1. ナスペック Cambridge Audio
ケンブリッジオーディオの5.1chサラウンドシステムのデモがあった。構成は次の通り。
1)ユニバーサルプレーヤー Azur751BD
2)7.1ch AVアンプ Azur650R[参考出品]
3)サテライトスピーカー Min20
4)サブウーハー X300
ユニバーサルプレーヤーを核に12インチディスクなら何でも再生出来ると言う試聴会でCD2chからBD5.1chまで色々なソフトを聴かせてくれた。海外のAVアンプとは珍しいが元気の良い音でサラウンド感も十分。コンパクトなスピーカーからの音とは思えない迫力があった。魅力的なシステムではあったがピュアオーディオ派のイベントの為残念ながら集客には繋がっていなかった。Azur751BDはOPPO同様動作が速いことと日本語が化けることは確認できた。(苦笑)
2.バラッド 4Way・カーディオイド型アクティブ・モニター ME800K
ME800Kの試聴会に参加した。ムジーク・エレクトロニク・ガイザイン社(MEG)のアクティブ・モニタースピーカーは試聴する度にこの手の音が好きな人にとっては魅力だろうなあと感心する。内蔵パワーアンプにより繰り出される力強く歯切れの良い低音。ツィーターとミッドユニットをマウントした特殊バッフルをウーハーシステムの前に取り付けて音に悪影響がないのか?という懸念を吹き飛ばす同軸ならではの定位の良さと分解能。坂本龍一のコンサートツアーのPAとしてRL901Kが採用されているという話も納得出来る高性能さだ。デザインが無骨なのもドイツらしいというところか。(笑)
3.quadral AURUM VULKAN VIII
高齢のオーディオ評論家(名前失念)によるペア税込価格210万のスピーカーの紹介があった。再生機器は以下の通り。
1) ラックスマン SACDプレーヤーD-08
2) ラックスマン コントロールアンプC-800f
3) ラックスマン ステレオパワーアンプM-800A
「PCオーディオ何て売るものが無くなったメーカーの商売ネタです。私は手を出しません。」と一刀両断。このショウ参加会社の半分は敵に回したな、という爆弾発言もありなかなか楽しく話を聞かせてもらった。リボントゥイーターとミッドレンジの音の繋がりが気になったものの低音に癖は無くオール・ラクスマン8シリーズの音楽性の高さもあり楽しく聴けた。
4.完実電気 FOSTEX G1302/MG
完実電気でフォステクスG1302(1台税込241,500円)後継機らしいモデルG1302MGが一般初公開ということで試聴出来た。今までの直方体のキャビネットデザインとは異なり台形形になっているのはちょっとした驚きだ。
パワーが入りサイズからは想像出来ない低音も出る。音がイマイチ解れていなかったのは鳴らし不足だったのかもしれない。正式発表が楽しみなモデルだ。
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