1.パナソニック:二眼3Dデジタルカメラ、4K2K高精細パネルTH-152UX1
3Dデジカメは年末までの発売を予定しているとのこと。富士フィルムのFinePix REAL 3D W3より薄型小型でデザイン的には期待出来そうだ。その分CCDのサイズ等画質に関する仕様が気になる。
ステージでは4K2K高精細パネルTH-152UX1を使いパナソニックの3Dリンクの説明を行っていた。2012年ロンドンオリンピックはパナの機材を使用して3Dで配信される予定とのことだ。このプレゼンテーションも3Dで行われていた。
TH-152UX1は明るい上に3Dの効果は高く非常に高画質。メガネも軽く快適に3Dを楽しめた。この映像を観たら自宅でも3Dを見たくなるだろうと思わせる魅力的なデモだった。
ステージ横には3D VIERA TH-P65VT3も置いてあり152UX1と同じ映像が流れていたがこちらも3Dが明るく高画質。プラズマも進歩していると感じさせるものだった。
2.東芝:グラスレス3D液晶テレビREGZA 55X3
55X3は30台弱がブースのあちらこちらに展示されており余裕で見ることが出来た。業務用4Kカメラで収録された2D映像の美しさはさすがだ。ただし3Dデモを見るには並ぶ必要があった。福山雅治のライヴを3Dで観ることが出来たが裸眼3Dの効果は弱くクロストークも多くて残念な画質だった。超解像度のオン・オフの比較も行っていた。オンになると木々の葉などの解像度が上がる。海では小波が多く見えるようになるが、それがノイズのようだ。効果には映像の得て不得手がありそうだ。
3.ソニー:4K SXRDプロジェクタVPL-VW1000ES
整理券をもらうのに30分並んでデモは15分だった。その内容は以下の通り。
1) デジタル一眼αの4K静止画
2) バイオハザードW[BD] 黒の服の質感をチェック
3) ツーリスト[BD] 肌色と質感をチェック
4) アメイジング・スパイダーマン[デジタルシネマ4Kマスター]
静止画の精細感はさすがに高く、隅々までピントの合っていることからレンズ性能の高さが垣間見られる。だが動画になると4Kアップコンバートは期待していたほどの解像度感は感じられなかった。BDでは画の方ばかり気にしていて字幕の滑らかさまでは気づかなかったこともあるのだが。(苦笑)
明るさ2000ルーメンの副作用か映像信号が無い時の黒(闇)が少し明るいのが気になる。12月下旬発売とのことだから今後の作り込みに期待したい。
4.シャープ: 85型スーパーハイビジョンテレビ
85型スーパーハイビジョンテレビの美しさはさすがの一言。解像度7,680×4,320ドットともなると本当に立体感を感じて3Dは不要と思わせる。
来年も行こうと思わせる充実の展示内容だった。
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