22/10/22(土)は大宮ソニックシティで開催された『第10回アニ玉祭』へ行ってきた。展示物が少なく物足りなかったので「聖地サミット」には大いに期待して臨んだ。
16:00〜16:45 アニメ・マンガの聖地サミット −第1部− ゲスト:喜多川海夢役の直田姫奈さん
出演は司会:柿崎俊道、北海道大学教授:山村高淑、直田姫奈さんの3名だ。
教授が「その着せ替え人形は恋をする」の熱心なファンで配信ラジオ「その着せ替え人形はラジオをする」からYouTube連動企画「その主人公声優は服を縫う」までしっかり見て作品を推しているのが熱かった。トークショウの内容はだいたい以下の通り。
Q:声優になった経緯は? -> A:『銀魂』の大ファンで銀さんに会いたくて声優になろうと決心して保育士を続けながら毎週土曜に養成所に通った。22歳までにデビュー出来なければ諦めて実家に帰ると自分で決めていたが、22歳の冬に『消滅都市2』の仕事が決まった。教授から洞爺湖の木刀をお土産としてもらったのでテンションが上がっている。
Q:声優を志したきっかけは? -> A:小学5年生までマンガを読んだことがなかった。女友達に格好良いからと『ブリーチ』を勧められしぶしぶ読んだら世の中にこんなに面白い物があるのだと夢中になってしまった。これ以降ジャンプ作品にどっぷりはまってしまった。
Q:海夢役に決まった経緯は? -> A:着せ恋のオーディションを受けるにあたって原作を読み自分なら海夢役だろうと思い臨んだ。ギャルの役作りをして当日臨んだが緊張してしまった。音響監督さんに「学生の時渋谷に住んでいたの?」言われ「いえ、田舎です」と答えたが今思うと私をリラックスさせようと声を掛けてくれたのだと思う。忘れた頃マネージャーから役が決まったと伝えられた。
Q:アフレコの裏話を教えて下さい。 -> A:声優の皆さんは演じるキャラに似ているようで音響監督に演技指導を受けている時の反応がそのキャラそのものになる。石毛くんは「はい、はい」と真面目に聞いているのを見ると五条君そのものだ。私はギャルっぽくあっけらかんと返答してしまう。
Q: 海夢と新菜の関係の進展が胸キュンものだったが。 -> A:私と五条新菜役の石毛翔弥くんは人見知りで収録開始時は無言で会話がなく台本を何度も読み直し飽きて閉じることを繰り返していたが、収録話数が進み海夢と五条くんが親しくなるのと同じく会話が増え、最後には収録開始まで話が途切れないほどになったのが演技にも出ていると思う。
Q:海夢を演じるうえで心がけたことは? -> A: 海夢はギャルだけとピュアなのでその純粋さが感じられるよう演じた。
Q:「その主人公声優は服を縫う」は最後まで視聴すると感動しますが裏話はありますか? -> A:最初は服を縫うと軽く聞いていた。石毛くんは毎週アフレコ収録後にコスプレ衣装製作収録に拉致されるので私は「いってらっしゃい」と見送っていた。回数を重ねるうちに石毛くんは専門用語を使うようになり私は「は?」となってしまった。服完成後の石毛くんは寂しそうにしていたが、2期製作が発表され「また服作るのかな」と心なし楽しみにしている様だ。
Q:2期制作が発表されたので『TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」続編制作決定PV』を観ましたが最後の海夢の台詞にときめきますね。 -> A:収録時にはまだ2期制作が決まったとは聞かされていなかったので続編が出来たらいいなあと思いながら「またね」と言った記憶がある。
参考:(令和4年9月30日記者発表)アニメ「その着せ替え人形(ビスク・ドール)は恋をする」とのコラボレーションが決定しました!
https://www.city.saitama.jp/006/014/008/003/011/006/p092230.html
最後に22/11/26(土)27(日)11:00〜18:00「さいたま市岩槻の人形 × その着せ替え人形は恋をする Special Collaboration in KITTE」開催が告知された。会場は東京駅丸の内南口徒歩1分のKITTE B1F東京シティアイパフォーマンスゾーンで入場無料だ。
「国立科学博物館 特別展 毒」とか「展覧会 岡本太郎」「東京国立博物館の秋の庭園」といったイベントと絡めて見に行けないか検討してみよう。