1. KLIMAX DSM 11月販売予定 定価2,400,000円(税別)
2. AKURATE DSM 年内発売予定 定価850,000円(税別)
3. MAJIK DSM 発売中[MAJIK DS-Iを名称変更] 定価450,000円(税別)
DSMシリーズの共通の特徴はDS機能とプリアンプ回路搭載となる。
KLIMAX DSMの特徴は” KLIMAX DS、KLIMAX KONTROL に準ずるサーキット”搭載
AKURATE DSMの特徴は”充実した入出力端子、ヘッドフォンミニジャック出力”搭載
MAJIK DSMの特徴は”チャクラテクノロジー回路内蔵パワーアンプ100W(4Ω)x2”(入出力端子その他、モデル名以外の変更は一切なし)
となる。
LINNがHDMI端子搭載モデルを発売するということでAVプリアンプ発売か!?と興味深くプレスリリースと記事を読んだが単に入出力端子としてHDMIを付けただけで2chステレオ専用と言うことは変わらずちょっとガッカリした。(苦笑) HDMI出力(パススルー)1系統とあるので映像信号はそのまま通すようだ。
HDMIで繋ぐ機器はブルーレイレコーダー、Apple TV、プレステ3を想定しているようだがアナログマルチチャンネル出力端子が無いのでサラウンドには対応出来ない。(難しい)これなら日本製のAVアンプを買った方がスピーカーを増やすだけでサラウンドにも対応出来るので満足度が高そうだ。MAJIK DSMの様にパワーアンプを内蔵してくれればDSオール・イン・ワン・システムとして完結しているのでコンセプトが分かり易い。BDレコーダーやPS3を持っている人がずーっと2chのままで満足していられるのだろうか?私的にどう使うべきモデルなのかイメージしにくい。
一方リンのソフトウェアは使い勝手が良いと聞くが新機能として次の2点が強化予定とのことだ。
1) iTunesとの親和性を獲得
2) PC で楽しんでいるストリーミング・サービスをDSM で楽しむ
これらの機能が実装されてからがDSMの本当の評価が定まりそうだ。
最後にラインナップを見て気になった点は2点。
1)MAJIK DSMは来年早々にHDMI端子搭載モデルが出そうな予感がする。
2)AKURATE DSMはDS+プリ機能に端子数を考えると85万は安いと思えるが旧AKURATE DSと同じく筐体はMAJIKクラスに見える。
HDMIは映像信号と一緒に音声信号を送るためジッター成分が多く音が悪いものだった。音質改善の為日本のメーカーは色々と回路や接続方法の工夫を積み重ねてきたがリンはどの様な手法を取ったのだろうか。その点が気になるがプレスリリースからでは分からない。11/03(木・祝)から開催される「2011東京インターナショナルオーディオショウ」で試聴できるだろう。楽しみだ。
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