その仕様は予想の斜め上を行っていた。
1)SACD、DVDオーディオ、FLAC再生可能
2)新たにSACD、DVDオーディオの再生での「PQLS」によるジッターレス伝送に対応
3)高画質IC「QDEO」を採用
4)「つづき見再生」機能を搭載
5)極太電源ケーブルなどの採用
パイオニア・ヨーロッパの記事にSACD対応と書いてあったのを読んだ記憶があるし、既に09/12に発表されているBDP-140もSACD再生に対応しているのでSACD再生は予想通り。それどころかDVDオーディオ、FLAC再生に対応してブルーレイディスクプレーヤーではなくユニバーサルディスクプレーヤーになっている。これはちょっとした驚きだ。
もっともDVD時代にはコストパフォーマンスに優れたユニバーサルディスクプレーヤーを発売しながらブルーレイ時代になったら日本ではデノンに2年の遅れを取り、米国ではOPPOに1年の遅れを取っていた。やっとライバル会社のモデルと戦えるプレーヤーの登場だ。
OPPO BDP-93(99,750円)と比較するとアナログ音声出力が2chのみなのは弱点となるがパイオニアAVアンプのユーザーにとってはPQLSがあるから問題にならないだろう。一方DENON DBP-1611UD(52,500円)はDENON LINK 4th未搭載なのでLX55有利、DBP-4010UD(252,000円)は3D未対応なのでLX55有利という新製品の強みが発揮されている。あとはどの程度動作速度が速くなり操作性が快適になっているかがポイントだろう。
DVD-A1XV - i.LINK -> SC-LX90 と BDP-LX55 – HDMI -> SC-LX85 ではどちらが高音質なのか。リプレースしたら幸せになれるのだろうか?そんなことを考え始めている自分がいる。これから開催されるショウのパイオニア・ブースは見逃せない&聞き逃せなくなりそうだ。
http://pioneer.jp/press/2011/1004-1.html
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