5.完実電気Cルーム アナログ、CD、ハイレゾ比較試聴
スピーカーにはモニターオーディオGX300/PBを使用。
ダイアナ・クラールのアルバムLove ScenesのLP,CD,HR音源を1曲目から同時に再生して随時切り替えて比較試聴をするというデモがあった。大音量で再生中に切り替えてノイズでも入ればツィーターでも飛ばしかねないと見ているほうが冷や冷やする試聴会だったが終了後その種明かしがあった。フォノ・イコライザーはどのスイッチを切り替えてもノイズは入らないとのこと。またプリアンプもセレクタを切り替えてもノイズ・レスと言う。
さて3種類の音源の違いは次の様に聴こえた。
LP:中低音が厚く力強い。
CD:スッキリと音が整理されており見通しが良い。
HR:情報量が増えて空気感が感じられるようになる。
それぞれ音源の個性が出て面白い試聴会だった。意外とCDの音を好む人がいそうな高度な音の違いだった。
Monitor Audio GX300は今回じっくりと2chで聴くことが出来たがやはり良いスピーカーだと思う。価格帯が違う分FOSTEX G1302/MGに比べ分解能は上を行き音離れも良かった。仕上げも美しいし購入した時の満足度は高そうだ。
説明員の話ではモニターオーディオのスピーカーを扱い始めて10年経過したが当初と比べて3,000%売り上げ本数が増えたと言っていた。製品構成が金銀銅と3ライン持っていること、ユニット素材を統一して音色を合わせていること等がこの成長を支えていると力説していた。
時間帯を逃して同じくMonitor Audio PL300/EBを聴けなかったのは残念だった。
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