにはS-7EXを、リアスピーカーも同じEXシリーズで揃えたくなってしまう。魔性の音を奏でて人を音の渦の中に飲み込むこのスピーカーにはピッタリの名前だと思う。(爆)
最後にS-1EXの弱点もちゃんと指摘しておこう。
1)グリルネットの骨組みの開口率が低く音質に不利だ。なおS-3EXではユニット前はネットのみと改善されている。
2)グリルネットとパーフェクト・タイムアラインメント・デザインのフロント・キャビネットの間に隙間があり埃が付き易い。こちらもS-3EXではグリルネットがカーブしており隙間が無くなった。
3)フット4本でスパイクの高さ調整が難しい。もっともこのお陰で震度5でも倒れなかったのだから文句は言えない。
09/30(金)の記事に書いた通り、TAD-E1-WNが発表されたことで再びS-1EXが注目されて、そのパフォーマンスの高さが見直されると思っている。果たしてこのまま生産終了となってしまうのだろうか・・・。
設置後すぐにVSA-AX10(10iアップデート済み)で鳴らしてみた。最初に音を聞いた時にはS-HE100との違いが分からなかった。(冷汗) パイオニアのスピーカーとしてフラットでモニター的な音が脈々と受け継がれてきたからそう聞こえたのだが、「120万と29.6万のスピーカーが同じ!?」と一瞬青くなったのは事実だ。(苦笑)
2曲、3曲と聴いているうちにS-1EXの凄さが分かってきた。SC-LX90に交換してもその考えは変わらなかった。
1)分解能が高い。綺麗に楽器が分離して鳴り響く。
2)定位が良い。歌手と楽器の位置がはっきりと分かる。
3)S/Nが良い。余計な響きが付かず音の余韻が綺麗に消えて行く。
4)CST同軸ドライバーが凄い。ボーカルを生々しく再現してくれる。
価格コムやPhile-webコミュニティに書かれているレビュー1つ1つに同感してしまう恐るべきスピーカーだ。私的にS-HE100との音の違いを料理で表現するとこうなる。
「S-HE100は鍋料理の美味しさかな。料理(音質)は美味しいけど具(楽器)は混在してしまい素材そのものの良さは分からなくなってしまう。」
「S-1EXは懐石料理だ。1品1品の料理(音質)は美味しいし、その器(楽器)も目(耳)を楽しませてくれる。しかもコース料理(音楽)として完成している。」
これでS-1EXの音の素晴らしさを分かってもらえるだろうか?
私はオーディオ・リファレンスCDとして1990年に手に入れた「SONY TECHNO FAIR ANNIVERSARY ALBUM」というゴールドCDを良く聴く。22トラック目に「鳥の楽園〜セイシェル」という浜によせる波と数々の鳥の声を録音したものが収録されている。この時は部屋を暗くして目を瞑って聴いていたがまるで浜辺に立っているようで、途中大波が寄せるその瞬間には反射的に足を上げてしまった。色々なスピーカーで聴いて来たがこんなことは初めてだった。(笑)
このスピーカーで音楽を聴いているとスタジオやライブ会場の雰囲気まで伝わってきて2つのスピーカーユニットから再生される音にここまで情報が刻まれているのかと驚いてしまう。それを再現できるこのスピーカーが凄いのか、それともその音からこれだけの情報を聞き分ける人間の聴覚が凄いのか、とオーディオから大脳生理学的な話まで考えさせられてしまう程だ。(笑)
こうして我が家のS-1EX-LTDにはニックネームが2つ付いた。1つ目は”イタコ”。既に鬼籍に入ってしまったミュージシャンを目の前に呼び寄せてくれるからだ。カレン・カーペンターのボーカルを実に魅力的に聴かせてくれる。
2つ目は“ローレライ”。この音に魅入られるとセンタースピーカーにはS-7EXを、リアスピーカーも同じEXシリーズで揃えたくなってしまう。魔性の音を奏でて人を音の渦の中に飲み込むこのスピーカーにはピッタリの名前だと思う。(爆)
最後にS-1EXの弱点もちゃんと指摘しておこう。
1)グリルネットの骨組みの開口率が低く音質に不利だ。なおS-3EXではユニット前はネットのみと改善されている。
2)グリルネットとパーフェクト・タイムアラインメント・デザインのフロント・キャビネットの間に隙間があり埃が付き易い。こちらもS-3EXではグリルネットがカーブしており隙間が無くなった。
3)フット4本でスパイクの高さ調整が難しい。もっともこのお陰で震度5でも倒れなかったのだから文句は言えない。
09/30(金)の記事に書いた通り、TAD-E1-WNが発表されたことで再びS-1EXが注目されて、そのパフォーマンスの高さが見直されると思っている。果たしてこのまま生産終了となってしまうのだろうか・・・。
2011年10月04日
ユニバーサルディスクプレーヤー パイオニアBDP-LX55新発売!
10/04(火)ブルーレイディスクプレーヤーBDP-LX55がパイオニアから正式に発表された。価格は94,000円で11月中旬発売予定だ。07/09(土)の記事に”今はパイオニア・ヨーロッパで発表されたBDP-LX55の詳細が気になる。パイオニア初のSACD対応BDプレーヤーだけに期待している。”と書いたモデルだ。
その仕様は予想の斜め上を行っていた。
1)SACD、DVDオーディオ、FLAC再生可能
2)新たにSACD、DVDオーディオの再生での「PQLS」によるジッターレス伝送に対応
3)高画質IC「QDEO」を採用
4)「つづき見再生」機能を搭載
5)極太電源ケーブルなどの採用
パイオニア・ヨーロッパの記事にSACD対応と書いてあったのを読んだ記憶があるし、既に09/12に発表されているBDP-140もSACD再生に対応しているのでSACD再生は予想通り。それどころかDVDオーディオ、FLAC再生に対応してブルーレイディスクプレーヤーではなくユニバーサルディスクプレーヤーになっている。これはちょっとした驚きだ。
もっともDVD時代にはコストパフォーマンスに優れたユニバーサルディスクプレーヤーを発売しながらブルーレイ時代になったら日本ではデノンに2年の遅れを取り、米国ではOPPOに1年の遅れを取っていた。やっとライバル会社のモデルと戦えるプレーヤーの登場だ。
OPPO BDP-93(99,750円)と比較するとアナログ音声出力が2chのみなのは弱点となるがパイオニアAVアンプのユーザーにとってはPQLSがあるから問題にならないだろう。一方DENON DBP-1611UD(52,500円)はDENON LINK 4th未搭載なのでLX55有利、DBP-4010UD(252,000円)は3D未対応なのでLX55有利という新製品の強みが発揮されている。あとはどの程度動作速度が速くなり操作性が快適になっているかがポイントだろう。
DVD-A1XV - i.LINK -> SC-LX90 と BDP-LX55 – HDMI -> SC-LX85 ではどちらが高音質なのか。リプレースしたら幸せになれるのだろうか?そんなことを考え始めている自分がいる。これから開催されるショウのパイオニア・ブースは見逃せない&聞き逃せなくなりそうだ。
http://pioneer.jp/press/2011/1004-1.html
その仕様は予想の斜め上を行っていた。
1)SACD、DVDオーディオ、FLAC再生可能
2)新たにSACD、DVDオーディオの再生での「PQLS」によるジッターレス伝送に対応
3)高画質IC「QDEO」を採用
4)「つづき見再生」機能を搭載
5)極太電源ケーブルなどの採用
パイオニア・ヨーロッパの記事にSACD対応と書いてあったのを読んだ記憶があるし、既に09/12に発表されているBDP-140もSACD再生に対応しているのでSACD再生は予想通り。それどころかDVDオーディオ、FLAC再生に対応してブルーレイディスクプレーヤーではなくユニバーサルディスクプレーヤーになっている。これはちょっとした驚きだ。
もっともDVD時代にはコストパフォーマンスに優れたユニバーサルディスクプレーヤーを発売しながらブルーレイ時代になったら日本ではデノンに2年の遅れを取り、米国ではOPPOに1年の遅れを取っていた。やっとライバル会社のモデルと戦えるプレーヤーの登場だ。
OPPO BDP-93(99,750円)と比較するとアナログ音声出力が2chのみなのは弱点となるがパイオニアAVアンプのユーザーにとってはPQLSがあるから問題にならないだろう。一方DENON DBP-1611UD(52,500円)はDENON LINK 4th未搭載なのでLX55有利、DBP-4010UD(252,000円)は3D未対応なのでLX55有利という新製品の強みが発揮されている。あとはどの程度動作速度が速くなり操作性が快適になっているかがポイントだろう。
DVD-A1XV - i.LINK -> SC-LX90 と BDP-LX55 – HDMI -> SC-LX85 ではどちらが高音質なのか。リプレースしたら幸せになれるのだろうか?そんなことを考え始めている自分がいる。これから開催されるショウのパイオニア・ブースは見逃せない&聞き逃せなくなりそうだ。
http://pioneer.jp/press/2011/1004-1.html
2011年10月03日
仮面ライダードラゴンナイトって何者?
ディーガの「新番組おまかせ録画」で”アニメ(BS)”を設定していたら見慣れないチャンネルで懐かしいアニメ番組の予約が入るようになった。236chって何だ?とEPGを右にスクロールしていったら放送大学より右側に番組表があり驚いた。
そう10月1日(土)BSデジタルは、WOWOWとスター・チャンネルが3チャンネル編成となり新局が8ch開設して既存の12chと加えて、計24chになったのだ。そんな報道を読んだ記憶はあったものの地上波で盛んにCMを流していたWOWOWとスター・チャンネル以外の新局のことはすっかり忘れていた。
そのうちの一局「BSアニマックス」が236chで開局しており記念で10日間無料放送を実施中だ。その中に「仮面ライダードラゴンナイト」があった。聞いたこと無いライダーの名前に興味を持って録画して観てまた驚いた。
数年前のショウビス・ニュースで戦隊ものは米国でも人気で劇場版パワーレンジャーが製作されたとは聞いていたが仮面ライダーもTV版が製作されていたとは知らなかった。「仮面ライダードラゴンナイト」とは「仮面ライダー龍騎」を米国俳優でリメイクした作品だったのだ。そう知ればタイトルは直訳と納得する。
米国俳優で演じられる仮面ライダーはまるで青春ドラマ風に始まり新鮮で面白い。ウイングナイトに変身するレンは黒尽くめの服装に黒のサングラスとまるで細身のターミネーターの風貌だ。何より私のツボに入ったのは変身する時の台詞だ。
日本語吹き替え版なので流暢な日本語(当たり前だが)を話していたのに変身する時に限って、「キャメン・ライダー」と英語訛の日本語で叫ぶのだ。そして異世界ベンタラへ入りモンスターと戦うのだがその世界は見慣れた日本のある建物が・・・。鏡を通り抜けて一瞬で米国から日本に到着というギャップがまた可笑しい。
CGを使った戦闘シーンは日本版をそのまま流用しているからなのだが異世界に入れるのはライダーとモンスターだけという設定が生きてコスト削減が出来るのだなあと妙に感心したりする。残念なのはオリジナルの製作が2002年ということでCGの解像度が荒く実写とのクオリティの差が大きいことだ。それでも楽しめることは間違いないのであと見られる2話分に期待だ。
ところでTVのリモコンは12chまでしかないのでBSトゥェルビまでしか直接選局が出来ない。1)EPGからの選局 で見ていたが、調べたらこれ以外に 2)チャンネルボタンによる順送り と 3)[3桁入力]ボタンによるch数入力 の3通りがあると知り目から鱗だった。(汗)
そう10月1日(土)BSデジタルは、WOWOWとスター・チャンネルが3チャンネル編成となり新局が8ch開設して既存の12chと加えて、計24chになったのだ。そんな報道を読んだ記憶はあったものの地上波で盛んにCMを流していたWOWOWとスター・チャンネル以外の新局のことはすっかり忘れていた。
そのうちの一局「BSアニマックス」が236chで開局しており記念で10日間無料放送を実施中だ。その中に「仮面ライダードラゴンナイト」があった。聞いたこと無いライダーの名前に興味を持って録画して観てまた驚いた。
数年前のショウビス・ニュースで戦隊ものは米国でも人気で劇場版パワーレンジャーが製作されたとは聞いていたが仮面ライダーもTV版が製作されていたとは知らなかった。「仮面ライダードラゴンナイト」とは「仮面ライダー龍騎」を米国俳優でリメイクした作品だったのだ。そう知ればタイトルは直訳と納得する。
米国俳優で演じられる仮面ライダーはまるで青春ドラマ風に始まり新鮮で面白い。ウイングナイトに変身するレンは黒尽くめの服装に黒のサングラスとまるで細身のターミネーターの風貌だ。何より私のツボに入ったのは変身する時の台詞だ。
日本語吹き替え版なので流暢な日本語(当たり前だが)を話していたのに変身する時に限って、「キャメン・ライダー」と英語訛の日本語で叫ぶのだ。そして異世界ベンタラへ入りモンスターと戦うのだがその世界は見慣れた日本のある建物が・・・。鏡を通り抜けて一瞬で米国から日本に到着というギャップがまた可笑しい。
CGを使った戦闘シーンは日本版をそのまま流用しているからなのだが異世界に入れるのはライダーとモンスターだけという設定が生きてコスト削減が出来るのだなあと妙に感心したりする。残念なのはオリジナルの製作が2002年ということでCGの解像度が荒く実写とのクオリティの差が大きいことだ。それでも楽しめることは間違いないのであと見られる2話分に期待だ。
ところでTVのリモコンは12chまでしかないのでBSトゥェルビまでしか直接選局が出来ない。1)EPGからの選局 で見ていたが、調べたらこれ以外に 2)チャンネルボタンによる順送り と 3)[3桁入力]ボタンによるch数入力 の3通りがあると知り目から鱗だった。(汗)
2011年10月02日
【2009回想版】音展フォステクス・ブースでGX102とGX103を聴いて来た
「オーディオ&ホームシアター展 in AKIBA 2009」(音展)は一昨年の11月13日(金)〜15日(日)で開催された。1年11ヶ月前のことなのでイベント内容の記憶が曖昧な点はあるが10/1(土)の記事に引き続き一昨年のショウの中で強く印象の残ったフォスター電機(株)&フォステクスカンパニー・ブースをレポートしたいと思う。
発表されたばかりのFOSTEX GX102とGX103を聴こうと09/11/14(土)私は富士ソフト アキバプラザ会場5階F5-8フォステクス・ブースに向かった。少し広めの部屋の正面にはFOSTEX GX102、GX103とG2000がセッティングされていた。
これらのスピーカーを鳴らす機器の型番は良くは見えなかったがデザインから以下の通りと推測した。
SA-CD PLAYER:DP-700(税込1,155,000円)
STEREO PREAMPLIFIER:C-2810(税込1,207,500円)
STEREO POWER AMPLIFIER:A-60(税込997,500円)
アキュフェーズのハイエンド製品で固めてスピーカー性能を十二分に発揮させることを目指しているのは分かったが組み合わせるスピーカーとの余りの価格のアンバランスさに笑ってしまった。
GX102(1台税込86,100円)、そしてGX103(1台税込143,850円)を聴き、最後にアクティブ・サブウーハーCW200A(税込44,940円)を追加しての試聴となった。GX102とGX103は価格を考えれば、その値段を感じさせず良く鳴っていると思った。ハイエンドモデルはここまでスピーカーの実力を引き出せるものだとアンプの方に感心してしまうくらいだった。(笑)
しかし暫く聴いていると不満が出てきた。分解能が悪い。音が解れず団子状態になっている。定位も甘い。残念ながらこういった点ではコストの差が出てしまう。皮肉なことにいくらプレーヤーやアンプにお金を掛けても音の出口のスピーカー性能以上の音質は出せないという証明になってしまった。ある意味で勉強になった組み合わせだ。
このままG2000(1台税込630,000円)の出番はないのかと残念に思っていたら最後に1曲フィンランディアを掛けてくれた。大型フロアスピーカーのスケールのある音に解像度の高さと定位の良さ。さすがS-1EXのライバルモデルだけあると感心した。やはりハイエンド機器にはこのクラスのスピーカーを使いたいと思わせる説得力のある音だった。もっと聴いていたいと思ったがこれで時間切れ終了となった。
さて今年のフォステクスは「音展2011」ではアクティブスピーカーやヘッドホンなどを展示するとのことだ。「2011東京インターナショナルオーディオショウ」では何を聴かせてくれるのだろうか。楽しみだ。続きを読む...
発表されたばかりのFOSTEX GX102とGX103を聴こうと09/11/14(土)私は富士ソフト アキバプラザ会場5階F5-8フォステクス・ブースに向かった。少し広めの部屋の正面にはFOSTEX GX102、GX103とG2000がセッティングされていた。
これらのスピーカーを鳴らす機器の型番は良くは見えなかったがデザインから以下の通りと推測した。
SA-CD PLAYER:DP-700(税込1,155,000円)
STEREO PREAMPLIFIER:C-2810(税込1,207,500円)
STEREO POWER AMPLIFIER:A-60(税込997,500円)
アキュフェーズのハイエンド製品で固めてスピーカー性能を十二分に発揮させることを目指しているのは分かったが組み合わせるスピーカーとの余りの価格のアンバランスさに笑ってしまった。
GX102(1台税込86,100円)、そしてGX103(1台税込143,850円)を聴き、最後にアクティブ・サブウーハーCW200A(税込44,940円)を追加しての試聴となった。GX102とGX103は価格を考えれば、その値段を感じさせず良く鳴っていると思った。ハイエンドモデルはここまでスピーカーの実力を引き出せるものだとアンプの方に感心してしまうくらいだった。(笑)
しかし暫く聴いていると不満が出てきた。分解能が悪い。音が解れず団子状態になっている。定位も甘い。残念ながらこういった点ではコストの差が出てしまう。皮肉なことにいくらプレーヤーやアンプにお金を掛けても音の出口のスピーカー性能以上の音質は出せないという証明になってしまった。ある意味で勉強になった組み合わせだ。
このままG2000(1台税込630,000円)の出番はないのかと残念に思っていたら最後に1曲フィンランディアを掛けてくれた。大型フロアスピーカーのスケールのある音に解像度の高さと定位の良さ。さすがS-1EXのライバルモデルだけあると感心した。やはりハイエンド機器にはこのクラスのスピーカーを使いたいと思わせる説得力のある音だった。もっと聴いていたいと思ったがこれで時間切れ終了となった。
さて今年のフォステクスは「音展2011」ではアクティブスピーカーやヘッドホンなどを展示するとのことだ。「2011東京インターナショナルオーディオショウ」では何を聴かせてくれるのだろうか。楽しみだ。続きを読む...